ホットヨガ(一九五回目)
※青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(12)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。長い長い三泊四日の旅の記事も次回でいよいよ完結します。今回は、その完結を前にして、ホットヨガの記事を書かせていただくことにします。
購入した五十回回数券をできるだけ余らせないようにするために、私はかつてのように、平日に何とか時間を作って、三宮店でホットヨガのレッスンを受けられないだろうかと考え始めた。平日は、仕事から帰宅してから就寝するまでの時間がひどく短いのだが、睡眠時間を削る覚悟があれば何とかなるかもしれない。
十九時半から六十分のレッスンを受ければ、レッスンが終了するのは二十時半である。それからシャワーを浴びて着替えを済ませて三宮店のスタジオを出るのは二十一時頃だろう。そこから我が家まで、途中の買い物の時間も含めると、一時間くらいだろうか。ということは、帰宅できるのは二十二時頃である。ホットヨガのレッスンを受けたあとは、シャワーを浴びているので、帰宅後ただちに「ガンまる日記」の下書きを始めることができれば、翌朝五時の起床に差し支えない時間に就寝できるかもしれない。ただし、これは最短の時間であり、実際には、帰宅するとガンモとコミュニケーションを取ったり、届いているメールのチェックをしたりもする。そうした時間は考慮していない。
とは言え、二十二時くらいの帰宅ならば、月に一度か二度程度ならば、仕事帰りに三宮店でホットヨガのレッスンを受けられるかもしれないと思い、三宮店のレッスンスケジュールをチェックしてみて驚いた。何と、いつの間にか三宮店でもリラックスコースのレッスンが始まっているではないか。一体いつから始まっていたのだろう? 梅田店に気を取られて、すっかり見逃してしまっていた。しかも、リラックスコースのレッスンは、私が仕事帰りに受けられるようなスケジュールが組まれているではないか。
思い切って、平日のレッスンの予定を入れてみようかとも思ったのだが、今は夏休みの旅行を控えているため、更にとても忙しい。平日に三宮店でレッスンを受けるのは、夏休みの旅行から帰ってからにしようと心に決めて、ある土曜日、私は朝から出掛ける用事があったので、その用事を済ませたあと三宮店でリラックスコースのレッスンを受けてみることにした。
他の支店と違って、三宮店に足を運ぶときは、これまでコミュニケーションを重ねて来たインストラクターと出会えるのではないかという期待感がある。これまで三宮店を訪れて、何度となくその期待感を裏切られてはいるものの、それでも、「今回こそはもしかすると・・・・・・と?」いう期待感が新たに生まれるのだ。しかし、入口の扉を開けて受付に立っていたのは、まだ面識のないスタッフだった。
着替えを済ませて、指定されたスタジオに入った。やはり、週末の三宮店は利用客が多く、とてもざわざわしていた。レッスンを担当してくださったのは、かつての神戸店のインストラクターだった。と言っても、神戸店でスタッフの入れ替わりが激しくなった時期に神戸店のスタッフに加わったインストラクターなので、実はほとんど話をしたことがない。ただ、確か神戸店が閉店になる日の最終レッスンに参加したとき、そのレッスンを担当してくださったインストラクターだったと思う。
レッスンに参加していたのは、私を入れて十六名の参加者だった。リラックスコースのレッスンというと、これまで梅田店の同じインストラクターから受けることが多かったため、違うインストラクターからレッスンの手ほどきを受けることがとても新鮮だった。ウォーミングアップのストレッチも、梅田店で行われているよりは簡単なもので終わった。
しかし、久し振りにそのインストラクターのレッスンを受けたからだろうか。インストラクターの変化が手に取るようにわかった。以前よりも確実にレッスンに自信がつき、参加者を導くという点において経験を積んで来られているというのが良くわかった。一言で言うと、インストラクターの教え方がうまくなったと感じた。それは、ヨガを自分のものにしている導き方だった。彼女は、知識ではなく、経験を伝えるインストラクターになっていたのだ。
途中、スタジオ内に熱がこもり、暑くなってしまったので、私は水とフェイスタオルを持って、いったんスタジオの外に出て、ロビーに設置されているソファーで休んだ。すると、以前から三宮店で良くお話をさせていただいていたインストラクターとばったりお会いしたのだ。そのインストラクターは、受付で私の名前を確認され、私がこのリラックスコースのレッスンに参加していることを認識されたそうだ。しかし、そのインストラクターは、もうすぐその日の仕事を終えて上がってしまうため、レッスン中の私と顔を合わせることができないと残念に思っていてくださったのだという。私も興奮気味に、
「ああ、○○さん(インストラクターの名前)にお会いできてうれしいです」
と言った。
私は、以前から気になっていたことをインストラクターに尋ねてみた。やはり、三宮店でもスタッフがかなり入れ替わっているようだ。かつての神戸店のスタッフの中にも、退職された方がいらっしゃるという。私は、三宮店でお会いしたかったもう一人のインストラクターの名前を出してみた。すると、そのインストラクターも事情があって、現在はほとんどレッスンを担当されていないそうだ。しかし、その事情は、決してネガティブなものではなく、むしろポジティブなものだったので、スタジオでお会いできないのは寂しいが、安心した。
神戸店が閉店してから、週末の三宮店がひどく混雑していることをインストラクターに告げると、
「利用してくださる方が多いのはとてもありがたいんですけど、確かに混雑していますね」
とおっしゃっていた。ということは、平日は比較的空いているととらえていいのかもしれない。私は、ラビエでリラックスコースのレッスンを受けてとても気に入り、リラックスコースのレッスンが関西にも上陸したので、リラックスコース目当てにしばらく梅田店に通っていたが、三宮店でもリラックスコースのレッスンが始まっていたことは知らなかったとインストラクターに伝えた。そして、リラックスコースのレッスンが自分の身体に一番合っているとも付け加えた。インストラクターは、
「動きの激しいレッスンで汗を掻くよりも、リラックスコースのようなレッスンが合っているんですね」
とおっしゃった。
ずっとお会いしたかったインストラクターと話をすることができて、私はとても幸せな気持ちに包まれていた。しかも、勤務スケジュールの関係で、本来ならば顔を合わせることのなかったインストラクターと、涼を求めて、ほんのちょっとスタジオの外に出た瞬間にお会いすることができたのだから、ラッキーだったとしか言いようがない。
かつての神戸店のように、三宮店は変化のときを迎えているようだ。変化の中にあって、自分の周りがゆらゆらと揺れながらも、自分自身は揺れないでいられる強さを、私はずっとお会いしたかったインストラクターから感じ取ったのだった。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ずっとお会いしたかったインストラクターと絶妙なタイミングでお会いすることができて、もう、感激の一言でした。(笑)ここのところ、三宮店に足を運んでも、事務的な会話しか成立していなかったので、それならば、どこの支店に足を運んだとしても変わりはないのではないかという気がしていました。しかし、今回の出来事で、三宮店が再び特別な支店に変わりました。(苦笑)夏休みの旅行から帰って来たら、三宮店で仕事帰りのレッスンにチャレンジしてみようと思います。
さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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