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2011.02.09

アットホームなコンサート(前編)

映画『リミット』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 戦場カメラマンの渡部陽一さんが予告編に登場されていたことで思い出したのですが、学生時代に所属していた写真部の仲間たちと、戦場という究極的な場所でカメラを向けられるかどうかについて議論したことがあります。私は、人命救助が第一なので、カメラを向けるよりも人命救助を優先すべきだと述べましたが、中には、写真を撮る姿勢として、そのような考えを持つのは甘いと指摘する声もありました。今でも人命救助が第一だという気持ちに変わりはありませんが、世の中には、本当に写真を撮るために生まれて来たような人たちもいるので、そういう人たちはきっと、私とは違う考え方をされているのでしょうね。

 去年の十二月の初めのことである。冗談混じりから本気へ(後編)の記事に書いたコンサートの日がやって来た。実は、そのコンサートが行われる少し前に神戸市内で行われたコンサートのチケットをどうしても入手することができなかったため、私にとってはこのコンサートがこのツアー初めての参加となった。

 コンサートが行われるのは、兵庫県の西のほうにある会館である。私の知る限り、私の好きなアーチストがこの場所でコンサートを開催したという記憶はない。私は、わざわざ会館まで出向いてチケットを購入してくれた友人との待ち合わせ時間と場所を、コンサートの前日までに決めておいた。私としては、ガンモの運転するカングーで会館に向かうつもりで、友人との待ち合わせを十五時に会館と決めていたのだが、あろうことか、ガンモに急な仕事が入ってしまった。しかも、夜中の三時半に出掛けて行くという過酷な仕事である。

 平日に行われるコンサートだったので、ガンモも私もコンサートの当日は休暇を取っていたのだが、ガンモは、夜も遅いのでそろそろ眠りたいと思っている私に対し、夜中の二時半頃に起こして欲しいと言った。時間が時間なので、どうやら目覚まし時計をセットしただけでは不安だったらしいのだ。しかし、仕事のある日は毎朝五時に起きている私が、夜中の二時半にガンモを起こすために起きていられようはずがない。それでも私は、何とか頑張って、一時半まで起きていた。そして、もはやこれ以上起きているのは無理だと感じたとき、スヌーズ機能付きの携帯電話の目覚まし時計を二時二十分にセットした上に、アナログの目覚まし時計も一緒にセットしておいた。ガンモには、
「まるみが寝るときに起こして」
と言われていたのだが、私は、携帯電話も目覚まし時計もセットしておいたので大丈夫だろうと思い、ガンモに一言だけ伝えてから眠りに就いた。私がうとうとしていると、携帯電話にセットした目覚ましがけたたましく鳴っていた。目覚ましを止めたいが、携帯電話がどこにあるかわからず、探し回った挙句、ようやく止めることができた。時計を見ると二時四十分だったが、ガンモは既に仕事に出掛けたあとだった。ガンモの責任感の強さに脱帽である。

 その後、仕事を終えたガンモが帰宅したのは、朝の七時過ぎだった。すぐに睡眠をとらなければ、ガンモが会館までカングーを運転して行くことは難しいだろう。その上ガンモは、コンサートに行く前に会社に出勤して、何らかの仕事をこなさなければならないようだった。そんなあたふたした状況だったので、私は友人にメールして事情を説明し、私だけが電車を利用して、先に会館まで向かうことになった。

 会館までは、我が家から二時間余りかかった。同じ兵庫県内にあるというのに、実に遠いコンサート会場である。私が会館近くまで電車で行くことになったので、友人が会館のある最寄駅付近まで自家用車で迎えに来てくれた。

 そして、会館の近くに自家用車を止めて、会館の近くにある喫茶店で友人と話し込んだ。開演まではたっぷり時間があったので、友人と二人でいろいろな話をした。その中でも一番盛り上がったのが、やはり昔話である。どれも青春時代の懐かしい思い出話ばかりだった。友人と私は、同じ頃に同じくらいの熱さでアーチストのことを想っていた。彼女はバックバンドのメンバーの一人を真剣に想い、私はバンドメンバーの一人を真剣に想っていた。彼女とは、それぞれの対象への想いがとても良く似通っていた。だからこそ彼女とは、出会ったその日のうちにホテルの同室に泊まるというようなことも実現できたのだと思う。

 おしゃべりをしても、開演までにはまだ時間があったので、友人とともに会館近くのホームセンターに足を運んだ。驚いたのは、私の住んでいる地域にあるホームセンターとは、売られているものが異なっているということだった。例えば、以前も「ガンまる日記」でご紹介したことのある豆炭あんかや大きな袋入りの豆炭があった。同じ兵庫県内にあるホームセンターでも、場所によって売られているものが異なっているのは大変興味深いことだと思った。

 ガンモに電話を掛けてみると、会社に寄ったあと、ようやく会館に向かっているという。しかし、まだまだ神戸周辺らしかった。ガンモが会館に到着するまで、あと一時間は掛かるだろう。ガンモは高速道路を運転中だったので、すぐに電話を切り、ガンモの到着を待った。友人と私が到着した頃にはまだガラガラだった会館の駐車場も、もはや駐車場スペースがなくなりつつあった。果たしてガンモはコンサートに間に合うように会館に到着し、無事にカングーを会館の駐車場に停めることができるのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m しばらく旅の記事を中心にお送りしていたため(と言っても、まだ完結したわけではありませんが)、後回しにしていた記事を少しずつ書かせていただこうと思います。長くなりますので、前編と後編の二回に分けてお届けしますね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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