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2010.06.19

青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(1)

ホットヨガ(一八九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 梅雨に入ると、出掛けるのがついつい億劫になってしまいますよね。特にホットヨガのレッスンの日は、JR大阪駅から梅田店のスタジオまで距離がある上にたくさんの荷物を抱えていますので、傘をさして歩くのがとても面倒です。ちなみに、雨がたくさん降っているときや風が強いときなどは、私は傘をささず、リュックも手提げバッグもすっぽり包んでくれるレインポンチョをかぶって歩いています。

 あるとき私は、
「寝台列車に乗りたいなあ」
とガンモに向かってつぶやいた。かつて私は、ガンモと二人で月に一度のペースで鉄道乗り潰しの旅に出掛けていた。その際、寝台列車を利用したことも何度かある。寝台列車は、夜、寝ている間に私たちを旅の目的地まで連れて行ってくれるだけでなく、設備という面においても、私たちにとびきりの非日常を感じさせてくれる。お行儀良く並べられた二段ベッドは、子供時代を思い出させてくれるし、ベッドに備え付けられた小さな灯りは、秘密基地にこもっているようなわくわく感を与えてくれる。とりわけ、寝台列車の窓からのぞいた駅のホームは、例えそれが見慣れた駅のホームであったとしても、私たちに別世界を感じさせてくれる。

急行きたぐにの二段ベッドの上段の窓から駅のホームを眺める(二〇〇四年頃)

 私のつぶやきに反応したガンモは、早速、旅行の計画を練り始めた。この時期に出掛けるとなると、やはり涼しい場所へと逃亡したい。そして、できればまだ乗車したことのない寝台列車に乗ってみたいものだ。検討の末、ガンモは青森と北海道をターゲットに選んだ。関西地方から青森に出掛けて行くには、寝台特急日本海を利用する手があるのだが、実は私たちは二〇〇五年に既に寝台特急日本海に乗車している。そこでガンモは、ひとまず飛行機を使って青森まで移動して、青森から北海道まで移動する際に寝台列車を利用する計画を立てたのだ。飛行機を利用するならば、溜まっているマイルを消費することができる。ガンモは、旅行の一ヶ月前に無事に青森から北海道へ向かう寝台列車の切符を押さえ、マイルを消費しての航空券も手配した。あとは出発の日を待つばかりである。

 出発当日、私たちは朝八時に家を出た。伊丹空港(大阪国際空港)を十一時二十分に飛び立つ青森の三沢空港行きの飛行機に乗る予定だったのだが、我が家から伊丹空港までは、距離的にはそれほど遠くないはずなのに、公共の交通機関を利用して移動するとなると、かなり不便である。かつてはJR尼崎まで出て、そこから空港リムジンバスを利用したのだが、今回も同じルートを利用しようとしたところ、JR尼崎駅前から出ている空港リムジンバスは既に運休してしまっていることがわかった。

 そのため急遽、自宅近くのバス停から阪急電車の最寄駅まで向かい、そこから空港リムジンバスを利用することになった。空港リムジンバスの本数は意外にも少なく、私たちは阪急電車の最寄駅に着いてから四十分ほど待つことになった。涼しい木陰で待つことができたので、四十分の待ち時間もあっという間に過ぎて行った。

 空港リムジンバスは、時間通りにやって来た。驚いたことに、その駅から空港リムジンバスを利用したのは、私たちを入れてわずか三名だけだった。それほど小さな駅でもないはずなのに、何故、こんなにも利用客が少ないのだろうと思っていたところ、私たちははたとひらめいた。阪急電車の駅からは、わざわざ本数の少ない、遠回りをする空港リムジンバスを利用しなくても、阪急電車とモノレールを乗り継いで伊丹空港に移動することができるのである。私たちは、そのことをすっかり忘れてしまっていたのだ。もし、そのことに気付いていれば、ゆっくりと出発の準備を整えて、もう少し遅い時間に家を出ることもできたのだ。

 とは言え、空港リムジンバスは、例え遠回りをしたとしても、いったん荷物をトランクに預けてしまえば、乗り換えなしに私たちを空港まで連れて行ってくれる。阪急電車の最寄駅を出発した空港リムジンバスは、途中、別の駅でたくさんの利用客を広い、私たちを伊丹空港へと運んでくれた。考えてみれば、阪急電車とモノレールを乗り継いで伊丹空港まで行くには乗り換えが必要で、その度に重い荷物をひきずることになる。それを思うと、空港リムジンバスに乗って時間を掛けて空港まで移動するのも悪くはないと思うのだった。

 三沢空港行きの飛行機は、満席ではないにしても、比較的たくさんの利用客がいた。機内は冷房がひどく効いていたので、私はフライトアテンダントからひざかけをお借りした。もちろん、自前のひざかけも持参していたのだが、それでも寒さをしのぎ切れなかったのである。ちょうど昼食の時間帯に移動することになったので、フライドアテンダントが飲み物を配ってくださると同時に、私たちは空港の売店で購入しておいたお弁当を取り出して、むしゃむしゃと食べ始めた。かつては国内線であっても、フライト中に軽食サービスがあったと記憶しているのだが、最近の国内線の飛行機にはそのようなサービスはない。

 私たちがお弁当を食べていることを気遣ってか、フライトアテンダントが飲み物のお替わりを勧めてくださったり、冷たいお茶を入れてくださったりした。それだけではない。食べ終えたお弁当のゴミを片付けてくださった上に、食後のコーヒーまでサービスしてくださったのだ。私たちは、至れり尽くせりのサービスに恐縮しながらも、顔がほころんでいた。

 私たちの乗った飛行機は、およそ一時間半ほどで青森の三沢空港に無事に着陸した。飛行機を降りて、空港に降り立ってみると、空気が冷たくてとても気持ちが良かった。その日の関西地方の最高気温は二十七度だったが、いきなり十六度の気温の涼しい場所にやって来たのである。上半身にほてりのある私は生き生きとしていたが、さすがに半袖のTシャツ一枚だけでは肌寒く感じられ、持参した半袖のジャンパーを羽織ることになった。

 三沢空港に着いて初めて、三沢市が寺山修司さん縁の地であることに気が付いた。三沢市には、寺山修司記念館なるものが存在しているようである。ガンモに、
寺山修司記念館に行こう!」
と提案してみたのだが、
「また今度」
と言われてしまった。ガンモは何やらこのあと、観光の計画を立てているようだった。私は後ろ髪を引かれる思いで、三沢駅行きの路線バスに乗り込んだのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、青森~北海道、飛行機と寝台列車の旅(1)をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 三沢空港に降り立ったときは、本当に涼しくて気持ちが良かったです。十六度の気温と書きましたが、私たちが降り立ったときの地上気温が十六度だっただけで、決してその日の三沢の最高気温が十六度だったわけではありません。おそらく、この日は二十二度くらいまで上がっていたのではないかと思います。それでも、関西地方よりも涼しいのは間違いありません。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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