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2011.02.28

映画『うまれる』

ブリージングストレッチセミナー in 岡山(5)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 願望と希望の違いを意識されていることからも、古久澤先生は言葉の持つ意味について常にこだわりを持っていらっしゃる方だと思います。以前も書きましたが、古久澤先生が発行されているメルマガを拝見すると、「氣」や「想い」といった漢字へのこだわりが感じられます。最初の神戸セミナーのときに直接おうかがいしたところ、「気」という漢字はエネルギーが閉じこもってしまうので、エネルギーが外に広がって行く「氣」を意識的に使っていらっしゃるとおっしゃっていました。「想い」についても同様のようです。

 今からおよそ三ヶ月ほど前に、映画『うまれる』の特別試写会からという記事を書いた。そう、このときはまだ、十一月二十三日に行われた特別試写会で鑑賞した映画のレビューは書かずに、特別試写会のあとに行われたトークショーの内容などを中心にお届けした。そして今、こうしてやっとレビューを書くときがやって来た。

 ドキュメンタリー作品である本作には、出産をめぐって、不妊、死産、難病、親から受けた虐待などの問題を抱えた四組のご夫婦が登場する。私は本作を、派遣仲間と二人で鑑賞した。二人とも出産経験がないというのに、リアルな出産シーンを含め、鑑賞中に何度も涙していた。

 心を動かされたシーンはいくつかある。親から受けた虐待がトラウマになっている女性が出産を控え、
「まだ会ったことがないのに、こんなにも愛してるんだよ」
と、大きくなったおなかをなでながら夫に言うシーンである。子供を生むと、自分もかつての母親のように子供を虐待してしまうのではないかという恐怖を抱えていた女性だったが、出産を前にして、早くも無条件の愛を実感されているのだ。

 また、死産を体験してしまった女性に対し、鮫島浩二先生という産婦人科の先生が宛てた手紙にも泣かされた。鮫島先生は、その手紙を書いているのが、あたかも亡くなられた子供さんであるかのように、子供の視点から、子供を亡くして苦悩している親に向けて綴っているのである。私は、ずいぶんスピリチュアルな先生がいらっしゃるものだと驚いた。どうやらかなり有名な先生らしく、本も何冊か出版されているようである。特に、子供が親を選んで生まれて来たという鮫島先生の考えは、精神世界的な観点からも深く共感することができる。私も、過去に同じような話を耳にしたことがあるだけでなく、確か、去年参加した夢のコラボセミナー 心と体と気づきのストレッチ in 神戸でも、セミナー講師のルースさんから、同様のお話を伺っている。産婦人科の医師という立場でありながら、スピリチュアルな世界に目を向けていることをオープンにするのは、かなり勇気の要ることだと思うのだが、それでも著書などでそうした考えを発表されているのは素晴らしいことである。

 更に私は、本作のポスターにもなっている十八トリソミーという染色体異常の難病を抱えた息子さんである虎大(とらひろ)くんと暮らす松本ご夫妻の奥様に一目惚れしてしまった。ものすごくさばさばした方で、こういう方とお友達になれたならば、お互い本音で付き合えるのではないかと思った。十八トリソミーという病気は、生後一年ほどで亡くなってしまうケースが非常に多いのだという。しかし、特別試写会終了後に行われたトークショーの中で、虎大くんが、先日、めでたく二歳のお誕生日を迎えられたと伺い、ほっと胸をなで下ろした。完治する見込みががないと言われている難病と闘いながら、その状況を正面から受け入れ、全身全霊で虎大くんを愛する松本夫妻のお姿に強く心を打たれた。

 実は、出産経験のない私は、何年か前まで、子供を産むことに対する恐怖心をなかなか克服することができなかった。子宮筋腫と向き合ううちに、やがて、私のこの恐怖心が、前世で子供を亡くした経験から来ているのではないかという気がして来た。というのも、『愛しの筋腫ちゃん』などの著書で知られる横森理香さんが、著書の中でそのようなことに触れられている箇所を読んだ途端、そこに書かれていることが自分のことではないはずなのに、涙がこみ上げて来たからだ。実際、私は、小さい子供さんが自動車の走る道で遊んでいたり、親から離れて歩いていたりすると、事故に遭ったりしないだろうかと気になって仕方がない。以前、子供を育てている方に、子供を育てる上でそういう恐怖心はないのかと尋ねてみたところ、確かにないとは言い切れないが、だんだん慣れて来るものだと言われた。それらのことを総合的に考えると、私は、自分の子宮にたくさんの筋腫を作ることで出産を逃れ、その先にある、愛する子供を喪うという恐怖を回避しようとしていたのではないかと思うのだ。

 そうした私自身の恐怖心をベースに考えると、本作に登場する四組の方たちは、私よりも更に一歩も二歩も進んだところにいらっしゃる方たちだと思う。本作を通じて、現状を受け入れながら、少しずつ前に進んで行くことの大切さを学ばせてもらったと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 予告編の中で、「自然に涙が出て来る作品です」というコメントがありましたが、確かにその通りの作品でした。特に私は、出産経験がないので、助産院での実物の出産シーンは手に汗を握りながら拝見しました。確か、監督さん自身も何らかのトラウマがあったようですが、こんなふうに、多くの子供たちが親に強く望まれて誕生して来たということを、映画を通して伝えたかったのだと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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