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2010.11.22

マンションの大規模修繕(10)

忍者紀行(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 隠し庫の説明の部分で、最初は「障子のレール」と表現していたのですが、どうもしっくり来ないので、「ねえ、障子を収めるレールって何て言うの?」とガンモに尋ねてみました。するとガンモはすかさず、「敷居だよ」と答えました。「ええっ? ほんとに敷居?」と半信半疑で調べてみたところ、確かに敷居でした。敷居という言葉があるのは知っていましたが、自分の知っている敷居と今回の隠し庫の説明に該当する敷居が結び付きませんでした。どうやら敷居と鴨居はセットになっているようですね。(苦笑)では、マンションの大規模修繕(9)の続きを書かせていただきます。

 マンションの大規模修繕もそろそろ終盤に差し掛かって来た。それを敏感に感じ取ったのか、あるとき父ちゃんが我が家にやって来たかと思うと、かつてのようにベランダの手すりのところにペタンと座り込み、日向ぼっこを始めた。あまりにもリラックスしているその様子に、私は、
「父ちゃん、今夜あたりから、ここに帰って来るんじゃない?」
とガンモに言った。ガンモも父ちゃんの様子を確認して、
「あの雰囲気だと、そうかもな」
と言った。

 そして夜になって、寝室のカーテンを開けてみると、確かにそこには父ちゃんの姿があった。私はガンモに、
「父ちゃん、いるよ!」
と報告した。父ちゃんは、私と目が合うと、ちょこんと首をかしげた。久し振りに我が家のベランダに帰って来た父ちゃんは、まさしくそこで寝ようとしていたのだ。私は父ちゃんの帰還にうれしくなり、すぐに寝室の窓を開けて父ちゃんに餌を与えた。かつてモリやキッコロたちと一緒に飛び立って行った父ちゃんは単独で帰って来たらしく、ちょっとおどおどしていた。父ちゃんにしてみれば、自分が快適に過ごしていた私たちのベランダに突然足場が組まれ、やがてパサパサとしたビニールで窓が覆われたかと思うと、シンナーの臭いもきつくなり、一体何が起こったのか理解できない状況だったのではないだろうか。そして、父ちゃんなりに危険を察して、仕方なく我が家のベランダから離れたのだろう。しかし、シンナーの臭いが収まって来るとともに、父ちゃんはこうして帰って来たのだ。

 マンションの大規模修繕は着々と進み、やがて不要になった足場も完全に撤去された。足場が撤去され始めたのは、父ちゃんが我が家のベランダに帰って来てからすぐのことである。父ちゃんは、そろそろ足場が撤去されることを知っていたのだろうか。工事を担当してくださる業者さんに聞いたのかもしれないし、マンションのエントランスに設置されている工事用掲示板を見たのかもしれない。ただ、きれいになったベランダに対する遠慮はないようで、早速汚してくれている。しばらく我が家を離れていても、相変わらずといったところだ。

 思えば父ちゃんは、私たちが愛シチュー博に出掛けて不在にしている間に、初代母ちゃんとともにベランダに置いてあったガンモのごみ箱に巣を作ったのだ。あれから早くも五年半の月日が経過しようとしている。父ちゃんが我が家から一度離れて帰って来たことで、父ちゃんとの絆も絶対的なものに成長しつつあるように思えるのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモの予測通り、父ちゃんは我が家に帰って来ましたね。現在は、かつて一緒に暮らしていたキッコロやモリたちとは別行動のようです。これが彼らにとって、事実上の巣立ちとなったのかもしれません。三番目の母ちゃんがいなくなってから、父ちゃんはまだ独り身ですが、ここでまた新しい母ちゃんと結婚して、雛たちを産み育てて行くのでしょうか。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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