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2010.03.12

絵の具のような人間関係

ホットヨガ(一七八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 通常のレッスンとは違う骨盤コースのレッスンの代理ということで、代理のインストラクターはずいぶんプレッシャーを感じていらっしゃったかもしれませんね。慣れないレッスンにも臨機応変に対応してくださったことに感謝したいと思います。

 二月のある週のことである。月曜日の夜に仲の良い派遣仲間と二人で食事をして、同じ週の金曜日にの夜に彼女も含めたもう一人の派遣仲間と三人で食事をした。仲の良い派遣仲間とは、同じ週のうちに二回、一緒に食事をすることになったわけだが、面白いことに、二人だけで会うのと、他の派遣仲間を交えて三人で会うのとでは、話の内容がまったく異なっていた。

 以前から感じていたことではあるのだが、誰かと二人だけで会うと、三人以上で会って話をするよりも深い話ができるので、私は三人以上で集まるよりも、二人で会って話をするほうが好きだ。とは言え、中には三人以上で会うと話は弾むのに、二人だけになると何を話したらいいのかわからなくてお互いうつむいてしまうこともある。だから、人と人の相性は面白い。

 仲の良い派遣仲間と二人で会ったときに、直感の話になった。私が普段から、いろいろなことを直感で決めているのだと言うと、仲の良い派遣仲間は、自分には直感がないと言った。例えば私は、妊娠している女性のお腹の中に男の子の赤ちゃんがいる場合はだいたいわかる。以前も書いたが、同じ職場で働いていた別の派遣仲間や女性社員さんが妊娠されたときに、男の子の赤ちゃんがお腹の中にいることがわかったので、
「こんなこと言っていいかどうかわからないけど、男の子だよね?」
と確認したという話をすると、仲の良い派遣仲間は、
「どうしてそんなことがわかるの?」
と驚いていた。私は、
「そんなこと聞かれても、理屈では説明できないよ。きっと、男の子の魂を感じたからだと思う。わかるときははっきりと確信を持ってわかるし、わからないときはあいまいなので、わざわざ口にしないだけ」
と答えた。

 直感について、もう少し深く掘り下げてみると、どうやら私は、自分以外の何かから情報をキャッチしようと、常にアンテナを立てているようだ。私は仲の良い派遣仲間に、
「派遣の仕事で面接を受けるときも、その企業に行くまでの間に信号があったとして、青の信号が続くかとか、そんなところから情報をキャッチしてる。今の職場は、自宅から遠いのでお断りしようと思って面接したんだけど、駐車場に仲の良い人の誕生日のナンバーの車が止まってたので、ここで働こうと思ったんだよ。そして、そのまま八年も居ついてしまった」
と言った。

 そんな話やもろもろの話をして、月曜日の夜に仲の良い派遣仲間と盛り上がったあと、金曜日の夜に再び顔を合わせたわけだが、三人で会ったときに最も盛り上がったのは、スポーツクラブの話だった。私以外の二人はスポーツクラブに籍を置いていて、しばしば通っているという。驚いたことに、二人は別々のスポーツクラブに通っているにもかかわらず、そこで出会う人たちの特徴が共通しているのだった。

 スポーツクラブもホットヨガと同じで、通っている人たちがそれぞれ自分の世界を守りながら身体を鍛えているらしい。じっくりと鏡を見ながら、ひたすら自分の身体を創り上げることに専念している多少ナルシスト気味の男性会員や、身体に自信があるのか、露出度の高いウェアを着ている女性会員の話を聞いた。露出度の高いウェアとは、まさかり担いだ金太郎が着ているようなほとんど前掛けだけのウェアで、首の後ろに付いている紐がほどけてしまえば、周りが一斉に赤面してしまうほど大胆なウェアらしい。さすがにホットヨガのレッスンでは、そのような大胆なウェアを着ている人はいない。

 ふと感じたのは、やはり女性会員だけのホットヨガ(梅田店は例外)と違って、男女の会員が同じ部屋でトレーニングを行う環境というのは、女性は女性らしく振る舞おうとするし、男性は男性らしく振る舞おうとするのではないかということだった。そして、男性会員のみ、女性会員のみと敢えて分けないでいることで、それぞれの性の持つ特性が自然な形で活かされて行くように思えた。

 仲の良い派遣仲間は、劇場で映画を鑑賞する習慣はないそうだが、もう一人の派遣仲間は、最近、ストレスを感じることがあり、その解消のために、ホラー映画を何本も観ているのだそうだ。私はホラー映画はほとんど鑑賞しないが、彼女がホラー映画に求めようとしているものが何であるのかは、何となくわかるような気がした。私が映画をたくさん鑑賞するようになったのは、筋腫を抱えて自分の感情が鈍くなったと感じたため、映画の感動を通して自分自身の感情を引き出そうと思ったからだ。これまでは、ちょっとしたことでも感動して涙を流したりと、もっともっと多感だったはずなのに、筋腫を抱えてからは感情が鈍くなったばかりでなく、てきぱきと動けなくなってしまったり、地の底を這うような感覚も味わった。またかつてのような多感な自分に戻りたいと思い、積極的に映画館に足を運ぶようになったわけだが、彼女の場合も、ホラー映画という刺激を通して自分の感情を探しているのではないかと思えた。

 それにしても、もう一人の派遣仲間が加わっただけで、話の内容がガラリと変わったのは面白い。人は、それぞれが単色の絵の具のような存在だが、それぞれの絵の具が組み合わさることによって、いろいろな彩りを表現することが可能になるように思える。もしも、人と人の繋がりを色で表すことができたなら、交流する人によって自分がどのように変わることができるかを視覚的に確認することができて、楽しくなるかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 二人で会って話をすると、心の世界へと突入して話はどんどん深くなり、三人以上で会って話をすると、話はどんどん横に広がって行くようなイメージですね。ちなみに、自分を活かしてくれる色を持っている人は白の要素が強く、ストレスを感じてしまう人は、黒の要素が強いのでしょうか。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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