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2010.10.04

保険屋さん(3)

映画『ソルト』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m どんでん返しの多い作品でありましたね。映画『チェンジリング』を鑑賞したとき、アンジェリーナ・ジョリーは浅丘ルリ子さんに似ているなどと思っていたのですが、本作では浅丘ルリ子さんには似ても似つかない役柄でした。(笑)演じる役によってまったく違うキャラクターを見せてくれる女優さんって、いいですよね。それでは、保険屋さん(2)の続きをお届けしますね。

 次に保険屋さんと会ったのは、とある昼休みのことだった。保険屋さんは、私がお昼ご飯を食べ終わった頃にオフィスの私の席にやって来て、先日の面談をふまえた上で、新しく立て直したプランを提示してくださった。私は先日の面談のときに、保険屋さんから提示された個人年金のプランと医療保険などを合わせたプランの合計金額を払い続けることに不安を感じていることを、保険屋さんに伝えていたのだ。

 保険屋さんご自身は、個人年金よりも医療保険などを合わせたプランを私に勧めたいらしく、医療保険などの掛け金は変更せずに、個人年金の掛け金を少し減額した新たなプランを提示してくださった。それによると、先日提示された個人年金のプランに比べると、毎月の掛け金が五千円ほど安いプランだったのだが、言い換えるとそれは、毎月の掛け金が少ない分だけ、六十歳を迎えてから受け取る個人年金の金額も少なくなってしまうプランだった。

 私は、新たに提示されたプランに対しても決断しかねていた。こうして保険屋さんにいろいろなプランを提示していただいているものの、実のところ、これらはあくまで目安に過ぎず、医療保険などを合わせた実際のプランは、私の現在の健康状態を正確に報告した上で決定されるのだそうだ。そのためには、例えば筋腫の大きさや個数などもできるだけ詳しく申告しなければならないらしい。

 私が子宮筋腫でMRIの検査を受けたのはおよそ二年前のことである。そのときは、主治医であるI医師が別の病院に勤務していたため、私の最新のMRIの画像フィルムは、現在、主治医に診ていただいている病院にはないと答えた。患者の申し出により、MRIフィルムを貸し出ししてもらえることはわかっているものの、保険屋さんに筋腫の大きさや個数をできるだけ正確に申告するためにMRIフィルムを借りて、再びI医師に私の筋腫の大きさや個数を診断していただくのはかなり気が引けた。私がそうした事情を説明すると、保険屋さんはちょっと難しい顔をした。現在の健康状態をできるだけ正確に報告しなければ、保険というビジネスとして成り立たないのは良くわかるのだが、私はここでも何となく、保険に加入することに対して消極的な気持ちになってしまった。

 そのような気持ちのまま保険契約の決断を迫られても困ってしまうので、私は、
「私としては、個人年金のほうに重点を置きたいので、医療保険などを合わせたプランの毎月の掛け金がいくらになるかがはっきりわからないと、これから毎月、お支払いを続けて行くことができるかどうか判断できないですねえ」
と言った。すると、保険屋さんは、
「そうですよねえ」
と私に同意してくださった。

 保険屋さんはしばらく悩んだあと、後日、またお話をさせてくださいとおっしゃった。そして、その二日後のお昼休みに、保険屋さんが再び私の席に来てくださることになった。

 後日、改めて私の席を訪れた保険屋さんは、保険の仮申込書を私に提示した。それはとても簡単な申込書で、勤め先や勤続年数、年収の区分などを記入して提出するものだった。この仮申込書を提出することで、別の担当者が私に接触を試みて、現在の私の健康状態などを詳しく尋ねるという。その上で、医療保険などの月々の保険料が決まるのだそうだ。私は、
「自分の健康状態をその人に口頭で伝えればいいのですか?」
と尋ねた。すると保険屋さんは、
「おそらくそういうことになると思います」
とおっしゃった。私が、
「直接お会いしてお話しするのでしょうか、それとも、電話ででしょうか?」
と尋ねたところ、保険屋さんは、
「それについては、ちょっと確認してみます」
とおっしゃった。保険屋さんは入社二年目とうかがっているが、まだこうした形式の保険契約に慣れていないのかもしれない。

 その後、その仮申込書を見ていた私が、
「私は派遣社員なので、勤務先にはどの会社名を書けばよろしいでしょうか? 派遣元の会社名を書くべきなのか、それとも、現在勤務している会社名を書くべきでしょうか?」
と尋ねると、保険屋さんは、
「そうですねえ・・・・・・」
と、またまた答えに詰まってしまった。どうやら保険屋さんは、いくつもの企業回りをしているものの、私のような派遣社員に声を掛けて、保険の契約まで進んだことはないらしい。そのため、派遣社員が仮申込書に勤務先を記入する場合、派遣元の会社名を記入すべきなのか、派遣先の会社名を記入すべきなのか、まだご存知ないようだった。保険屋さんは、
「申し訳ありません。確認して、後日、またおうかがいます」
とおっしゃると、私にいったん差し出した仮申込書を手元に引っ込めたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 保険屋さんは入社二年目とうかがっていますが、確か一年ほど前から、私が現在勤務している会社に出入りするようになりました。考えてみると、前任の方から担当の顧客を引き継いでいるはずなので、新規顧客を獲得するチャンスはそれほど多くはないのかもしれませんね。となると、私という新規顧客を獲得するチャンスを得て、武者震いしているかもしれませんね。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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