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2010.09.07

難しいトイレ(10)

映画『孤高のメス』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 難しいオペも物怖じせずにこなして行く当麻(とうま)先生は、とても魅力的な存在でした。都はるみさんの演歌を流しながらオペを行うという方法も、ずいぶん変わっていますよね。そんな当麻先生の影響を受けながら、仕事に対して頑なだったスタッフがどんどん柔軟になって行く様子に好感を持ちました。

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 ユトレヒトの鉄道博物館に足を運んだときのことである。閉館間際であるにもかかわらず、トイレに行きたかったのでトイレをお借りしたのだが、そのトイレがとても不思議なトイレだったのだ。まず、ドイツと同様、トイレの表記が英語ではなかったので、ドイツ語で女子トイレを意味するDAMENに近いDAMESのほうを選んで入った。ドイツ語とオランダ語は少し似ているのである。

オランダ語表記のトイレだったので、ドイツ語で女子トイレを意味するDAMENに近いDAMESを選んで入った。

 入ってみると、扉の奥に個室があり、個室を開けてみると、木製の不思議な便器がでーんと据えられていた。私が悩んだのは、このトイレは洋式トイレなのか、それとも和式トイレなのかということだった。洋式トイレとして便座に座って用を足すには、お尻や足が届かないほど便座が高い上に、そもそも便座が広過ぎる。しかし、和式トイレのように、便器をまたいで用を足すには、ここがオランダであることを忘れなければならない。果たしてこのトイレは、どのように使用するのが正しいのだろうか?

洋式トイレなのか和式トイレなのか、とにかく判断に困ったトイレ。

 個室でこっそりトイレを撮影するには近過ぎる距離だったため、写真に収めることはできなかったのだが、実はこのトイレを使い終わったあとに水を流すためのレバーに繋がるチェーンが右上から垂れ下がっていた。トイレの右上から紐あるいはチェーンが垂れ下がっている古い和式トイレは、皆さんも日本で利用されたことがあるのではないだろうか。何を隠そう、私が独身時代に東京で一人暮らしをしていたアパートに設置されていたトイレが、まさしくその形式のトイレだった。

 長らくトイレを我慢していたため、このトイレが洋式トイレなのか、それとも和式トイレと同等なのか、あまりじっくり考える余裕はなかった。そこで私は、このトイレは日本でしばしば見掛ける、紐あるいはチェーンを引っ張る形式の和式トイレと同等であると判断して、便器をまたいで用を足した。用を足したあとは、上から垂れているチェーンを引っ張り、水を流した。

 トイレから出て、ガンモにこのトイレの写真を見せると、
「こんな面白いトイレがあったなんて!」
と残念がっていた。閉館間際で、ガンモも個室のトイレまで確認できるだけの余裕がなかったらしい。私は、このトイレが果たして洋式トイレだったのか、和式トイレと同等だったのか、判断に困ったことをガンモに伝えた。ところが、ガンモと話をしているうちに、はたと気が付いたのだ。それは、オランダは鎖国中も唯一日本と交流のあった国だったことである。その間にオランダから伝わって来たものも多いはずだ。ということは、紐あるいはチェーンを引っ張る形式の和式トイレは、オランダから伝わったものではないだろうか。つまり、私が利用したこの木製のトイレは、やはり便器をまたいで使用する和式トイレと同等の扱いで正解だったのではないだろうか。あいにく写真に収めることはできなかったが、何よりも、上から垂れ下がっている水洗用のチェーンがそれを物語っていたのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m もしもこのトイレが洋式トイレならば、これほど広い平面の便座は必要ないですよね。写真ではわかりにくいですが、これが便座だとすると、私には便座が高過ぎて、お尻が便器に届きません。(苦笑)だからやはり、和式トイレと同等なのだと思います。紐あるいはチェーンを引っ張る形式の和式トイレがオランダからやって来たものであるという証拠はまだ掴んでいませんが、おそらく私の考えは間違っていないと思っています。しかし、ガンモは「洋式に決まってるだろ?」などと理不尽なことを言っています。そう言えば、撮影した写真を良く見てみると、左上のほうに、便座クリーナーのようなものが見えていますね。(苦笑)むむむ? ということは、洋式トイレだったのでしょうか? あっ、ちょっと待ってくださいよ。便座らしきところに木の蓋のようなものがありますね。ひょっとすると、この蓋を上に持ち上げると、私の足でも届く便座が出て来たのでしょうか? いやいや、仮にそうだとして、その開けた蓋の分だけ便座の高さが低くなったとしても、私のお尻はまだ便座には届かないと思います。それとも、この木の蓋は、男性が小便をするときに持ち上げるものなのでしょうか。謎は深まるばかりです。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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