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2010.03.25

映画『インビクタス/負けざる者たち』

「ジェネリックはありません」の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。最近のI医師の診察では、もともとの子宮筋腫よりも、擬似更年期障害の症状に関して相談に乗っていただいているという感じですね。膝(ひざ)の痛みについては、そろそろ本格化して来たので、近いうちに整形外科を訪れてみたいと思います。でも、それまでの間に、できる限り自分でできることを実践してみますね。

 少し前に、映画『マンデラの名もなき看守』を、今はなきホットヨガ神戸店の隣にあったお気に入りの映画館で鑑賞した。その映画館も、今はもうヘ閉館してしまったのだが、思えば映画『マンデラの名もなき看守』は、その映画館で鑑賞した作品の中で最も見応えのある作品だったかもしれない。

 映画『マンデラの名もなき看守』が、のちに南アフリカ共和国の大統領に就任したネルソン・マンデラの二十七年間にも及ぶ獄中生活を扱った作品ならば、本作は、ネルソン・マンデラが南アフリカ共和国の大統領に就任したあとの話と言える。すなわち、映画『マンデラの名もなき看守』を鑑賞したあとに本作を鑑賞すれば、あたかも続編の作品を鑑賞するかのごとく、ネルソン・マンデラの話を繋げて行くことができるのである。

 アパルトヘイトによる人種差別で、黒人と白人がなかなか一つにはなりにくい南アフリカ共和国を、黒人初の大統領に就任したネルソン・マンデラは、ラグビーチームを通して一つにまとめようとする。マンデラの驚くべき選択は、黒人だけのラグビーチームを新たに結成しなおして、まずは自分と同じ黒人からの絶対的な支持を仰ごうとするのではなく、黒人たちから反感を買いながらも、これまで存在していた白人中心のラグビーチームを南アフリカ共和国の代表チームとして存続させたことだった。すなわち、これまで黒人たちを痛めつけていた白人を、南アフリカ共和国代表のラグビーチームの選手として認めたのである。

 アパルトヘイトの名残から、大統領を警護する人たちでさえ、黒人と白人のスタッフが共存することに緊張感が走る状態だったというのに、アパルトヘイト時代から存在していたラグビーチームであるとはいえ、国の代表としてのラグビーチームをほとんど白人で構成させるなど、実に大胆な発想である。最初は、ほとんど白人だけでチームが構成されることに反対していたり、ぎこちなかった二つの肌の色の国民たちも、やがて肌の色に関係なく、白人中心のラグビーチームを受け入れ、応援するようになる。そして、最後には・・・・・・。

 映画『グラン・トリノ』でぐちゃぐちゃに泣かされて間もないというのに、またしてもクリント・イーストウッド監督の仕掛けた罠にはまってしまった。クリント・イーストウッド監督は、人間的な成長を意識させてくれるような作品ばかりを世の中に送り出しているように思う。きっと、クリント・イーストウッド監督の中では、映画を通して世の中に伝えたいものがはっきりしているのだろう。右から左に流れて行ってしまうような作品とは違い、鑑賞する私たちの中に、必ず何か温かいものを落として行ってくれるのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本作の中で私が注目していたのは、マンデラ役を演じていたモーガン・フリーマンの使っていた英語です。彼は、普段、アメリカ映画に出演されているときとは明らかに異なる英語を話していました。あれが南アフリカ共和国で話されている英語なのかどうかはわかりませんが、意識して普段の英語とは異なるを使っていることからも、本作に対し、モーガン・フリーマンが真剣に取り組んでいたであろうことがうかがえます。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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