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2011.06.01

映画『ジーン・ワルツ』

ホットヨガ(二四〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。自民、公明両党などが、とうとう内閣不信任決議案を提出しましたね。ああ、また日本の政治は体制を変えるのですか。日本の政治体制は、まるで私の骨盤みたいにぐらぐらしていますね。骨盤体操をやったほうがいいですよ。

 本作を鑑賞したのは、二月八日のことである。タイトルの中にある「ジーン」とは、遺伝子を意味している。予告編の内容から、菅野美穂ちゃん演じる曾根崎医師が遺伝子を操作して新たな生命を人工的に誕生させるのかと思い込んでいたのだが、そういう物語ではなかった。

 この作品を好きかどうかと誰かに尋ねられたならば、私は「好きではない」と答えるだろう。出産のシーンは素晴らしいし、浅岡ルリ子さん演じるガンに侵されてしまったマリアクリニックの院長の底力はとても感動的だったのだが、愛情で結ばれているはずの田辺誠一くん演じる清川医師と曾根崎医師の関係が、今ひとつ理解できなかったことは、私をそこで立ち止まらせてしまった。何故、あんなにも頑なな男女関係なのに、男女として愛し合っていると言えるのだろう。男女が愛し合っているのならば、もっと甘く、柔らかな関係を築いていてもいいのではないだろうか。ホットヨガのレッスンに通っているのに、いつまで経っても硬い私の身体のように、清川医師と曾根崎医師の関係は硬い。そんなところばかりが共感できない部分として前面に押し出されてしまい、とても残念な作品に思えてしまったのである。

 それに加え、本編の中ではちゃんと説明があったのかもしれないが、何故、清川医師や曾根崎医師は、マリアクリニックと関係があり、また、マリアクリニックは何故、清川医師や曾根崎医師が働いている大きな病院から軽視されていたのか、良くわからなかった。更に、大森南朋さんが演じていた医師の久広は、マリアクリニックの院長の息子だったのだろうか? これらのことを、本作のレビューを書くにあたり、映画サイトで再確認しなければ、理解することができなかった。

 病院内の権力争いやマリアクリニックの院長の息子の逮捕事件、清川医師と曾根崎医師の甘くはない恋愛などが盛り込まれた本作だが、メインとなっているのは、閉院間近となってしまったマリアクリニックに通い続けている四人の妊婦さんたちの状況から映し出される人間ドラマではないだろうか。四人はそれぞれ、自ら生命維持ができないという「無脳症」の胎児を身ごもった女性、中絶を強く望む若い女性、不妊治療の末にようやく子供を授かった女性、双子を妊娠中の五十五歳の女性らである。いろいろな状況の中で、彼女たちの「産む」という選択に対し、本作を鑑賞する人たちは、おのずと感動させられるのである。

 ただ、複数の妊婦さんたちが同時に産気づいてしまったり、そんな重要なときに限って台風のために停電してしまったり、台風による交通事情の悪化で看護婦さんがマリアクリニックに到着できなかったりという、まるで用意されたかのようないくつものハプニングにもめげず、新しい生命が次々に誕生して行くさまは感動的である。そこで表現されているのは、ありとあらゆる逆境にもめげずに次々に誕生して行く生命の尊さではないだろうか。大きな病院の近代的な技術を駆使しなくても、逆境の中で次々に誕生して行く新しい生命は、生命の尊さだけでなく、強さをも同時に表現している。そうした状況に、がんに侵されていてもなお、医師であることを忘れないマリアクリニックの院長の医師魂を加えて仕上げられた作品なのである。

 本作の原作者は、現役医師でもある海堂尊さんだそうだ。さすが医師だけあって、切羽詰った状況における出産シーンでの医師の活躍ぶりは感動的に描かれている。しかし、冒頭でも述べたように、男女の愛の描写があまりにも硬すぎて、私には物足りない。作品の中に、常に男女の愛を見出したい私としては、清川医師と曾根崎医師の硬い関係に疑問を抱いたまま鑑賞を終えたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m もともと菅野美穂ちゃんという女優さんが、あまり感情表現の豊かな女優さんではないので、余計に彼女の演じる曾根崎医師が硬かったのかもしれません。二人とも医師であり、職場恋愛であるがゆえに、二人が感情を抑えていたとしても、せめて二人で会っているときはもっと情熱的であって欲しかったと思いますね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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