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2011.07.04

映画『悪魔を見た』

城崎温泉で念願のカニ三昧(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。東海道新幹線で赤と黒のまだらの蛇が捕獲されたというニュースを読みました。座席にいたところを車掌さんが発見されたそうですが、蛇が座席指定券を持っていたら怖いですよね。(苦笑)中米・ホンジュラス原産の蛇だそうですので、おそらく乗客の誰かがペットショップなどで購入した蛇を新幹線で運んでいる最中に逃げ出してしまったのではないでしょうか。これは驚きの事件ですね。(苦笑)

 本作を鑑賞したのは、二月二十六日のことである。最初から、どんな作品であるのかを予習してから鑑賞に臨んだのだが、そんな予習をはるかに越えてしまっていた。もう、とにかく凄いのだ。そこで繰り広げられている、婚約者を殺されて復讐に燃える男と、血も涙もない猟奇的連続殺人鬼とのギリギリの戦いに、一体どちらが悪魔なのか、もはや区別がつかなくなってしまっていた。良くもまあ、このような作品を世の中に送り出すことができたものだと感心してしまう。韓国の人たちは、キムチを食べているからこんなに熱いのだろうか。それとも、焼肉を食べているからなのだろうか。ここまでしぶとくも残酷な作品を、私はこれまで観たことがない。

 実際に鑑賞するまでは、イ・ビョンホン主演の作品なので、どこかにちょっとした甘さが残っているのではないかとも思っていた。しかし、そんな予想は見事に裏切られた。ひょっとすると、イ・ビョンホンの熱烈なファンの方が本作を鑑賞された場合、途中で気持ちが悪くなって退場してしまうかもしれない。それくらい気合の入った作品である。

 イ・ビョンホンと対抗するのは、チェ・ミンシクである。今回、彼が演じているのは、血も涙もない猟奇的連続殺人鬼である。彼は確か、映画『ハッピーエンド』で妻に浮気される哀れな夫役を演じたり、映画『親切なクムジャさん』では、クムジャさんの復讐の対象となったペク先生を演じていた。映画『親切なクムジャさん』を鑑賞したときは、ここに描かれている連携プレイの復讐劇が、私の鑑賞した最も残酷な復讐劇だと思っていたのだが、本作は一人で下す直接的な残酷さという意味においては、映画『親切なクムジャさん』の残酷さを上回る作品なのではないかと思う。このように、韓国では、他の国々よりも、復讐劇が多く製作されているのかもしれない。

 イ・ビョンホンが演じているのは、婚約者を惨殺された国家情報院捜査官スヒョンである。スヒョンは、婚約者を殺した犯人を自分で探し出し、復讐しようと、休暇を取り、チェ・ミンシク演じる猟奇的連続殺人鬼ギョンチョルの住みかを突き止める。スヒョンはギョンチョルと常に張り合うくらい強く、それでいて、ギョンチョルを簡単には殺さない。ギョンチョルをギリギリのところでいつまでも生かしているところが、スヒョンの復讐に繋がっているのだ。

 ギョンチョルもギョンチョルで、スヒョンに激しく痛めつけられているというのに、その度に復活し、猟奇的殺人を繰り返す。スヒョンを駆り立てているものは婚約者を惨殺された復讐心だろうが、ギョンチョルを駆り立てているものは一体何なのだろう。愛のために残酷な悪魔になろうとするスヒョンに対し、ギョンチョルは自らの快楽のために悪魔になり、猟奇的殺人を繰り返す。スクリーンを通して、残虐な行為そのものは同じように映って見えても、二人の行為の前にある動機はまったく異なっている。本作を鑑賞する上で、そのことに注目しなければならないだろう。おそらく本作には、そうした皮肉も含まれているのではないだろうか。

 愛のために復讐を企てたスヒョンだからこそ、ラストの計画へと結び付いて行くように思う。ラストで彼が企てた計画は、彼が愛を知った人であるからこそ思いついた究極的な復讐方法なのだ。そこには、愛を知った者の何とも表現しがたい悲しみが漂っている。スヒョンとしても、愛を知った者して、この方法だけは実践したくなかったのではないだろうか。だから、最後の最後までその究極的な方法を実践せずにいたように思うのだ。

 目の前で起こっている出来事が例え同じように残酷なものであったとしても、それは愛を知った者によるやむにやまれぬ行為なのか、愛を知らずに自らの快楽のために行っているだけの行為なのかをしっかりと見極める必要があるように思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 鑑賞中、「これは忘れられない!」というシーンがありました。お食事中の方には大変申し訳ないシーンであります。(苦笑)スヒョンはギョンチョルの行動を監視するために、ギョンチョルにGPSカプセルを飲み込ませるのですね。そのことに気付いたギョンチョルがトイレで・・・・・・。ああ、これ以上は書きたくありませんが、そのリアルな映像に思わず目を背けながらも、この映画はとにかくただものではないと感じていました。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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