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2010.12.27

TOEIC惨敗(前編)

ガンまる、ゆいレールに乗るの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。沖縄にはずっと鉄道がなかったので、ゆいレールの存在もまだまだぎこちないのではないかなどと勝手に思っていたのですが、すっかり人々の生活に馴染んでいて、地元の人たちや観光客の立派な足となっていました。

 ガンモはTOEICの公開テストが開催される度にほとんど毎回受験しているが、私はというと、普段は派遣会社の主催するTOEIC IPテストを受けている。そのほうが、公開テストよりも受験料が割安だからだ。とは言え、年に一度、十一月の終わりに開催される公開テストは受験している。というのも、公開テストの一年割引が適用されるからだ。そして今年も、十一月二十八日に一年割引の対象となるTOEICの公開テストを受験した。

 受験前に届いた受験票によれば、ガンモの試験会場は神戸ポートアイランドにある神戸学院大学で、私の試験会場は神戸大学農学部だった。同じ住所から申し込んでいるのに試験会場が異なっているのは、おそらく女子大が会場に含まれているためだろう。女性の受験者たちは女子大に送り込まれることもあるのだ。特に、私たちの住んでいる市には女子大があり、市内在住の女性の受験者たちはその女子大で受験することが多いようだ。かくいう私も、二年前にその女子大で公開テストを受験したことがある。

 私は、受験票に貼り付けるべき写真を用意していなかったので、ガンモよりも一足早く家を出て、自宅近くの証明写真ボックスで写真撮影を行った。一方、ガンモはと言うと、我が家から神戸ポートアイランドまで遠い上に、試験会場となる神戸学院大学のすぐ近くに民間の駐車場があるため、カングーで出掛けるようだった。

 証明写真を撮り終えて、JR線の最寄駅から電車に乗って移動していると、ガンモからメールが届いた。見ると、「パスポートは?」と書かれてある。私は、「あっ!」と思った。TOEICの公開テストには写真付きの身分証明書の提示が必要なのだが、身分証明書のいらないTOEIC IPテストを受験することが多かったので、すっかり忘れてしまっていた。私は運転免許証も社員証も持っていないので、これまでの公開テストではパスポートを持参していたのだ。しかし、そのパスポートを自宅に忘れて来てしまっていた。私は冷静に考え、そう言えば、去年受けた公開テストで、職場で作ってもらった入館証で代用できたことを思い出し、入館証をパスポート代わりにしようと思い、そのまま試験会場へと向かった。

 私はJR線と路線バスを乗り継いで、神戸大学農学部の会場へと移動した。途中、神戸大学農学部のJR線の最寄駅である六甲道(ろっこうみち)駅のみどりの窓口に立ち寄り、ボールペンを拝借して受験票に署名し、さきほど撮影したばかりの写真を持参したハサミで丁寧にカットし、同じく持参した糊で受験票に貼り付けた。

JRのみどりの窓口でボールペンを拝借し、受験票に署名した。また、さきほど撮影した証明写真をカットして受験票に糊で貼り付けた

路線バスに乗り、神戸大学農学部へと向かう

 試験会場への入場は十一時半からだったのだが、それよりも早い時間に試験会場に着いてしまった。試験会場となる建物の前まで来てみると、二十名ほどの受験者たちが外の寒いベンチ周辺で待機していた。しばらくすると試験会場のドアが開けられ、TOEICのスタッフがこれまで外で待機していた受験者たちを建物の中に案内した。

今回の試験会場となった神戸大学農学部のキャンパス

 私は試験中におお腹が空くと試験に集中できないと思い、お昼ご飯には少し早かったが、試験会場の外にあるベンチに腰を下ろし、自宅の最寄駅の売店で購入したサンドイッチをほおばった。そして、入口に提示された受験番号による教室の割り振り表を確認し、建物の中に入った。

 私が公開テストを受ける教室は四階にあったのだが、TOEICのスタッフに、
「四階まで階段をご利用ください」
と言われたので、ひいひい言いながら階段を昇った。この歳になると、荷物を持って四階まで階段で昇るのはひどくきつい。

 ようやく公開テストを受ける教室に着いたので、私は入口で受験票と職場で作ってもらった入館証を提示して受付を済ませた。TOEICのスタッフは、私の顔と受験票に貼り付けられた写真、そして職場で作ってもらった入館証の写真をさりげなく見比べていた。その結果、私は受験者本人であることが確認され、無事に入室することができた。

 教室内は三人掛けのテーブルで、真ん中の席が開いて、両端に席が割り振られていた。通路がひどく狭く、荷物の多い私は難儀しながら自分の席まで辿り着いた。席は、受験番号順に決まっているのだ。

 試験のインストラクションの開始まで、まだまだ時間があったので、私はトイレに立った。私が試験を受ける教室のすぐ隣にも教室があり、その教室もTOEICの試験会場となっていた。驚いたことに、この試験会場で受験する人たちは、全員女性のようである。そう言えば、さきほど試験会場の入口で待機していた受験者も全員女性だったことを思い出した。もしかすると、どこかの女子大が試験会場として予定されていたものの、何らかの都合で急に試験会場としての利用ができなくなってしまったのかもしれない。そのため、その女子大に割り振られていた女性たちが全員、この神戸大学農学部の会場に送り込まれたのかもしれない。

 驚いたのは、受験者が全員女性であるにもかかわらず、トイレの個室が二つしかなかったことだ。私は不安になると同時に、これは試験会場の設定ミスだと思った。何しろ、私が受験する四階の会場には、少なく見積もってもおよそ百五十人の受験者がいたと思うからだ。それだけの数の女性たちが、たった二つしかないトイレの個室を順番に使用することになるのである。今はまだ、試験のインストラクションの前なので、トイレを利用する時間に幅があるが、試験のインストラクションが終わり、十分間の休憩の時間が設けられたときは、トイレの大幅な混雑が予想された。

 ひとまずトイレを済ませた私は、再び試験会場に戻り、解答用紙に必要事項を記入した。解答用紙は、A面が個人情報やアンケートを記入する欄になっていて、B面が試験の解答をマーク式で記入する欄になっている。ガンモにメールしてみると、ガンモも無事に試験会場に到着したと返事が返って来た。

 十二時二十分に入場の受付が締め切られると、間もなく試験のインストラクションが始まった。このインストラクションでは、試験の時間配分や音声テストが行われることになっていた。今回の試験は、十三時から始まり、十五時一分に終了することになっていた。

 試験のインストラクションのあと、十分間の休憩が取られたので、私は念のため、個室が二つしかないトイレへと走った。しかし、あっという間に女子トイレには長蛇の列ができてしまった。さすがにこの状況には、TOEICのスタッフも危機感を感じてくださったのか、すぐ下の三階にある別のトイレに案内してくださった。ところが、その三階のトイレにも、一気にたくさんの人たちがなだれ込んで来たので、三階の女子トイレの前にも同じように長蛇の列ができてしまった。

 私は三階のトイレの長蛇の列に並びながら、どうか今、並んでいるこのトイレの個室は三つ以上ありますようにと祈っていた。休憩時間が十分と少ないので、私はやきもきしながら順番待ちをしていた。しかし、待ち行列の進み具合がずいぶん遅い。休憩時間が十分しかないのに、時間内に教室に戻ることができるのだろうかと気をもんでいると、ようやくトイレの個室の数を数えられるところまで順番が回って来た。私がトイレの個室を数えようと身を乗り出してみると、やはりそのトイレにも個室が二つしかなかった。何ということだろう。この施設は、TOEICの試験会場としては絶対に不向きである。しかも、トイレの個室が二つしかないのに、女性の受験者ばかり集めるとは・・・・・・。女子トイレの個室が二つしかないなら、せめて男女ともにこの試験会場に集めれば、受験者が女子トイレに集中することもなかったのにと思う。

 すぐ隣には男子トイレがあった。十分間の休憩時間がいよいよ終わってしまいそうなので、私は、おばさん根性を奮い起こして、男子トイレに入ってしまおうかと思ってしまったほどだ。しかし、ようやく順番が回って来たので、私は大急ぎでトイレを済ませ、試験会場の教室に走って戻った。席に着いたときには、十分間の休憩時間を、ほんのわずかに超えてしまっていた。

 その後、携帯電話やデジタルオーディオプレイヤーなどの電源がOFFになっているかの確認が行われ、改めて身分証の写真と本人の顔、受験票に貼り付けられた写真のチェックが行われると、いよいよ問題用紙が配られた。どういうわけか、TOEICのスタッフがもたもたしていて、すべての問題用紙が手元に配られたのは、試験開始のまさしく直前だった。もう少し余裕を持って配布して欲しいものである。

 このように、一年振りに受験したTOEICの公開テストは、調子が狂ってしまう状況の連続でスタートしたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 一年振りにTOEICの公開テストを受験しました。一気に書き上げてしまうと記事が長くなってしまいますので、前編と後編に分けて書かせていただきますね。ちなみに、次回の記事は三日に一度の映画のレビューの記事をお届けしますので、この続きは映画のレビューの記事の続きとなります。ご了承ください。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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