« 青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(3) | トップページ | 映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』 »

2010.07.04

青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(4)

青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 讃岐うどんの国で生まれたガンモは、香川以外の場所では、うどんではなくそばを注文します。本当はガンモもうどんが大好きなはずなのですが、香川以外の場所でうどんを食べると、がっかりしてしまうからなのだそうです。一方、私はというと、うどんが大好きなので、どうしてもそばを選べません。私にとっては、例えどんな味であれ、うどんはうどんなのです。

 三沢駅を出た普通列車は、およそ一時間余りで青森駅に到着した。その夜、私たちは青森駅発の寝台列車で札幌まで移動することになっていたため、その前にお風呂に入っておきたいうと思い、予めガンモがインターネットで調べておいた青森駅近くの銭湯に入ることにした。私たちは、お風呂道具と着替え以外の荷物を青森駅のコインロッカーに預けて身軽になった。

 ガンモによれば、銭湯は、青森駅から歩いておよそ十数分のところにあるという。昼間は日向にいると暑く感じられる青森県でも、さすがに日が落ちると半袖Tシャツ一枚だけでは寒くなった。私は、半袖のジャンパーは持っていたものの、長袖の服は一枚も持っていなかったので、緊急用に持ち歩いているレッグウォーマーを両腕にはめて寒さをしのいでいた。一方、ガンモはというと、十和田市駅前のOFF HOUSEで購入したばかりの薄手のジャケットを着込んでご満悦の様子だった。

 日が落ちて暗くなってしまった青森駅周辺を、ガンモがインターネットで調べた銭湯を目指して二人で歩いた。十数分歩くと、目的の銭湯に到着した。「清明湯」と書かれたその建物は、どう見ても現役の銭湯には見えなかった。清明湯は、もうずいぶん前に銭湯としての役目を終えてしまっていたのだ。私たちは、清明湯の建物を目の前にしてあんぐりと口を開け、青森駅からここまでせっせと歩いて来たのに、銭湯に入って汗を流すことができない悔しさを噛み締めていた。

 ガンモは、元来た道を戻らずに、別の道を通って青森駅まで戻ろうと提案した。私は、それが遠回りになってしまうのではないかと思い、少々渋ったが、銭湯に入れなかった分だけ時間はたっぷりあるので、ガンモの提案を受け入れて歩き始めた。

 すると、大きな通り沿いに、いかにも「かんぽの宿」という表現がふさわしいような旅館が見えて来た。私たちは、
「せめてここでお風呂だけでも借りられないかなあ」
などと言いながら、その場所をうらめしそうに通り過ぎた。そこから更にしばらく歩くと、はるか前方に、何やら日帰り温泉を意味するような看板が見えて来たではないか。ガンモが先にそれを見付け、私が目を凝らして確認したところ、その看板には「あおもりまちなか温泉」と書かれてあった。

 ガンモは、
「インターネットで青森駅周辺の銭湯を探していたときに、電話帳みたいなページに辿り着いたんだけど、確かにそんな名前の施設があったんだよ。でも、公衆浴場と、いわゆる風俗のお風呂が一緒に掲載されているようなページだったから、もしかすると風俗のお風呂なのかもしれないと思って、それ以上、追求しなかったんだよ」
と言った。私たちは、「あおもりまちなか温泉」のそれほど派手でもないネオンに引き寄せられながらその建物の近くまで行き、
「どう見ても風俗のお風呂ではなさそうだよ」
ということで合意し、喜び勇んでその入口をくぐった。

 そこは本格的な日帰り温泉だった。近くにあるホテルと提携しているらしい。館内に設置された貴重品ボックスにお財布などの貴重品を預け、男湯と女湯に分かれて入った。ところが、更衣室に入ってみると、鍵の掛かるロッカーには硬貨が必要だったため、もう一度貴重品ボックスまで戻り、さきほど預けたお財布の中から硬貨を取り出して更衣室まで戻った。見ると、ガンモも同じ理由で貴重品ボックスまで戻って、硬貨を取り出していた。

 私は、カランで軽く身体を洗い流すと、すぐに露天風呂へと足を運んだ。露天風呂と言っても、ビルの中にある人工の岩風呂の露天風呂だったのだが、それでも、諦めていたお風呂にゆったりと浸かることのできる喜びを噛み締めていた。利用客もそれほど多くはなく、私は半身浴を中心に、リラックスしながら利用することができた。

 お風呂から上がり、着替えを済ませて休憩所に行くと、ガンモが私の出るのを待ちかねていた。これからガンモの調べておいた、ほたてを食べさせてくれるお店に向かい、ほたて定食を食べてから寝台列車に乗ることになっていたのだが、私がのんびりとお風呂に入っていたために、そのお店の閉店時間まであと三十分しかない状況に陥ってしまっていたのだ。ガンモは、私の顔を確認するや、
「ほたてのお店が閉まるから早く行こう!」
と言って立ち上がった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(4)をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 日中は暑い青森県でも、さすがに夜になると肌寒いどころか本格的に寒かったですね。ほてり気味の私でさえ、レッグウォーマーで腕を温めたくらいですから、ガンモはもっと寒かったことでしょう。ガンモが下調べしていた銭湯を利用することができなかったのは残念でしたが、歩いて来た道を戻らなかったことで、日帰り温泉を見付けることができたのは、とてもラッキーだったと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

哲学・思想[人気blogランキング]に

上記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。

|

« 青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(3) | トップページ | 映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/48800743

この記事へのトラックバック一覧です: 青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(4):

« 青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(3) | トップページ | 映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』 »