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2010.02.26

映画『Dr.パルナサスの鏡』

ホットヨガ(一七六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。アンケートが実施されていたということは、自分の思ったことを正直に書いても良かったのですよね。今では自分にそう言い聞かせています。(苦笑)何だかまた関東地方に出掛けて行って、本場ラビエのリラックスコースのレッスンを受けたくなりました。(笑)
 

 テリー・ギリアム監督の新作ということで、ずっと以前から楽しみにしていた本作を鑑賞したのは、映画『板尾創路の脱獄王』を鑑賞したのと同じ一月二十三日のことである。テリー・ギリアム監督の新作が公開されることについては、私が普段から熱心に耳を傾けているBBCの番組でも取り上げられていた。以前、掲載した写真の再掲載で申し訳ないが、私の愛用しているmpioという古いmp3プレイヤーの画面に表示されているのは、まさしくBBCで放送されていたテリー・ギリアム監督のインタビューをmp3化したものである。

 私はまだ、それほどたくさんのテリー・ギリアム監督の作品を鑑賞しているわけではないのだが、比較的最近の劇場鑑賞で印象に残っている作品は、ローズ・イン・タイドランドである。テリー・ギリアム監督の作品は、おかしな世界が真剣に描かれている。そのため、もしかすると、鑑賞する人によっては、わけのわからない作品へと転じてしまうかもしれない。しかし、テリー・ギリアム監督とイマジネーションを共有することができれば、それはそれは楽しく印象的な作品として心に残るのは間違いない。以前も少しだけ書いたが、「あの映画、面白かったねー」と映画好きの友人と共感し合ったのが、テリー・ギリアム監督のローズ・イン・タイドランドだったわけだ。

 さて、そんなテリー・ギリアム監督は、新作の中でどんなおかしな世界を見せてくれるのかと思いきや、今回も「やられた!」という印象だった。本作では、現代のロンドンを舞台に、移動式の見世物小屋を通して繰り広げられる不思議な世界が描かれている。何とその移動式見世物小屋は、千歳を超えるというパルナサス博士が利用客のイマジネーションを操り、利用客の望む世界が視覚的に実現され、至福の体験をすることができるというものだった。移動式見世物小屋で展開されるイマジネーションに触れたとき、何となく、ティム・バートン監督の不思議な世界にも通じていると感じたのは私だけではなかったはずだ。そう、映画『チャーリーとチョコレート工場』を観ているかのような不思議な世界が、そこには広がっていたのである。

 あるとき、記憶喪失となった青年トニーがパルナサス博士の娘に助けられ、移動式見世物小屋のアシスタントとして仲間に加わるようになる。トニーを演じているのは故ヒース・レジャーで、彼は何と、本作の撮影途中に急死してしまった。そこでテリー・ギリアム監督は、トニー役として、新たに三人の俳優を抜擢した。その三人とは、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルである。しかも、いかにも故ヒース・レジャーの代役であるといった作りにはなっていないところが素晴らしい。あたかも最初から台本として仕組まれた「錯覚」あるいは「幻想」であるかのように仕上がっているのだ。楽しい楽しいイマジネーションが広がる物語だが、実はパルナサス博士のイマジネーションには秘密があり、後半はその秘密との関わりが強くなって行く。

 年齢を重ねても、イマジネーションを表現し続けられる人というのは世の中には少ないように思える。とりわけ男性ならば、大人になると、現実にしか目を向けられなくなってしまう人が多いように思う。会社勤めをしていると、特にそう思う。テリー・ギリアム監督は、企業の中では部長以上の役員にも手が届くほどの年齢の監督さんだが、いくつになってもイマジネーションを膨らませ続けることのできる監督さんだと思う。とは言え、実のところ、不運な監督さんではあるのだが、そんな不運をものともせず、これからもイマジネーション溢れる作品を撮り続けて欲しいと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本作の原題は"THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS"です。私は、この"IMAGINARIUM”という単語がやけに気になります。英和辞典にも英英辞典にも載っていませんが、実際に本作を鑑賞すると、ああ、あの鏡のことなんだとわかるかと思います。辞書には載っていなくても、こんな的確な単語があったんですね。もしかすると、白雪姫の中に出て来る鏡も、"IMAGINARIUM"なのでしょうかね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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