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2011.03.03

映画『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』

ブリージングストレッチセミナー in 岡山(6)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。多くの人たちに向けて一斉に発信する立場にあるとき、発信内容が一部の人たちの立場を著しく否定することになっていないかを考慮する必要があります。そういう観点から、古久澤先生がメルマガには書けないとおっしゃっている状況についても何となく理解できます。こうしてブログを綴ることも同じなんですよね。表面的なことだけで済ませるならば、多くの人たちに向けて同じ言葉で発信することは可能かもしれませんが、もっと奥まで入り込もうとすると、対象を絞りたくなるだろうと思います。

 本作を鑑賞したのは、十一月二十五日のことである。正直言って、このタイトルを劇場の窓口で口にするのは、ちょっと気が引けた。鑑賞する人たちが劇場の窓口で切符を購入するときに味わう気持ちを考慮してタイトルを付けて欲しいものである。

 本作は、ライターである主人公が脚本作りのために裁判所に通い始め、そこで何人かの傍聴マニアと出会い、彼らと繰り広げるはちゃめちゃストーリーとなっている。

 私は良く知らなかったのだが、裁判の傍聴ブームなるものが沸き起こっていたらしい。そうした現象を良く知らなかったので、毎日のように裁判所に足を運んでは、裁判を傍聴している傍聴マニアの方たちの会話が面白くてたまらない。それが何であれ、一つのことに飛び抜けて詳しい人を観察するのは面白い。しかも、毎日のように裁判を傍聴していれば、自然に他の傍聴仲間たちとも結び付いて行く。私も、毎日のようにホットヨガのレッスンに通ったならば、同じく毎日のようにホットヨガのレッスンに通っているホットヨガマニアの仲間たちとの交流が活発になるかもしれない。そして、スケッチブックにインストラクターの似顔絵を描いてホットヨガマニアの仲間たちに見せてみたり、レッスンの内容をこと細かに綴ったノートを見ながらレッスンを振り返ったり・・・・・・。そう、まさしく傍聴マニアの方たちは、裁判に関してそのような形で情報を収集し、整理しているのだ。

 本作をコメディとして成り立たせているのは、美人検事の存在だろう。主人公も含め、傍聴マニアたちは、彼女の大ファンである。憧れの人に近付くために裁判所に通う姿は、特定のアーチストを好きになったファンが、そのアーチストのコンサートに足繁く通う姿とも重なる。とにかく本作は、裁判の傍聴マニアという形を取ってはいるものの、その対象が何であれ、何か情熱を傾けているものがある人にとっては、とてもわかりやすいドラマなのだ。ただ、コメディ映画であるだけに、ところどころに仕掛けられた笑いの爆弾に対し、引いてしまうこともあるかもしれない。

 何かのマニアになったときに、気をつけなければならないのは、コレクターズ精神が高じて、人間性までも見失ってしまうことである。本作の中でも、傍聴マニアたちが冤罪の裁判を傍聴したがっていることがわかる。そんなとき、主人公は、裁判所の外で息子の無罪を必死に求めてビラ配りをする一人の母親に出会い、心を打たれる。そして、傍聴マニアの仲間たちにも事情を説明し、無罪を求める裁判を応援することになるのだが、その先には、主人公のがっかりするようなことが待ち受けているのだった。

 誰かが行動を起こすとき、それが欲望を満たすための行動なのか、愛のための行動なのか。何かに突き動かされながら行動するにしても、原動力による違いは大きい。欲望のために行動することは、愛のために行動している人をひどくがっかりさせるものなのだ。そういう意味で、本作には、物語が延々と続いて行かないような結末が用意されていると言っても過言ではないだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 夢中になる何かがある人にとっては、わかりやすい作品かもしれませんが、コメディとしての要素も強いために、シリアスな展開にはならないですね。私はテレビを観る習慣がないので、主人公を演じているお笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さんのことはまったく知りませんでした。お笑い芸人でありながらも、彼は、本作の主人公として適役だったのではないかと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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