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2010.09.30

映画『エアベンダー』

保険屋さん(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 個人年金のプランを見たときに驚いたのですが、私は現在四十五歳で、六十歳になるまでにあと十五年しかないのです。いつの間にか、こんなに歳を取ってしまっていたんですね。私たちが結婚して十四年経っているので、これから先の十五年なんて、きっとあっという間でしょうね。老後はすぐそこまでやって来ていたのです。

 二年ほど前に、映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』という作品をDVDで鑑賞した。劇場公開中に見逃してしまったので、DVDで鑑賞したわけである。本作は、その映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』のM・ナイト・シャマラン監督の作品である。M・ナイト・シャマラン監督というと、代表作が他にもあるのだが、私は残念ながら、映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』と映画『ハプニング』しか鑑賞していない。

 本作を鑑賞したのは、八月十四日のことである。この日は自宅近くの映画館で映画を千円で鑑賞できる日だったので、この日のうちに合計四本の映画を鑑賞した。本作は、その中の一本というわけだ。本作に関する知識もほとんどなかったにもかかわらず、映画の上映スケジュールと相談しながら、単にM・ナイト・シャマラン監督の作品というだけで鑑賞に踏み切ったのである。

 本作を鑑賞された方たちは、本作をそれほど高くは評価していないようだが、私自身はそれなりに楽しめたと思っている。映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』が水を意識した作品だったように、本作の中でもユニークな形で水を操る人物が登場する。普段、私たちが当たり前のように接している水が、M・ナイト・シャマラン監督の手に掛かると、特別なスポットを浴びて来る。しかも今回は、水だけでなく、火や気、土も仲間に加わっている。それぞれのエレメントを操ることのできる存在は「ベンダー」と呼ばれ、中でも四つのエレメントをすべて操ることのできる「ベンダー」は「アバター」と呼ばれ、世界に調和をもたらす存在として人々から期待されていた。

 その「アバター」となる存在を演じているのは、ノア・リンガーという少年である。彼はどこの国籍を持つのか良くわからないのだが、どことなくチベットの雰囲気が漂っている。彼と対抗する人物として、映画『スラムドッグ$ミリオネア』で主人公のジャマールを演じていたデヴ・パテルがいる。映画『スラムドッグ$ミリオネア』でのまっすぐな青年とは違い、本作での彼は何となくさえない役柄なのだが、それでも後半から存在感が出て来る。

 本作で面白いのは、「アバター」と呼ばれる尊い存在が、実はまだ「アバター」の卵であり、相応の力を備えていないところである。人々に期待されるべき存在のはずなのに、「アバター」としての力を発揮するには、厳しい修行を重ねなければならないのだ。しかも彼には、その厳しい修行からいったん逃げ出してしまったという苦い過去がある。「アバター」と呼ばれる尊い存在の彼が、まだ未熟であるところが何とも面白い。やがて彼は心を入れ替え、水や火、気、土のそれぞれの「ベンダー」とともに修行を重ねて行くのである。

 「アバター」が「アバター」の卵であるがゆえに、本作はまだ完結していない。どうやら、続編が製作されるようである。しかし、本作を鑑賞しても、なかなか高まって来るものがない。作品に対する製作者側の情熱はビンビンと伝わって来るものの、観客は製作者側の情熱について行けないところがあるのだ。そのため、本作を鑑賞した人たちが、作品の中に取り残されるような感覚を味わってしまうのではないだろうか。そのあたりの感覚が、続編でどのように解決されるのか、今から続編を楽しみにしておきたいと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m そう言えば、M・ナイト・シャマラン監督の映画『ハプニング』のレビューは、なかなか書き辛かったので書いていませんでしたね。本作は、映画『ハプニング』よりはわかり易く、レビューも書き易い作品だと思いました。おそらく、M・ナイト・シャマラン監督の好きな世界が描かれているために、力が入り過ぎているように感じてしまうだけなのかもしれません。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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