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2010.03.07

映画『猟奇的な彼女』

夢のコラボセミナー 心と体と気づきのストレッチ in 神戸(11)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 好きなアーチストのコンサートに遠征すると、日本のどこの会場に足を運んだとしても、たいてい一度は顔を合わせたことのある人がその会場を訪れています。自分の住んでいる地域から他の地域で行われるコンサートやセミナーにわざわざ遠征するというのは、仲間同士のネットワークが出来上がっていることを表すとともに、遠征する対象への強い情熱が感じられますね。

 恥ずかしながら、あまりにも有名な本作を、私はまだ鑑賞してはいなかった。レンタルDVDショップで何度も何度も本作の棚の前を素通りしていたものの、あまりにも有名な作品であるために、かえって鑑賞するのをためらってしまう気持ちもあった。何故なら、多くの人たちに受け入れられている作品が必ずしも私の好みと一致するとは限らないし、むしろ私は、大多数であることよりも少数派でいたいと思っていたからだ。とは言え、やはり気にはなる。そんなもやもやした想いを抱えていたところ、無料のインターネット動画視聴サービスGyaO!から、本作の動画が無料で視聴できるとの案内メールが届いた。無料で視聴できるなら、これを機会に鑑賞してみようか。そんな軽い気持ちから鑑賞に踏み切ったのだった。

 これまでにも韓国映画は何本も鑑賞して来たが、韓国映画を鑑賞していると、いろいろな意味でエネルギッシュな登場人物に遭遇し、しばしば圧倒されることがある。本作も例外ではなかった。一体何が気に入らないのか、美しい彼女は恐ろしく凶暴な性格である。酔っ払ったまま電車に乗り、電車の中で食べたものを豪快に戻してしまったり、居酒屋で気に食わない人物に出くわせば、大声で説教して居酒屋から追い出してしまったりと、とにかく手のつけられないほどの暴れぶりである。酔っ払った彼女を介抱したことがきっかけで彼女と知り合った大学生キョヌは、そんな彼女にいつも振り回されっぱなしである。とは言え、二人は恋人同士ではなく、仲の良い凸凹コンビとして異性の友人関係を続けている。

 はっきり言って、本作の八十五パーセントくらいはずっと凶暴な彼女が描かれ続けている。本作を鑑賞しながら、そんな凶暴な彼女に圧倒され、嫌気がさしてしまう人も少なくはないはずだ。しかし、彼女が何故、ここまで凶暴な性格になってしまったのか、その理由を見届けずに鑑賞をやめてしまうのは非常に惜しいと言える。

 残りの十五パーセントのストーリーは、切なさと感動に満ち溢れている。映画を鑑賞していて、急に火が付いたように感情が噴出して、突然、涙が溢れて来ることが稀にあるのだが、私にとって本作は、まさしくそんな特異な体験をさせてくれる貴重な作品だった。

 なるほど、本作の八十五パーセントまでは凶暴な彼女に圧倒され、キョヌと彼女の間に離れ難いほど強烈な強弱の関係をじっくりと築き上げ、残りの十五パーセントで二人の出会った意味に磨きをかける。こんな展開が用意されていたのかと思うくらい、これまで凶暴な彼女ばかりを見て来て、感動に対してすっかり無防備になっている状態のときに思わぬ感動が運ばれて来るのである。実にうまい構成だと思う。

 実は、本作を鑑賞した直後に同じGyaO!で、映画『猟奇的な彼女 in NY』という作品を鑑賞した。本作の舞台をニューヨークに移したリメイク版である。しかし、突き上げられるような感動をオリジナル版で最初に味わったからだろうか。ほぼ同じストーリーであるにもかかわらず、引き込まれ方が全然違った。言うまでもなく、オリジナル版のほうが断然良い。それと同時に、チャ・テヒョンが演じているキョヌに対し、彼以外にはこの役を演じ切ることは難しいのではないかという絶対的な魅力まで感じてしまったのだ。

 また、究極的な凸凹カップルを演じる組み合わせとして、オリジナルのほうがそれぞれのエネルギーバランスが整っていたようにも思う。カップを演じる役者さんたちのエネルギーバランスが映画の良し悪しを決めていると言っても過言ではないだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久し振りに、突き上げて来るような感動を味わうことができました。いやはや、有名な作品だからと言って、最初から奇妙な偏見は必要なかったみたいですね。リメイク版の映画『猟奇的な彼女 in NY』からは、酔っ払った彼女が電車の中で食べたものを豪快に戻すシーンはカットされています。あのシーンを取り入れるかどうかは国民性の違いなのでしょうか。何故、カットされてしまったのかがとても気になりますね。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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» 『猟奇的な彼女』 [erabu]
クァク=ジェヨン監督。2001年韓国。ラブコメディ映画。出演、チョン=ジヒョン、 [続きを読む]

受信: 2010.03.08 23:55

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