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2010.10.07

自覚のない貧血

映画『魔法使いの弟子』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m バルサザールのような優秀な魔法使いが、最初から魔法使いとして生まれたのか、それともデイヴのように最初は人間だったのかは、良くわかりませんでした。それにしてもニコラス・ケイジは、本作での髪型が一番良く似合っているのではないでしょうか。(笑)

 シルバーウィーク後半の土曜日、九時からのI医師の診察を予約していたので、私は五時半に起きて支度を整え、家を出た。JR線と路線バスを乗り継いで病院に着いたのは、予約時間の五分前のことだった。

 婦人科の受付を済ませて待合所のソファに座って待っていると、すぐに私の名前が呼ばれた。やはり、午前の遅い時間だと診察時間がどんどんずれ込んでしまうが、朝一番だと予約時間と実際の診察時間にそれほど誤差がないようだ。

 診察室に入り、I医師とあいさつを交わすと、I医師は処方してくださっている加味逍遥散(かみしょうようさん)の効き具合について尋ねてくださった。私は、まずまず効いているようだと答えた。ただ、七月に受けた健康診断で、ヘモグロビン値(血色素量)が七.四という貧血を示す結果が出てしまったので、その健康診断の結果をI医師に見せたところ、I医師は、
「これは低いですね」
とおっしゃった。

 私は、I医師には、生理の出血量は少なくなって来ていると報告していたはずだった。しかし私は、この健康診断の結果から、大きくなった私の筋腫が常に膀胱を圧迫しているために尿意をもよおし易く、頻繁にトイレに立って布ナプキンを取り替えているために、出血量が多いという自覚があまりなかったのかもしれないと思ったのだ。確かに布ナプキンに変えてからは、以前よりもぐっと出血量が減っているという手応えはあったのだが、それでもこの健康診断の結果からすると、貧血になってしまうほど生理の出血量が多いようなのである。

 ちなみに、去年の健康診断で得たヘモグロビン値は十.三だった。ヘモグロビン値の参考基準値は十一.三から十五.二ということなので、私は去年の時点で既に貧血気味だったことになる。そして、今年はその値を更に下回ってしまったのである。そこでI医師は、貧血を改善するための鉄剤と、いつものように、ほてりを抑えるための加味逍遥散を処方してくださった。I医師には、以前にも鉄剤は処方していただいたことがあるのだが、そのときは一日おきに服用する程度の量だった。しかし今回は、毎日服用するだけの鉄剤を二カ月分も処方してくださったのだ。鉄剤を毎日服用しなければ、私のヘモグロビン値は回復しないだろうとI医師はおっしゃっていた。I医師は私のカルテに、健康診断による私の今年と去年のヘモグロビン値を書き写してくださった。

 ところで今回の診察では、前回の診察でお願いしておいた子宮体がんの検査を行ってくださった。通常、健康診断で行なわれているのは子宮頸がんの検査のみである。しかし、私のように子宮が大きい人は、子宮体がんの検査も行っておいたほうがいいのだそうだ。

 ところが、あろうことか、この日は生理の三日目だった。I医師に、
「生理中なのですが、よろしいですか?」
と尋ねてみると、I医師は、
「かまいませんよ」
と答えてくださった。

 そして、診察室の隣にある、婦人科特有の足を開いて座る椅子に座り、検査を受けた。I医師は検査の前に、私の筋腫の大きさをエコーで計ろうとしてくださったのだが、私の筋腫は、膣から入れるエコーの機械では、もはや超音波が届かないのだそうだ。そのため、エコーの検査では筋腫の正確な大きさがわかりにくいらしい。I医師は私の下腹部を触診され、
「かなり大きかったんやね」
とおっしゃった。I医師曰く、私の筋腫は横方向にだいたい十五センチはあるそうだ。そして、
「大きさを正確に知るためにはMRIを撮るのが一番いいですけど、MRIフィルムはこっちにあるんやったっけ?」
とI医師はおっしゃった。私は、「あのね、先生。先生がこちらの病院に勤務先を変更されたので、私が過去に撮影していただいたMRIフィルムは、先生の以前のお勤め先の病院に残されたままですよ」と心の中で思いながら、
「いいえ」
と答えた。そして私は、あれよあれよという間にMRIの検査を受けることになり、予約係の方と相談して、MRIの検査日と次回の診察日を決めることになった。私はI医師にお礼を言って診察室を出た。

 MRIの検査は、完全予約制である。私は、自宅から病院までの道のりが遠いので、MRIの検査のためだけに病院に足を運ぶのはもったいないと思った。できればMRIの検査とI医師の診察を一緒に受けたい。そうなると、やはり処方していただいている薬が切れる二ヶ月後の予約となるのだ。予約係の方は、パソコンを使って院内の予約システムにアクセスし、MRIの予約とI医師の診察の予約を調整してくださった。

 予約係の方曰く、MRIの予約は比較的取り易いものの、I医師の診察の予約がなかなか取れない状況にあるのだそうだ。確かに、婦人科医として名高いI医師の診察は、すぐに予約が埋まってしまったとしてもおかしくはない。何しろ、私がこれだけ大きな筋腫を抱えているというのに、手術を急がない医師なのだから、婦人科としての実力があるのは間違いない。つい先日も、私は保険屋さんに言ったものだ。私の筋腫はかなり大きく、普通の医師なら、とっくに手術を強く勧めていると。そう、ほとんどの医師は、私の筋腫の大きさに驚いて、手術を強く勧めるのだ。何故なら、そうすることで、医師としての責任を果たしていることになるからだ。

 結局私は、二ヶ月後の診察に合わせてMRIの検査を受けることにした。そして、MRIの検査のあとにI医師の診察を受けることになった。そのときに、今回受診した子宮体がんの検査結果とMRIの検査結果をI医師から説明を受けることになるだろう。ただ、MRIの検査とI医師の診察を同じ日に設定したため、MRIの検査の予約が八時四十分になってしまった。実際には、予約時間の十分前である八時半にMRIの受付を済ませておかなければならないらしい。ということは、この日はいつも仕事に出掛けて行くときのように五時に起きて支度を整えなければ間に合わないだろう。

 婦人科を出て、会計で診察料を支払うと、今回は子宮体がんの検査を行ったため、四千円ちょっと掛かってしまった。その後、保険調剤薬局に出向き、二カ月分の鉄剤と二カ月分の加味逍遥散を受け取ったところ、薬代だけで三千円ちょっと掛かってしまった。何と、一日のうちに七千円余りも自分の身体のために支払うことになってしまったのである。健康であれば、これほどお金も掛からないのに、ちょっと情けない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 生理中の子宮体がんの検査は、ちょっとI医師には申し訳なかったと思います。生理三日目でしたが、「出血量が多いね」とI医師に言われました。診察の予約は二ヶ月前に入れてしまっているし、生理が始まってしまうとわかったとしても、既に診察の予約がいっぱいで、近い日程には変更できなかったでしょうね。I医師に、生理の何日目が出血量が最も多いのかと聞かれたので、私は三日目だと答えました。これまでは二日目が一番多かったはずなのに、最近は三日目なのです。次回はいよいよおよそ二年振りのMRIの検査となる予定です。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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