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2010.04.28

表向きはバブリーでも、中身は質素

映画『ブルーノ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。何とも毒の強い作品でありました。ちなみに本作の脚本は、複数の人たちが手掛けているようですが、その中に、主人公のブルーノを演じていたサシャ・バロン・コーエンも含まれていますね。彼は、私生活においてもこのような感じなのでしょうか。もしそうなら、彼の周りにいる人たちが疲れそうですね。(苦笑)

 先週の土曜日に、派遣会社の主催するTOEICのIPテストを受けた。派遣会社の主催するTOEICのIPテストは、全国の大学などで行われているTOEICの公開テストよりも価格が二千円ほど安い。最近、TOEICの公開テストの受験料が値下がりしたためか、今回は四千円で受験することができた。

 割安でTOEICの試験を受けられるので、私は派遣会社のWebサイトに頻繁にアクセスし、TOEICのIPテストの開催時期を何度も確認していた。しかし、やはり不況の影響なのだろうか。かつてはおよそ二、三ヶ月ごとに開催されていたTOEICのIPテストも、開催回数がめっきり減ってしまった。しかも、これまでは大阪・梅田にある貸会議室で開催されていたのが、今回は大阪にある派遣会社のセミナールームで開催されることになっていたのである。

 IPテストが開催される数日前に、派遣会社から今回の受験票が届いた。その受験票には受験会場となる派遣会社のセミナールームと受験会場への地図が添えられていたのだが、住所は大阪市と記載されているのに、どういうわけか、東京の新宿駅周辺の地図が添えられていた。おそらく、受験票をプリントした派遣会社のスタッフが間違ってしまったのだろう。

 すると、IPテストが開催される直前になって、私の携帯電話に知らない番号からの電話が掛かって来た。大阪の番号だったので、もしかすると派遣会社のスタッフからかもしれないと思い、電話を取ってみると、やはりその通りだった。先日送付した受験票の地図が間違っていたとのことで、わざわざ電話を掛けて来てくださったのだ。私は派遣会社のスタッフに、最寄駅を降りてから派遣会社のセミナールームに向かうまでの道のりを口頭で説明してもらった。

 そして、試験当日、私はいつものように、ひざ掛けやら首巻きやらを持参して、TOEIC IPテストが開催される派遣会社のセミナールームへと向かった。私がそこを訪れるのは、もしかしたら二回目になるかもしれない。というのも、私が派遣会社に登録した十四年前には、神戸の支社がまだ設立されていなかったので、大阪にあったその支社を訪れているはずなのだ。しかし、あれから十四年も経ってしまっているので、もはや記憶にない。

 思えば、派遣会社から紹介された仕事をしていても、派遣社員が派遣会社を訪れることは滅多にない。最初の派遣登録のときか、あとは、こうしたセミナー関連に足を運ぶときくらいだ。ちなみに私は、今回足を運んだ大阪の支社で最初の派遣登録を行ったのだが、神戸に支社が出来てからは、神戸支社から仕事を紹介してもらっている。

 ところで、派遣会社の事務所には、バブリーな雰囲気が漂っているのをご存知だろうか。あれは何年前だっただろう。もしかすると、十年近く前のことかもしれない。確か派遣会社で厚生年金の手続きをしてもらう必要があり、東京にある派遣会社の事務所に厚生年金手帳を送付するように言われたのだが、たまたまその時期に東京に行くついでがあったので、少し足を伸ばして、直接派遣会社の事務所を訪れたことがある。派遣会社の事務所に足を一歩踏み入れた私は、何とバブリーな事務所だろうと驚いた。そこには、何から何まで贅沢な雰囲気が漂っていたのである。

 そして、今回訪れた大阪の支社の入口や受付もまた、時代にそぐわないバブリーな雰囲気が漂っていて驚いた。世の中は不況と言われているはずなのに、少なくとも私の働いている派遣会社には質素な雰囲気はない。考えてみれば、派遣会社の運営を支えているのは、私たち派遣社員である。派遣会社は、私たちに支払っている時給のおよそ三割増しの料金を企業から受け取り、その中から自分たちの取り分を差し引いて、私たちに給料を支払っているのだ。ということは、このバブリーな雰囲気は、私たちが派遣先企業で働いた三割り増しの時給の成果なのだろうか。以前、たまたま神戸支社を訪れたときに休日出勤していた派遣会社の営業担当にそんなことを漏らしたところ、
「いえいえ、これは僕らの残業代ですよ」
などと言われてしまった。もう何年も前のことだが、これだけバブリーな事務所を構えているというのに、派遣会社の営業担当は、残業代が支払われないとぼやいていたのだ。

 それはさておき、今回のTOEIC IPテストを受けるために集まっていたのは、十数名だっただろうか。確かに、これくらいの人数ならば、わざわざ大阪・梅田にある貸会議室を借りなくても、自前のセミナールームでの開催で十分である。それにしても、かつてはこうしたTOEICのIPテストで、大阪・梅田の貸会議室に、会議室のキャパぎりぎりの五十名程度の派遣社員が集まっていたというのに、開催回数も減ってしまった上に十数名しか集まっていないというのは、どういうことなのだろう。それだけ、稼動している派遣社員の数が減って来ているということなのだろうか。

 そう思いながら、私はあることを思い出した。そう言えば、かつては派遣会社に登録してさえいれば、稼動中であっても稼動中でなくても、派遣会社の主催するTOEICのIPテストを受験することができた。しかし最近は、現在、派遣会社から仕事を紹介されて稼動中の派遣社員でなければ試験を受けることができない仕組みに変わったのだ。ということは、これまでTOEIC IPテストを一緒に受験していた五十名近くの派遣社員の中には、現在稼動中でない派遣社員も多く含まれていたということなのかもしれない。

 ちなみに、派遣会社の主催するTOEICのIPテストは、公開テストと違って午前中に行われる。そのため、午後からは自分の時間として新たな予定を立てることができる。十時から試験のインストラクションが始まり、十時二十五分から試験が開始された。試験終了時刻は十二時二十五分である。私は、ひざ掛けと首巻きで冷房から身体を守りながら、試験を受けた。

 感触としては、やはりリスニングの問題で戸惑うことが少なくなって来た。毎日のようにBBCのラジオドラマを聴き込んでいるおかげである。そして今回は、リーディングについても比較的余裕があった。いつもならば、試験終了直前に超能力を使って、答えられない問題のマークシートをすべて同じ記号で塗り潰すのだが、今回はその作業にも余裕があった。

 ただ、私の隣に座っていた人が、リーディングの問題に入った途端、猛スピードで問題を解き始めたので、その人が鉛筆でマークシートをゴリゴリ塗り潰す音が心理的なプレッシャーになった。最初のうち、私はその人が最初から超能力を使って、答えられない問題のマークシートを塗り潰しているのかと思ったのだが、耳を澄ましていると、マークシートを塗り潰す音のほかに、問題用紙を素早くめくる音も同時に聞こえて来たので、どうやら猛スピードで問題を解いているということがわかったのだ。確かに、リーディングに入った直後の問題は、前後の文脈から最も適当な言葉を当てはめる穴埋め式の問題なので、読むスピードが速い人にとっては一問に費やす時間が短いのも当然である。それにしても、今回、私の隣に座っていた人のように猛スピードで問題を解く人に、私は初めて出会った。

 そんなプレッシャーを感じながらも、何とか二時間の試験を終え、いつものように解答用紙と問題用紙が集められて解散となった。今回の試験の感触をガンモに報告したかったが、その日、ガンモには徹夜の仕事が入っていたため、自宅で睡眠を取っているはずだった。私はガンモに報告したい気持ちを抑えながら昼食をとり、次なる目的地を目指した。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 公開テストよりもおよそ二千円安くTOEICの試験を受けられるので、これまでは、稼動していない派遣社員もたくさん受験していたのかもしれませんね。それが、稼動中の派遣社員のみに限定されたということは、例えバブリーな門構えであったとしても、派遣会社としては締めるところは締めているということなんでしょうね。そう言えば、給与明細も、これまでの郵送から、Webサイトの個人ページにアクセスして確認する形に変わりつつあります。表向きはバブリーでも、中身は質素な派遣会社であります。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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