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2011.03.14

幻の北斗星

の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。記事の中で私が伝えたかったことが、誤解なく皆さんに伝わっていることを強く望みます。伝えたかったことを更に発展させると、各国から続々とレスキュー隊がやって来るほどの大きな感動だけを、あたかも上澄み液のように味わうことはできないのではないかということでもあります。ありとあらゆることが表裏一体で起こっていることを受け入れ、暗闇の中にあっても光を見出だせるように想いをこめました。さて、また新たな展開があったようですね。どういうわけか、菅総理よりも、枝野官房長官の対応に好感が持てます。菅総理はもともと眠そうな顔立ちの方ですが、枝野官房長官は寝不足で眠いはずなのに、しっかりとした受け答えをされていますね。マダム・タッソーろう人形館にろう人形が飾られるのは、枝野官房長官のほうかもしれません。(苦笑)

 これまで東北地方太平洋沖地震について、自分なりに思うことを綴って来たので、今回の記事では個人的なことを書いてみたい。

 週が明けて、再び仕事が始まった。関東地方では計画停電が実施され、一部の鉄道しか運行されていなかったりと、大きな混乱を招いたようである。私の勤務先では、本社や一部の事業所が午前または午後というまとまった時間で勤務免除となった。一方、関西地方はというと、まるで世間から取り残されたかのように普段と変わりない日々を送っている。

 そんな中でもひどく気になっていたのが、やはり仙台市出身の男性社員のご家族の安否である。彼はいつも、私が出勤する時間帯に、のろのろと歩いている私を後ろからずんずん歩いて追い越して行く。私は、いつものように彼が私を追い越して行ったならば、それは彼のご家族がご無事だったことを意味しているのだろうと期待しながら、いつもの道を歩いていた。しかし、私を追い越す彼の姿は見えなかった。

 聞いた話によると、彼のご家族は大変な状況にあるらしい。彼は出勤していなかったが、午後になって出勤して来た。ご家族のことがどんなに心配だったとしても、交通事情により、仙台まで移動できるかどうかわからないので、ひょっとすると、やりきれない気持ちを抱えながら神戸で週末を過ごしたのかもしれない。とは言え、出勤できる状況にあるということは、最悪の事態には至っていないと考えていいのだろうか。彼とはプロジェクトが異なるため、なかなか話をする機会がなく、勤務時間中には確認することができなかった。

 大地震が発生してからというもの、私の周りでもいろいろなことが起こっている。どれもほんの些細なことで大変申し訳ないのだが、一つは、ガンモの携帯電話に国際電話が掛かって来るようになったことである。それも、短期間のうちに二回もである。

 一回目は国番号八十六の中国本土からで、二回目は国番号六十のマレーシアからだった。どちらも知らない電話番号だったので、ガンモは海外からの着信ということに恐れおののいて、電話には出なかった。いつも私よりもTOEICで高得点を取っているのだから、電話に出て英語を話せばいいのにと思う。イギリス英語で応答するならば、"Wrong line."、アメリカ英語で応答するならば、"You had wrong number."でいいのではないだろうか。それにしても、何故、ガンモの携帯電話に海外からの着信があったかを考えてみたのだが、ひょっとすると、日本で大地震が起こったことが世界中で大きく取り上げられているために、誰でもいいから日本の誰かの携帯電話に電話を掛けてみて、状況を確認しようとしているのかもしれない。

 ところで私たちは、今度の三連休に有給休暇を一日足し込んで、陸路で行く北海道旅行の計画を立てていた。以前から、寝台特急が大好きな私たちだが、突然、寝台特急に乗りたくなり、寝台特急北斗星を利用する旅を東京のツアー会社に頼んで予約していたのだ。ご存知のように、寝台特急北斗星は東京の上野駅から発着するため、関西地方に住んでいる私たちからすると、なかなか乗車する機会のない寝台特急である。

 最初は、寝台特急カシオペアに乗車して北海道まで行きたいと思っていたのだが、豪華車両の寝台特急カシオペアはあまりにも高価で手が出ず、また、切符もなかなか取れないことから、寝台特急北斗星の旅にターゲットを絞ったのである。ところが、駅の窓口で空席確認を行っても、既に満席と言われてしまったため、インターネットで検索して、ようやく座席を確保できると言ってくれた東京のツアー会社を見付けて予約したのだ。とは言え、もはや寝台の個室は取れず、開放寝台のしかも喫煙車両しか取れなかったが、それでも私たちは、寝台特急北斗星に乗車できることを心待ちにしていた。おまけに寝台特急北斗星の食堂車も予約が取れ、フランス料理よりも二千円ほど安い懐石料理ではあるものの、寝台特急北斗星に乗車して食堂車で優雅に夕食をとることを夢見ていたのだ。

寝台特急北斗星の寝台券と乗車券

寝台特急北斗星の食堂車券

 しかし、東北地方太平洋沖地震が起こり、凄まじい映像を目の当たりにすると、とてもこのような地域を通り越して北海道までは行けないと感じた。私たちがそう感じるとともに、鉄道の復旧のめども立たなくなってしまったので、私たちは心理的にも物理的にも寝台特急北斗星には乗車不可能になった。そこで、ツアーを申し込んだ東京の旅行会社に電話を掛けて、ホテルも含めたすべての切符の払い戻しの手続きを取った。旅行会社の話によれば、手元に届いたチケットを簡易書留で返送して欲しいとのことだった。そこで、返送する前に、せめて切符だけでも記念撮影しておこうと思い、切符を並べて撮影したわけである。

 憧れの寝台特急北斗星に乗車できないのはとても残念だが、被災された方たちが直面されている状況に比べれば、持ち出すのが恥ずかしいくらいの些細な話である。いつか改めて寝台特急北斗星に乗車できるときが来たときには、きっと今回の東北地方太平洋沖地震のことを思い出すことだろう。そのときには、被災された方たちにも笑顔が戻っていることを願うばかりだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私たちのように、今度の連休を利用して陸路で北海道方面に向かう計画を立てていた方もいらっしゃるかもしれませんね。被災された方たちが体験されたことに比べれば、本当に取るに足りないことかもしれませんが、東北地方太平洋沖地震は、実に様々なところに爪あとを残しているようです。引越を控えている友人は、今回の大地震により、引越屋さんが手一杯で荷物を運んでもらえそうにないらしく、自分自身で何とかして引越を進めようとしています。また、計画停電の影響で仕事にならない人たちもたくさんいらっしゃるようですね。でも、どん底の中からでも何とか這い上がって行かなければなりません。私日本人の底力が問われるときだと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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