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2010.02.23

映画『板尾創路の脱獄王』

夢のコラボセミナー 心と体と気づきのストレッチ in 神戸(7)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。私も普段、歩いているときに、左右の足の引きずり方が違うことから、左右の足の長さが違っているのを実感しています。また、ホットヨガのレッスンを受けているときにも、身体をねじるポーズで左右のねじり方に違いがあるのも実感しています。おそらくこうした違いも、骨盤の歪みに関係しているのでしょうね。さて、今回は三日に一度の映画のレビューをお届けさせていただきます。そのあと、別の記事を二つ挟んでから、次の映画のレビューの記事を書かせていただいて、古久澤先生のお話に戻りたいと思います。

 あるとき映画好きの友人が、
「板尾創路ってシュールだよね」
とメールに書いて来た。私が、
「えっ? もしかして、脱獄王のこと? 観てないよ」
と返すと、
「脱獄王、観ないの?」
と返って来た。そこで、
「彼、映画『空気人形』にも出てたけど、関西弁だったでしょう。普段、当たり前のように耳にしているせいか、映画で関西弁を聞くのは好きじゃないのよ」
と返事すると、
「大丈夫。台詞はほとんどないから」
という答えが返って来た。こんなやりとりがきっかけになり、今から一ヶ月前の一月二十三日に本作を鑑賞するに至ったのである。

 とは言え、映画好きの友人が話題にするくらいだから、きっと見応えのある作品に仕上がっているだろうと思いたかったのだが、いかんせん、本作の監督を手掛けた板尾創路氏がお笑い芸人ということで、最初から偏見を持って鑑賞し始めたことは確かだった。ところが、そのような偏見を持って鑑賞し始めたことがかえって良かったのか、あまりにも真面目な作りに驚きを覚え、瞬く間に映画の世界に引き込まれてしまった。

 板尾氏は、本作の監督を手掛けるとともに、脱獄を繰り返す主人公鈴木雅之(どこかで聞いた名前)も演じている。映画好きの友人が言った通り、主人公であるにもかかわらず、ほとんど台詞がなかった。仕草や表情だけで演技をしているのだ。

 無銭飲食の罪で捕らえられた鈴木は、看守たちにも気付かれないような方法でちょっとした道具を隠し、いつの間にか手錠を外していたり、時には難なく脱獄したりする。しかも、脱獄したあとは線路沿いを歩いて逃げるものだから、すぐに保護されてしまう。そんなことを繰り返しながら、無銭飲食という最初の罪はどんどん重くなって行く。そして最終的には何と、これ以上の監獄はないというような究極的な監獄に送り込まれてしまう。しかし、鈴木には思惑があったようだ。

 あたかも、お笑い芸人が監督を手掛けたのではない真面目な映画であるかのように見せ掛けながら、最後の最後でお笑い芸人としての誇りを見せ付けてくれる。そのラストの意外性に、これまで静かに展開を見守って来た人たちは、うならずにはいられない。実に良く出来ている。脚本も配役も演技もいい。

 印象に残っているのは、國村隼さん演じる看守長が、脱獄を繰り返す鈴木に向かって投げ掛けた、
「お前、一体何から逃げてるんだ?」
という、意外な結末へのヒントともなる台詞である。鈴木と看守長の直接的な会話はないのだが、何となく、お互いの中に相手の存在を気に掛けている様子が見え隠れしている。そうした間接的な表現方法もいい。

 私は普段、テレビを見ていないので、お笑い芸人である板尾氏のご活躍ぶりはほとんど知らないのだが、ここまでシリアスなドラマを作り上げ、最後の最後に意外な驚きのプレゼントを用意してくれた彼の手法にいたく感動したのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私が足を運んだ映画館では、既に劇場公開が終了してしまいましたが、調べてみると、まだまだ全国レベルで劇場公開されている地域も多いようですね。一月十六日公開の作品ですので、一ヶ月以上に渡り劇場公開され続けているのは、それなりに理由があるはずです。まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、その理由を確かめに劇場に足を運んでみるのもいいかもしれませんよ。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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