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2011.07.07

映画『毎日かあさん』

城崎温泉で念願のカニ三昧(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 九州電力の「やらせメール」問題で、九州電力の社長が責任を取って、退任するかどうかを判断しようとしていますね。ううむ、何故、いつもこういうことになると、トップが退任しようとするのでしょうか。私にはそれが理解できません。「責任を取って退任する」ではなく、「責任を取って立て直す」のほうがずっとポジティブじゃないでしょうか。そういう視点からすると、管総理は今、とても良く頑張っていると思うのですが、相変わらず周りからの評価が良くないのは、人の話にちゃんと耳を傾けていないからなのかもしれません。それに対し、枝野官房長官の人気が高いのは、きっと福耳のせいもあるかと思いますが、やはりご自身の主張と人の話に耳を傾けることのバランスが取れている方だからだと思います。

 本作を鑑賞したのは、二月二十七日のことである。ガンモと一緒に鑑賞しようと思い、派遣会社の福利厚生サービスを利用して早々と格安の前売券を購入していたのだが、ガンモと私のスケジュールと映画の上映スケジュールがなかなか合わず、結局のところ、尼崎駅前にある映画館まで出掛けて行く羽目になってしまった。というのも、本作ともう一つ、別の作品を同じ日に同じ映画館で鑑賞したいと思っていたからだ。しかし、もう一つの作品が公開日からかなり日数が経過してしまっていたため、二つの作品を上映している映画館を探すのに四苦八苦してしまったのだ。そして、それらの条件を満たしてくれる映画館が、尼崎駅前にある映画館だったというわけである。

 私は既に映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう』を鑑賞していたので、本作のストーリーについてもだいたい予測がついていた。そう、映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう』も本作も、漫画家の西原理恵子さんとかつての夫だった元戦場カメラマンの鴨志田穣さんとの奇妙な夫婦愛を描いた作品なのである。映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう』が鴨志田さん目線の作品ならば、本作は西原さん目線の作品と言われている。

 どちらの作品を鑑賞しても、西原さんと鴨志田さんは、世間の型にはまらないご夫婦だったと言える。簡単に言えば、鴨志田さんがアルコール依存症であったために西原さんとの夫婦関係がうまく行かず、離婚することになる。しかし、離婚して別々に暮らし始めてもなお、二人の縁は切れることなく、再び家族として一緒に暮らし始めることになる。しかし、その間に、鴨志田さんの身体の中では、アルコール依存症のほかにも別の深刻な病気が進行していた。

 映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう』が鴨志田さん目線で描かれているためか、彼がどのような理由からアルコール依存症になってしまったのかがとても分かり易い。しかし、本作だけを鑑賞した人には、ひょっとすると鴨志田さんが単なる飲んだくれに映って見えてしまうかもしれない。私は、実際はそうではないことを知っている。鴨志田さんは戦場でたくさんの悲惨なシーンを目の当たりにしてしまったために、目に焼きついて離れなくなってしまったそれらの残酷なシーンを何とかして忘れようとするために、酒浸りになってしまったのではないだろうか。いわば、鴨志田さんのアルコール依存症は、戦場カメラマンとしての一種の職業病だったとも言えるのではないだろうか。それは、鴨志田さんが戦場で写真を撮っていたときに、「開かれていた」証でもあると思う。鴨志田さんの、その開かれいた部分から、いろいろなものが次から次へと入って来てしまい、鴨志田さんはお酒を飲まずにはいられなくなってしまったのではないかと推測する。反対に、鴨志田さんが「閉じた」カメラマンならば、戦場に赴いても受け取るものは少なくて、アルコール依存症になることもなかったのかもしれない。

 本作で注目すべきは、何と言ってもキャスティングだろう。西原さんを演じているのがキョンキョンで、鴨志田さんを演じているのが、かつてキョンキョンと実際に夫婦だった永瀬正敏くんなのである。私は、本作のポスターを公開前に映画館で目にしたとき、お二人が夫婦の役を演じることに驚き、立ち止まってポスターに見入ったものだ。しかも、私の記憶違いでなければ、永瀬くんはM型ライカを使いこなすかなりの写真好きではなかっただろうか。だから、戦場カメラマンとして活躍されていたという鴨志田さんがレンズを通して見ていたであろうものに、一歩近付くことができたのではないかと思う。

 ところで、映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう』を鑑賞しているときも注目していたのだが、本作にも登場しているように、西原さんが仕事場で使っている椅子は、ずいぶん座り心地が良さそうである。やはり、描くということを職業にされている方は椅子にこだわりを持っていらっしゃるのだろう。仕事ではないが、「ガンまる日記」を毎日綴っている私も、座り心地のいい椅子を購入すれば、もっともっと作業が捗り、未来の記事までも書き溜めておけるかもしれない。とは言え、あんなに気持ちの良さそうな椅子ならば、椅子に座ったまま居眠りしてしまいそうな気もしている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m およそ二ヶ月の間に、別々の監督によって、同じ家族のことを扱った作品を鑑賞するのは不思議なものですね。鴨志田さん目線の作品と、西原さん目線の作品と、それぞれ雰囲気は違っていますが、どちらにも描かれているのは、婚姻届とは関係のないところにある夫婦愛です。離婚しても絆が途切れず、ぎこちなさも感じさせないのは、二人の間にしっかりとした愛が根付いているからだと思います。表面的なことに惑わされずに、その根底にあるものに目を向けた家族の愛の物語だと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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