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2010.03.04

映画『サロゲート』

ホットヨガ(一七七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 骨盤コースのレッスンで覚えたポーズを、歪みのある左側を中心に自宅で復習することで、骨盤の歪みもより一層改善されるのかもしれませんが、我が家の諸事情により、自宅ではなかなかポーズが取れないのが実情であります。(苦笑)できればレッスンの日には少し早めに家を出て、早めにスタジオに入ってポーズを復習できるように心がけたいと思います。

 "サロゲート"と呼ばれる代行ロボットを人間がリモートコントロールするようになり、ほとんどの人間たちが生身の肉体をさらすことなく生活するようになった。そんな予告編を目にしたとき、この映画は絶対に鑑賞しようと心に決め、一月二十九日に鑑賞した。大変お恥ずかしい話なのだが、鑑賞し終わったあと、エンドロールに表示された役者さんの名前を見て、
「ええっ? あのスキンヘッドの男性はブルース・ウィリスだったの?」
と思ってしまったのだった。私の映画の好みをご存知の方ならわかってくださると思うのだが、私は普段、彼が出演するようなアクション映画を好んで鑑賞してはいない。そのため、何年か振りにスクリーンで拝見した彼のお顔をすっかり忘れてしまっていたというわけなのだ。

 それはさておき、あるときサロゲートが何者かに襲われ、サロゲートをリモートコントロールしていた人間の生命まで同時に奪われるという不可解な事件が起こった。これまで、人間がサロゲートをリモートコントロールすることは安全だと思われていたはずなのに、一体何が起こったのだろう。ブルース・ウィリス演じるグリアーFBI捜査官が事件解決に臨む。

 生身の人間を守るという役割を持つサロゲートの普及の裏側には、生身の人間同士の触れ合いが薄れてしまっているという問題も映し出している。これは、現代におけるインターネットや携帯電話の普及に当てはめることができるかもしれない。映画の中では、サロゲートという媒体を通して人間同士が間接的に関わっているのだが、現代においても、関係性によっては、リアルな会話よりも間接的な電子メールのやりとりのほうが好まれていたりもする。かつての直接的なやりとりに比べて、そこに悲しさを感じてしまうようならば、本作におけるグリアーFBI捜査官の気持ちも少しは理解できるかもしれない。もしも自分の妻とさえも、電子メールを通してしか交流ができなくなってしまったとしたら、便利なはずのインターネットや携帯電話の存在を否定したくなったとしてもおかしくはないだろう。だから、グリアーFBI捜査官は、一大決心をして世の中を変える人になるわけである。

 グリアーFBI捜査官の妻を演じているのは、映画『リバティーン』映画『プライドと偏見』のロザムンド・パイクである。サロゲートの彼女は若くてとても美しいのに、生身の彼女は精神的な問題を抱えてすっかり老け込んでいて、ほとんど自室に引きこもっている。そう、グリアーFBI捜査官と彼の妻の溝が一層深まったのは、サロゲートをリモートコントロールすることで、現実の問題から逃避していたことが原因とも言える。

 それにしても不思議なものである。人間は、次々に新しいツールを生み出すのに、新しいツールによって便利になることもあれば不便になることもある。サロゲートという便利なツールの場合、人間の抱える問題からは一時的に遠ざけてくれるものの、完全な解決をもたらしてくれるものではない。問題を解決させるためには、サロゲートを使って問題から逃避するのではなく、その問題から逃げずにじっくりと問題と向き合う勇気が必要なのだ。

 本作は、便利さの奥に潜んでいる不便さを表現しようとしている作品であるようにも思う。どんなに便利な時代になったとしても、私たちが生身の人間であることを忘れてはいけない。そんな警告をも含んでいるのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 便利なものを世の中に生み出しているつもりでも、便利なもので新たな何かを得ながら、同時に別の何かを失っているというのが何とも悲しいですよね。例えば身近なところでは、USBメモリの普及なども、これに当てはまるのではないでしょうか。USBメモリの普及で一度に大容量の情報を扱うことができる便利な時代になりましたが、その一方で、不注意に落としてしまったUSBメモリが悪用されるという事件も多発しています。そうなると、果たして技術の進歩はどこまで私たち人間を豊かにしてくれるのかと疑問に思ってしまいますよね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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