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2010.12.11

映画『フローズン』

ホットヨガ(二一三回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ホットヨガのレッスン中だけでなく、普段の生活においても腹式呼吸を意識するようになりました。しかし、今は私も含めて通勤中にマスクを着用するようなデリケートな季節ですから、腹式呼吸を行っていると、ひょっとすると身体に良くないものを吸い込んでしまったりしないだろうかと心配になりますね。腹式呼吸をするときは、マスクを着用しましょうか。(苦笑)

 本作は、十月五日に鑑賞した作品である。週末しか営業されないスキー場でリフトの上に取り残されてしまった三人の男女があの手この手でサバイバルを試みるというストーリーである。

 ダンとパーカーという一組のカップルとダンの親友ジョーの三人がスキー場に出掛ける。男二人、女一人の組み合わせなのだが、ダンをめぐって、パーカーとジョーの間には、まるで三角関係のような緊迫した雰囲気が漂っている。というのも、ダンとパーカーが付き合い始めたのは比較的最近のことで、それまではダンとジョーの二人だけでスキー場に足を運んでいたからだ。そこに、あまり滑りの得意でないパーカーが加わったために、行動が制限されてしまうことに対し、ジョーが不満を抱いているのである。

 辺りも暗くなって来たので、リフトの操作をしていた係員はそろそろリフトを止めようとしていたが、あと一本滑りたいと思った三人が係員に頼み込んでリフトに乗り込んだところ、リフトの操作を引き継いだ別の係員が利用客はもういないと判断し、リフトの運転を止めてしまう。乗っていたリフトが突然止まったことに驚いた三人だったが、通信手段となる携帯電話も預けた荷物の中にあり、誰かに助けを求めることができない。しかも、スキー場は週末だけの運営なので、次にリフトが動き始めるのは一週間後である。リフトの上から飛び降りようにも、リフトは地上からかなり高い位置で止まってしまっている。それだけではない。地上では、お腹を空かせた何匹もの野生の狼が、リフトを見上げているのだ。絶体絶命の危機に追い込まれた三人があれやこれやと知恵を絞りながら、リフトの上からの脱出を試みるのだが・・・・・・。

 いやはや恐ろしい。この事故が発生したのはいろいろな要因が重なった結果であり、しかもまったく有り得ない状況でもない。それだけに余計に恐ろしい。真冬に、厳しい大自然の中に突然放り出された人間たちは、大自然を前にして成すすべもない。人間は、大自然の中で、他の人たちと連絡を取り合う携帯電話や車、防寒具などを駆使してようやく生き延びているが、何も道具を持たずに厳しい大自然の中で生き延びている野生動物もいる。もちろん、彼らはお金という道具を使わないので、自分たちで獲物を捕らえて食べなければならないために、道具を駆使する人間よりも生存率はずっと低いかもしれない。それでも、自らの肉体を厳しい大自然に適応させて生きているという点においては、人間よりも動物のほうが優れているのではないだろうか。

 それはさておき、本作には思わず目を覆いたくなるようなシーンもいくつか含まれている。このままリフトの上に残り、じわじわと死んで行くか、いちかばちかの大きな賭けをして、思い切った行動を取るかを選ぶならば、やはりいちかばちかの大きな賭けをしたくなることだろう。何故なら、リフトの上で何もせずに一週間もじっとしているわけには行かないからだ。しかし、その結果、思わず目を覆いたくなるようなシーンが訪れるわけなのである。

 作品としての評価はあまり高くはないようなのだが、凍傷や失禁などの描写がリアルだったために、緊張感に包まれながら最後まで鑑賞できたと思う。絶体絶命の危機にさらされたときに、生き延びられるかどうかは、一瞬の決断力や、その人の持つ運に左右されたりするのだとわかった。同じ決断をしても、生き延びられる人とそうでない人がいるというのは、それらの違いによるものなのだろう。

 一つだけ突っ込みどころを挙げるとすれば、自分自身もまた絶体絶命の危機にさらされたとき、恋人に対する愛情が薄れてしまうところはとても残念だった。具体的に書いてしまうと完全なるネタばれになってしまうので書かないでおくが、野生の狼に狙われている状態であるとは言え、ほんの隙を狙って、恋人が眠る場所を無我夢中で掘り起こすなどの行為があっても良かったのではないかと思う。恋人の無残な姿を見たくないにしても、本作の描写では、自分のことしか考えていないように見えてしまってとても残念だったのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 真冬に大自然の中で本当に夜を過ごしたのではないかと思ってしまうくらい、リアルな描写だったと思います。こういう状況で生き延びることができるかどうかは、運なのかもしれませんね。生き方として、能動と受動がありますが、いきなり能動で動いてしまうと失敗する確率は高いようです。ある程度まで受動で踏ん張っておいて、それから能動に切り替えるという方法のほうが生存率が高まるわけですが、悲しいことにそれは、いきなり能動で動いた人の失敗を活かしていることになるんですよね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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