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2011.08.10

シドニー・ハーバー・ブリッジを歩いて渡る

コアラのなる木の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 日本では、暑い毎日が続いているようですね。こちらは、半袖で過ごすにはあまりにも寒過ぎるので、とうとうセーターを買いました。おかげでとても暖かく過ごせるようになりました。

 シドニー滞在四日目の今日は、ルナ・パークという遊園地に向かうべく、ホテル近くのバス停から、無料バスの555 Sydney CBD Free Shuttle Busに乗って、Wynyard駅まで出た。そこからシドニー・ハーバー・ブリッジを列車で渡り、ルナ・パークの最寄駅であるMilsons Point駅まで出た。コアラ・パーク・サンクチュアリが緩い動物園であると書いたばかりだが、ルナ・パークもまた、緩い遊園地らしい。

 Milsons Point駅からルナ・パークまでは、徒歩数分程度だった。坂道を下り、階段を下りて入口までやって来たものの、何となく様子がおかしい。活気がないのである。入口に掲げられている看板を見て、私たちはようやく気が付いた。何と、毎週火曜日から木曜日までは休園日だったのである。せっかく足を運んだ日が休園日だったなんて、下調べもせずにやって来た私たちが悪いのだ。私たちはがっくりと肩を落としながら、Milsons Point駅までの道をのろのろと歩いて戻った。Milsons Point駅の周辺には広い芝生があり、鳩などの野生の鳥たちがくつろいでいた。また、大きな木の下にはベンチもあったので、私はベンチに腰掛けてみたり、芝生に寝転がったりして、鳩たちと同様に、シドニーの空気を楽しんだ。

 ガンモは、ルナ・パークで緩い遊園地を楽しんだあと、シドニー・ハーバー・ブリッジを歩いて渡る計画を立てていたようだ。あいにく、ルナ・パークが休園日だったので、私たちは芝生で少し休んだあと、シドニー・ハーバー・ブリッジへの階段を昇った。階段には、BRIDGE STAIRSと書かれていた。

 階段を昇ってみると、シドニー・ハーバー・ブリッジは、歩行者と自動車、鉄道、そして自転車が同時に利用できる総合的な橋であることがわかった。歩行者は歩道を、自動車は車道を、鉄道は線路を、自転車は自転車道をそれぞれ利用していた。

 ガンモはガイドブックの情報から、
「(シドニー・ハーバー・ブリッジから見下ろす)景色がいいらしいよ」
と言ったのだが、高所恐怖症の私には、景色の美しさを堪能する余裕はなかった。それでも、自分の足の下が見えて足がすくんでしまうような作りではなく、橋の側面に少し粗めの網目が付いているだけなので、見下ろさなければ恐怖を感じなくて済む。そこで私は、できるだけ歩道の真ん中に立ち、下を見下ろさないようにして歩いた。

 オペラハウス周辺を散策したときにも感じたことなのだが、どういうわけかシドニーには、走る人が多い。平日の昼間だというのに、一体どうしてそのような時間が取れるのか不思議でたまらない。お昼休みとは言え、食後すぐに走るとは考えにくいし、わざわざ走るための格好を整えて走っているので、休憩時間中ではなさそうである。それとも、勤務時間中にマラソンの時間が設けられていたりするのだろうか。あるいは、シドニーは有給の消化率が高く、有給休暇を取得してわざわざ走っているのだろうか。

 他にも驚いたことがあった。私たちの歩いている歩道よりも更に上にある、橋が弧を描いている部分を、命綱を着けて歩いていた人たちがいたのである。そういうツアーがあることはガンモから聞いていたが、まさしくそのツアーに参加している人たちに遭遇したのだ。確かにその人たちは、きちんと規定の服に着替えをして、命綱を着けてシドニー・ハーバー・ブリッジを登っていた。彼らの場合、「登っていた」という表現が正しいのだが、残念ながら、ご紹介した写真では少々わかりにくいかもしれない。今回、私たちが歩いたのは、コンクリートやアスファルトで作られている平面の部分である。歩行者も、自動車も、鉄道も、自転車も、平面の部分を移動している。しかし、命綱を着けてツアーに参加している人たちは、その更に上にある、橋が弧を描いているてっぺんの部分まで登って移動しているのである。私たちが歩いている場所から見上げただけでも、ひどく急な階段を登っていたので、おそらくかなり覚悟の必要なツアーだろうと思う。ガンモの職場に、実際にそのツアーに参加した人がいるのだが、その方曰く、ツアーに参加しているうちに連帯感が出来上がって来るのだそうだ。

 こうして私たちは、およそ一時間掛けてシドニー・ハーバー・ブリッジを歩いた。私の歩くスピードがひどくのろいので、他の人ならばもっと早く歩けるはずである。不思議なことに、かなり歩いたはずなのに、ほとんど疲れは出なかった。

 私たちは昼食をとって元気を取り戻すと、次なる目的地へと向かったのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、シドニー・ハーバーブリッジを歩いて渡るをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 生理が落ち着いて来たからでしょうか。それとも、シドニーの気温に身体が慣れたからでしょうか。ずいぶんと身体が楽になりました。帰国してからゆっくりと書かせていただきますが、このあとも身体を動かして、一日中、活動していたにもかかわらず、ほとんど疲れは出ませんでした。

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