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2011.02.06

難しいトイレ(12)

映画『nude』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。本作で、みひろの役を演じているのはみひろ本人ではなく、渡辺奈緒子ちゃんという女優さんですが、みひろ自身も事務所のスタッフとして登場しています。いろいろな方たちのレビューを拝見すると、みひろ自身が主人公を演じればいいのにというご意見も多かったようですが、おそらく、みひろはAV女優を引退したことで、彼女なりに一歩引いたところで本作に参加したかったのかもしれませんね。みひろという女優さんのお顔を初めて拝見しましたが、確かにかわいい女優さんだと思いました。

 難しいトイレ(11)の記事では、外国人観光客向けに作られた洋式トイレの横に設置されたホースのようなものをご紹介した。では、外国人観光客向けではなく、タイの人たちが普段、利用しているトイレは一体どのようなものなのだろうか。既にタイを旅行されたことのある方ならば、「ああ、あれのことだな」と思っていらっしゃることだろう。しかし、私は「あれ」を知らなかったので、ひどく驚いたのだ。

 初めて「あれ」を見たのは、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの船着場でトイレを利用したときのことである。確か、三バーツ(日本円でおよそ九.三円)を支払って、トイレを利用しようとしたのだが、中から鍵が掛かっていて開かなかった。どうやら、個室は一つしかないようである。そこで、その個室が開くのを外で待っていたのだが、トイレの中から「バシャーン」という音が何度か聞こえて来たのである。私は、「もしかすると、トイレの清掃中なのかな」と思った。しかし、トイレを清掃するのに、わざわざ個室の中から鍵を掛ける必要もないのではないかとも思い直した。トイレを清掃するならば、トイレが清掃中であることが利用者にわかるように、トイレの外に清掃中の札を立てて、トイレの扉を開けて行うのではないだろうか。

 そんなことを考えながら個室の外で待っていると、個室の鍵がカチャリと外れ、中から女性が出て来た。中から出て来たのは、清掃担当の方ではなく、一般の利用者のようだった。私は長時間歩き回って切羽詰っていたので、個室が空くとすぐにその中に入った。そして、個室の鍵を掛けて驚いたのだ。そこは、水洗トイレと言っていいのだろうか。いやはや、何とも形容し難い。

タイの庶民のトイレ(手動水洗式)

 まず、便器は、和式の便器に似てはいるのだが、床に埋め込まれてはいなかった。それにもかかわらず、足の踏み台があった。ということは、床に埋め込まれていない便器の上に立ち、踏み台の上に足を置いて用を足すのだろうか。皆さんも想像してみて欲しい。私たちが日本でしばしば利用している和式トイレは、足を置く場所が床の上だから、転倒する心配もなく、安心して利用することができる。しかし、トイレが床に埋め込まれていなくて、足を置く場所が床よりも少し高いところにある場合、足を滑らせたらどうしようと不安になってしまうのではないだろうか。

 実は私は、一月のバンコクの気温が三十度を超えているとわかっていながら、ショートムートンブーツでバンコクを訪れていた。上はもちろん半袖Tシャツだったのだが、靴を余分に持って行くのが面倒だったのと、冷房対策のために、日本で履いていたショートムートンブーツをそのまま履いて行ったのだ。そのため、比較的滑り易いショートムートンブーツで、床に埋め込まれていないトイレにまたがるのはかなり勇気の要ることだった。

 しかし、切羽詰っている状況に追いたてられるように、私は高所恐怖症と闘いながら、意を決して、床に埋め込まれていないトイレにまたがって用を足した。トイレの上に立つとグラグラするのではないかという不安もあったのだが、床に埋め込まれてはいないものの、便器の下はちゃんと固定されているようだった。しかし、いつ足を滑らせてしまうかもしれないという不安はあった。

 さて、用を足したあと、どうするかと言えば、左側にある桶の中に水を貯めて、便器を流すのだろうと思った。ところがあとになってわかったことだが、どうやらこの水道水と桶は、日本で言うところの紙の代わりに使われているらしいのだ。そのあと水を汲んで、便器を流すようなのだ。いやはや、何とも難しいトイレである。私が個室の外で待っているときに、「バシャーン」という音がしていたのは、そういうことだったのである。

 私は、桶を紙代わりには使わなかったものの、ひとまず「バシャーン」と音を立てながら、次の人のためにトイレをきれいにして、個室を明け渡した。何と、私の後ろに並んでいたのは、西洋人の女性だった。彼女に対して、「このトイレは難しいですよ」と言ってあげたかったが、含み笑いだけして黙っておいた。

 難しいトイレを利用したので、私はこのあと、すぐにガンモに報告した。ガンモもそのトイレに行きたかったようだが、間もなく私たちの乗船するチャオプラヤー・エクスプレス・ボートが船着場に入って来そうな雰囲気だったので、ガンモはタイの庶民のトイレを利用するチャンスを見失ってしまい、残念な思いをしたようだ。しかし、その後、いろいろな場所でこのタイプの便器だけを見掛けた。

タイの庶民のトイレ(自動水洗式)

 とは言え、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの船着場で見たトイレが手動水洗式だったとすると、あとから見掛けたトイレの多くが自動水洗式だった。つまり、日本の和式トイレのように、レバーを動かせば、自動で水洗できるのである。それを考えると、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの船着場で見たトイレは、なかなかレアだったのかもしれない。それだけ、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートがタイの庶民の乗り物だということなのだろう。

 更に、タイのトイレで驚いたのは、トイレとシャワーが一緒になっているところがあるということである。シャワーも利用できるトイレは、チャトゥチャック市場とタイ国鉄のフアランボーン駅で見掛けた。

タイ国鉄のフアランボーン駅構内にあるトイレは、シャワー付き

 もちろん、シャワーを利用する場合は、シャワーの料金も支払うことになるようだ。日本でも、少し前まではコインシャワーを見掛けたが、今はどうなのだろう。日本で見掛けるコインシャワーは、自宅にお風呂のない人のためのものだと思うのだが、タイのトイレに設置されていたシャワーは、いつも外が暑いために、汗を流したくなった人のためのシャワーなのかもしれない。ということは、タイの人たちは、そうしたシャワーを利用するために、着替えやタオルを持参しているのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いやはや、タイの庶民のトイレを知らなかった私には、とても難しいトイレでした。私のあとに入った西洋人の女性は、ちゃんとあの難しいトイレを利用できたでしょうか。私はまだ、和式のトイレに慣れているので、使い方を想像し易かったですが、果たして洋式トイレに慣れている彼女があのトイレを使えたかどうかは不安です。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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