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2010.08.29

エッシャー・パレス博物館

映画『星砂の島のちいさな天使~マーメイドスマイル~』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 私は、海辺に倒れていた美海が目を覚ましてからも、毎日同じ白いドレスのような服を着ていたことがやけに気になってしまいました。きっと、美海にとってはその服しかなかったのでしょうが、暑い沖縄で、汗まみれになったりしないのだろうかと心配になってしまったんですね。何しろ真っ白な服ですから、一日着ただけでも汚れが目立って来ると思うのですが、美海の周りの人たちが美海の服について注意を払ったのは、何日か経ってからのことでしたので、やはりそういうところが映画なんだなあと思いました。(苦笑)

 マウリッツハウス(マウリッツハイス)美術館で「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞した日、マウリッツハウス美術館のすぐ近くにあるエッシャー・パレス美術館にも足を運んだ。

 騙し絵で知られるエッシャーは、実際には存在し得ない空間を描いたり、見方を変えれば別のものに見えて来る作品を描くのが得意である。

 私がエッシャーの作品に触れたのは、確か六年前の夏に長崎のハウステンボスを訪れたときのことだった。それ以来、エッシャーはオランダ出身の芸術家なのだと私の胸に強く刻まれていた。そのときは、よもや自分自身がオランダまで出掛けて行って、エッシャー・パレス博物館に足を踏み入れようとは夢にも思っていなかったはずだ。

 入口で入場料を支払い、中に入ると、リュックなどは地下のコインロッカーに預けるよう案内された。そのコインロッカーとは、私のために一ユーロを入れたコインロッカーを譲ってくれようとしていると勘違いしてしまった、いわくつきのコインロッカーである。

 地下にはコインロッカーだけでなく、トイレやクローゼットもあった。それだけではない。どういうわけか、顔抜きがあったのだ。何を隠そう、私は大の顔抜きファンで、旅先でせっせと撮り溜めた顔抜きの写真を別ブログでも公開しているくらいなのだ。私は、何故そこに女性の顔抜きがあるのかわけもわからずに、夢中でカメラに収めた。

 エッシャー・パレス美術館は、フラッシュを焚かなければ、作品を撮影することが許可されていた。私は、旅の思い出を少しでも写真に残しておこうと、一つ一つの作品を一生懸命カメラに収め始めたのだが、あまりにも作品の数が多いために、途中で挫折してしまった。それに、写真を撮影していると、写真に収めたという安心感から、作品をじっくり鑑賞することを忘れてしまう。いや、作品を鑑賞することよりも、写真を撮影することに専念してしまうと言ったほうが正しいかもしれない。かつて、コンサートに参加したときに、演奏されている曲目を順番にノートに走り書きで書き留めていたことがあったが、まさしくその行為と似ている。確かに記録は残るのだが、「今、その時」を楽しむことができないのだ。

 エッシャー・パレス美術館は、こじんまりとした美術館ではあるものの、部屋がいくつもあり、そこにエッシャーの作品が贅沢に並べられていた。年代順に並べられていたのだとすると、少しずつ作風が変わって来ているのが良くわかった。特に、エッシャーが自らの作風を確立させるにあたり、気付きを得たであろう作品に出会えたときはうれしかった。何故なら、それ以降の作品で同じような手法が使われているため、明らかに彼がその時点で気付きを得たことがわかるからだ。

 すべての作品を鑑賞し終えたあと、私は入口付近にあった紙を手に取ってみた。エッシャー・パレス美術館を訪れている子供たちがその紙を持っていることは知っていたが、どうやらその紙には、作品にちなんだクイズが書かれているようだった。子供たちは、エッシャーの作品を鑑賞しながらクイズに答えるというわけだ。私がその紙を手に取って見ていると、美術館のスタッフがやって来て、
「それは子供向けなんですよ」
とおっしゃった。それを聞いた私が、持っていた紙を元の場所に戻そうとすると、
「いえいえ、どうぞお持ちください」
と言ってくださったので、記念にありがたく頂戴した。

 コインロッカーに預けた荷物を取り出して、外に出てみると、近くの公園でアンティークマーケットが開催されていた。ご存知のように、私は日本にいるときも、わざわざ大阪や京都の骨董市に足を運ぶくらい、古いものが好きである。海外でアンティークマーケットに出会えたのだから、できればゆっくり見て回りたい。しかし、私たちはこのあと、マウリッツハウス美術館に足を運ぶことになっていた。先日も書いたように、夏のオランダは二十二時くらいまで明るいというのに、美術館や博物館はまるで申し合わせたように十七時で閉館してしまう。そのため、私たちはお昼ご飯を食べるのも惜しんでアンティークマーケットの露店の前を通り抜け、すぐ近くにあるマウリッツハウス美術館へと向かったのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、エッシャー・パレス博物館をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私たちを不思議な世界へと誘ってくれるエッシャー・パレス美術館は、大きな道路沿いではなく、少し中に入ったところにありました。地図を良く見ないと、わかりにくいかもしれません。エッシャーの作品を、まとめて間近で見られるまたとないチャンスだと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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