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2010.11.08

映画『ハナミズキ』

ホットヨガ(二〇八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ゴダイゴの神戸公演の記事にたくさんの方たちが訪れてくださっているようですね。ちなみに、ホットヨガのVIP会員に加入すると、誕生日月に回数券を購入する場合は十パーセントオフになりますが、誕生日月以外の月に回数券を購入する場合は五パーセントオフになります。五パーセントオフの場合、割引率が少ないので、VIP会員に加入するかどうか、迷ってしまうことと思います。おそらく今回、VIP会員に加入された方というのは、私と同じように誕生日月のサイクルで回数券を購入されている方たちなのでしょうね。

 本作を鑑賞したのは、九月三日のことである。一青窈さんの大ヒット曲「ハナミズキ」は、カラオケが盛り上がって来ると、必ずと言っていいほど誰かが歌う曲なので良く知っている。本作は、その歌をモチーフにしたストーリーである。

 若手の人気俳優さんたちが主役を務めているということで、きっとミーハーな作品に仕上がっているに違いないという思い込みがあり、実はあまり期待はしていなかった。しかし、鑑賞するうちに、運命に翻弄されて行く二人の愛から目が離せなくなった。通っている高校も進路も、のちには住む場所も環境も異なってしまう二人が、数々のすれ違いを経験しながらも、やがて真実の愛に辿り着いて行くプロセスが詳細に描かれている。途中で二人の間に割って入るそれぞれの別のパートナーの出現も、実にうまく用意されている。観る人が観れば、この作品がツインソウルの物語であることは一目瞭然だろう。

 新垣結衣ちゃん演じる紗枝と生田斗真くん演じる康平は、高校生のときに通学列車の中で出会うのだが、最初は康平の片想いに過ぎなかった。しかし、あることをきっかけに二人は急接近し、やがて互いに強く想い合うようになり、公認の仲となる。物語の舞台となっているのは北海道で、二人で普通列車を途中下車して雪の夜道を歩くシーンもあり、二人は果たして凍えることなく無事に家に辿り着くことができるのだろうかと冷や冷やしてしまう。そんな大自然に飲み込まれてしまいそうな北海道で育んで来た二人の愛も、紗枝が東京の大学に進学したことから、少しずつすれ違いが生じるようになってしまう。

 若い頃にツインソウルに出会うと、互いの違いに振り回されて、その尊い愛を見失ってしまうことがある。東京と北海道の遠距離恋愛に加え、夜に塾講師のアルバイトを始めた紗枝と早朝から猟師の仕事をしている康平は、次第に共有できる時間がなくなってしまう。やがて別れを決意することになった二人には、それぞれ別のパートナーが現れる。このあたりの展開が実にうまく出来ているのだ。

 紗枝の新しいパートナーとなった男性は、紗枝のソウルメイトであるように思える。何故なら二人は、互いの違いを吸収して行く関係ではないからだ。紗枝は新しいパートナーを頼ってニューヨークに渡り、得意の英語を活かしてニューヨークで仕事に就くことになる。一方、康平の新しいパートナーとなった女性は、康平のカルマの相手であるように思える。康平はその女性と結婚するのだが、決して幸せな結婚とは言えなかったようだ。そして、運命の荒波は、再び二人を引き合わせることになる。

 好感が持てるのは、二人が決して不倫の関係には至らないところだ。それだけ、ツインソウルの愛は尊いということなのだろう。二人は再会したとき、自分が本当に愛する人は誰なのかを理解したのではないだろうか。その後、あたかもツインソウルの愛に遠慮するかのような展開が見られる。ただ、紗枝の場合は、「遠慮」と表現するにはあまりにも過酷な展開かもしれない。一方、康平の場合は、新しいパートナーとのカルマ的な結末が訪れる。

 本作の台本を書かれた方は、男女の愛というものを実に良く理解されていると思う。最初から、ツインソウルの愛やソウルメイトの愛、カルマの関係を意識して書かれているわけではないと思うのだが、一組の男女が運命に翻弄されながらも、決してはちゃめちゃな展開にはならず、納得の行く結末に仕上がっている。特に康平の取る行動については、自分の取る行動によって、結果的にどのようなことが自分の身に降りかかって来るかも的確に表現されていると思う。そして、それら一連の出来事を通して、例えそれがどんな出来事であっても、魂をステップアップさせてくれる出来事であることが客観的に理解できるようになっている。一つの大ヒット曲から、これだけ骨のあるストーリーが出来上がるのだから素晴らしいことである。

 もしも、紗枝や康平と同じような立場のカップルが本作を鑑賞したならば、自分たちの進むべき道をはっきりと示してくれる作品になるのではないだろうか。それが真実の愛ならば、例えひどく遠回りをすることになったとしても、互いの目指すべきゴールに必ず辿り着くということではないだろうか。選択に迷うと運命に翻弄されるが、強い意志をもって自分で進むべき道をしっかり定めると、不思議とその方向へと動いて行くものだ。そんなことを感じさせてくれる作品でもあった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最初に抱いた先入観を見事に打ち破ってくれた良い作品でありました。こういう作品を鑑賞すると、私たちの魂はまだまだ完璧ではないと感じます。まだまだ完璧ではないから、遠回りをしながらいろいろなことを学ぶんですね。だからこそ、この世に生を受け続けているのだろうとも思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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