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2010.03.19

映画『パラノーマル・アクティビティ』

寝ヘナ、再びの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 髪の毛に染み込んだ天然ヘナは、洗い流しても落ちないのに、手や衣服に付いた天然ヘナは容易に洗い流せるのが不思議です。きっと、髪の毛を染めるという目的で天然ヘナを使用するのは、自然の法則に適(かな)っているのでしょうね。

(DVDで鑑賞したわけではないのだが、画像だけ拝借)

 約百三十五万円の制作費で製作され、わずか十二館においてレイトショー限定で上映が始まった本作は、口コミでどんどん広がり、やがて全米一位を獲得するほどの話題作となった。私は普段、ホラー映画は鑑賞しないのだが、全米でこれほど話題を呼んだ作品ならば、鑑賞する価値がありそうだと思い、二月十二日に鑑賞した。

 一見して、フィルムを回しながら撮影したというよりも、ホームビデオで撮影した作品という雰囲気が伝わって来る。それもそのはずで、男女のカップルが住んでいる一軒家で次々に超常現象が起こり、その解明のためにビデオカメラを回し続けるという設定なのだ。そのため、どこか素人っぽさが残る作品ではあるのだが、ドキュメンタリータッチで仕上がってはいるものの、ストーリー性があり、次に何が起こるのかという期待と不安でいっぱいになる。

 ただ、ホラー映画を観るときの鉄則かもしれないが、「何か恐ろしいことが起こるはずだ」と最初から決め付けて鑑賞してはいけない。そういう気持ちでホラー映画を鑑賞し始めると、映画を鑑賞しながら得られる怖さのレベルよりも、自分の中で定めた怖さのレベルのほうが勝っていた場合、がっかりすることになる。実は、私自身が本作に対し、過度の期待を抱いてしまったために、「あれれ?」という結果に終わってしまった。私にとって怖かったのは、最後の一シーンだけだった。

 しかし、こうしてドキュメンタリータッチに仕上げられると、映画と現実の区別がつかなくなってしまうのも事実である。映画だとわかっているのに、もしかすると、現実に起こった出来事なのではないかと錯覚したりもする。実際は、本作に登場する二人はオーディションで選ばれ、撮影に使われている一軒家は監督の家らしい。

 本作の中でとりわけ興味深かったのは、悪霊と悪魔は違うということだった。悪霊はあくまで人間の霊が悪さをするもので、霊媒師による働きかけで収まることがある。しかし、相手が悪魔の場合、霊媒師の力ではどうすることもできない。悪魔祓いの力が必要になって来るわけだ。

 考えてみると、日本には、西洋の悪魔に相当するものが存在していないように思える。すなわち、日本のホラー映画に登場するのは、ほとんどが悪霊であると言っても過言ではない。しいて言えば、妖怪がそれに相当するのかもしれないが、妖怪はどちらかと言うと、想像上の存在である。しかし、西洋には、かの有名な映画『エクソシスト』に代表されるように、悪魔祓いが存在するくらいだから、悪魔の存在に悩まされた人たちがいるのだろう。

 ちなみに、「パラノーマル・アクティビティ」とは「超常現象」のことらしい。日本においては、「超常現象」という表現よりも、「怪奇現象」という表現のほうが馴染みが深いようにも思える。同じ地球で起こっている出来事なのに、国や思想が違うだけで、悪魔が存在したりしなかったりするのはとても興味深い。悪魔も、活動し易い環境を選んでいるということなのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最初から低予算で映画を作って大当たりを狙おうとしたわけではなく、結果としてそうなったのだと思いますが、それにしても公開六週目にして一億ドルの興行収入を突破したというのですから、凄いことです。ただ、有名になればなるほど、映画に対する期待感も育まれて行くので、まだ有名にならないうちに鑑賞された方たちと、有名になってから鑑賞された方たちでは、きっと感じ方が違うのでしょうね。映画を通して、自らの目で意外性を感じることはとても大切なことであるように思いますが、情報社会の現代においては、なかなか難しいことかもしれません。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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