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2010.10.03

映画『ソルト』

ホットヨガ(二〇二回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m レッスン中に入口の扉を大胆に開閉してスタジオの中に冷たい空気を送り込んでくださるかどうかは、インストラクターによって違いが出るようです。しかし、以前は、現在のように入口の扉を開閉するのではなく、スタジオ内を冷やすために冷房のスイッチが入れられていましたので、ホットヨガのスタジオもエコ対策化が進んでいると言えます。

 本作もまた、八月十四日に鑑賞した四本の映画のうちの一本である。今からおよそ一年半ほど前に、アンジェリーナ・ジョリー主演の映画『チェンジリング』を鑑賞し、行方不明になってしまった息子をいつまでも探し続ける母の役を好演していたアンジェリーナ・ジョリーに対し、健気でひたむきな印象を抱いたものだった。そして、今年の夏休みに出掛けたアムステルダムのマダム・タッソーろう人形館で、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのツーショットの蝋人形を見た。まだ本作の鑑賞前だったが、私は思い出したように、帰国したら本作を鑑賞しようと心に決めた。劇場で本作の予告編を何度も観ていて、映画『チェンジリング』とはまったく違うアンジェリーナ・ジョリーを見てみたいと思っていたからだ。

アムステルダムのマダム・タッソーろう人形館に展示されていたアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのツーショットの蝋人形

 鑑賞してみると、普段、私が鑑賞している分野の作品とはまったく異なっているものの、男女の愛という観点においては満足できた。アンジェリーナ・ジョリー演じるロシアスパイの嫌疑をかけられたCIAエージェントのイヴリン・ソルトが、勤務先であるCIA本部を抜け出して、派手に逃げ回りながら次々に行動を起こして行く。そんな彼女の姿は、彼女と同じ女性からすれば、自分では実現できないにしても、どこか憧れのような感情を抱くのではないだろうか。そして、ソルトに愛する夫がいることがわかると、そもそもその夫との出会いそのものが、ソルトに課せられた任務を遂行するために利用しようと企てられたものなのだろうか、注目するだろう。

 スパイというと、自分自身の感情を持たず、ただただ忠実に任務を遂行しようとするロボットのような存在を想像してしまいがちなのだが、ソルトに対して好感が持てるのは、どんなときでも彼女なりの価値観を持って行動しているところではないだろうか。彼女は、任務を遂行するために利用しようとしたはずの夫のことを、実際には深く愛していたのが良くわかる。だから、あんなに一生懸命になりながら、夫の安否を確認するためにCIA本部を飛び出したのだ。同様に、かつての同僚を殺せる状態にあったというのに、彼女は殺さなかった。そこには、スパイであるはずの彼女の人間らしさが現れている。優秀なスパイとして教育されたとしても、心まで任務に捧げてしまうことはできない。そこに本作の一番の魅力があるように思うのだ。

 ただ、疑問に思ったのは、アメリカ人とロシア人の区別は本当につかないのだろうかということだった。実際に、本作で扱われているようなスパイ事件は発生しているらしい。しかし、仮に区別がつかないとしても、スパイとして育てられるためにロシアで暮らして来た子供が、果たして本当のアメリカ人のように振る舞うことなどできるのだろうか。

 私たちは、海外旅行先でアジア人に出会ったときに、瞬時のうちに相手が日本人であるかどうかを判別できてしまう。例え言葉が完璧であったとしても、表情は、相対的な国民性から作り出されるものだ。顔つきが似ている韓国人と日本人の違いは、相対的な国民性による表情にあると言っても過言ではないと思う。ロシアで教育された子供のスパイが、ロシア人の表情にはならずにアメリカ人の表情を形成できたかという点においては、やはり疑問が残ってしまうのだ。もしも、どんな感情も外に出さないという性格が形成されるならば、それは可能なのだろうか。しかし、ソルトの中には自分自身の感情が残っていたことからすれば、やはり徹底的に感情を押し殺し、他国の人間になり切ることなど難しいのではないだろうか。 

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「スパイの中にも感情がある」というところを見せてくれる作品だと思いました。ソルトはどんなときも、自分自身の価値観で行動しているんですね。そこが本作の人気の秘密だろうと思います。彼女のように豪快に逃げ回ることができたら、きっと気持ちがいいでしょうが、いつも張り詰めた気持ちで過ごさなければならないので、感情を持って生きるには、精神的にはとてもきつい商売でしょうね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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