映画『カールじいさんの空飛ぶ家』
※ホットヨガ(一七四回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 本当にたくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。以前も書きましたが、私のお尻はとても冷たく、電車で空いたばかりの座席に座ると、座席に残された温もりから、直前に座っていた人のお尻がとても温かいことに、毎回、気付かされています。しかし、職場のトイレで骨盤を左右に動かしているうちに、少しずつ私のお尻の温度も上昇して来たように思います。更に温度を上昇させるために、骨盤運動を続けて行きたいと思います。

本作が劇場公開されるずいぶん前から、劇場で本作の予告編を何度も何度も観ていた。アニメではあるものの、夫婦愛が描かれた作品なので、是非ともガンモと一緒に鑑賞したいと思っていた。それがようやく叶ったのは、年が明けてすぐの一月二日のことである。それより以前に鑑賞した作品で、まだレビューを書いていない作品がいくつかあるのだが、今回は先に鑑賞したいくつかの作品を後回しにして、本作のレビューを先にお届けしたい。
私たちが鑑賞したのは、3Dの字幕版である。最近は、3D上映される映画作品が増えて来た。私は、本作を鑑賞した前日の元旦に鑑賞した別の作品で3D映画を初体験していたので、本作で初めて3D映画を鑑賞するというガンモに対し、ちょっぴり先輩ぶって3D眼鏡を掛けるタイミングなどを説明した。ご存知のように、3D上映を希望すると、3D料金として三百円プラスした料金を支払うことになる。映画館によって異なるのかもしれないが、私たちが足を運んだ映画館では、3D作品を鑑賞するための3D眼鏡は、その作品が上映されるスクリーンの入口で劇場スタッフによって配られていた。新型インフルエンザ対策のためか、使用済みの3D眼鏡は、劇場スタッフが一つ一つアルコールで消毒してくださっているようだった。
3D眼鏡を手にして着席した私たちは、「3D眼鏡を掛けてください」という案内がスクリーンに表示されると、3D眼鏡を掛けた。普段、眼鏡を掛けているガンモは、眼鏡の上から3D眼鏡を掛けることになった。それにしても、3Dの迫力は違う。手を伸ばせば、カールじいさんに手が届いてしまいそうな錯覚さえある。私たちは、3D眼鏡を通して繰り広げられる新しい世界に息を呑んでいた。
カールじいさんと妻のエリーは、少年少女時代に出会い、互いに冒険好きという共通点をベースに結ばれる。見るからに、カールじいさんが陰で、積極的なエリーが陽という、陰陽の組み合わせのベストカップルである。同じ冒険家に憧れていた二人は、いつか二人で南米にある滝のすぐ側に住みたいと願っていた。しかし、その夢が叶わぬままおばあちゃんになったエリーは、カールじいさんよりも先に天国へと旅立ってしまう。
最愛の妻を亡くして悲しみに暮れるカールじいさんに夢と希望を与えたのは、エリーの遺してくれたアドベンチャーブックだった。そのアドベンチャーブックには、二人の冒険の旅を書き込んで行くはずだったのだが、結局のところ、二人が結婚しても、二人で一緒に冒険の旅に出掛けることはなかった。そのため、そのアドベンチャーブックの中身はずっと実績のないままだったのだが、カールじいさんは、エリーによっていつの間にかアドベンチャーブックに冒険が書き加えられていたことを知ったのだ。カールじいさんは、それをエリーの遺志であると感じ取り、南米の滝を目指そうと思い立つ。しかも、大胆にも、長い間、エリーと一緒に過ごした思い出の家にいくつもの風船を取り付けて、家全体を飛行船に変身させて、南米の滝を目指す決意を固めたのだ。
私よりも口数の少ないガンモは、映画の中で起こる出来事を冷静に観察している。ガンモの解説によれば、家にいくつもの風船を取り付けたカールじいさんが、まさしく老人施設に預けられようとしているその瞬間に家の中から放り投げたトランクは、家がいくつもの風船に持ち上げられてしまい、浮かないようにするための重しだったのではないかとのことである。もしもガンモの言う通りだとすると、カールじいさんが、自分を老人施設に入れるために迎えにやって来た二人の係員に対し、先にこの荷物を預かってくれとトランクを放り投げたシーンは、老人施設に入りたくないカールじいさんが係員らを遠ざけるシーンとしては最高だと思うのだ。
他にも良く出来ていると思われるシーンがいくつもあった。例えば、人間の言葉を話す犬が、エリザベスカラーを取り付けられるのを格好悪いとぼやいているシーンである。本当に、犬たちがそのようなことを思っているかどうかはわからないが、エリザベスカラーを取り付けられた犬が格好悪いと仲間の犬たちから評価されているのはとても面白い。仮にそれが犬たちにとっての真実だとすると、犬にエリザベスカラーを取り付けるのは、人間の立場からすれば犬たちのためであったとしても、実際には犬たちの自由意思を尊重していないことになる。
更に、ボールを投げられた犬が、ボールを咥えて主人の元に戻る習性があるということを前提にして描写しているシーンもいい。本作は、そんな細かい笑いのネタに溢れ、笑えるシーンの連続なのである。しかも、カールじいさんが命を賭けて戦うことになった相手が、まさかまさかの相手であるところなど、実に良く出来ている。
鑑賞し終わったあと、ガンモと二人で討論した結果、どうしても理解できなかったことがある。それは、カールじいさんの冒険に同行したラッセル少年が、何故、人間の言葉を話す犬たちに小さな郵便配達人として扱われていたかである。ガンモ曰く、郵便配達人が番犬のいる家に郵便物を配達するときに、番犬に餌を与えて手なずけることがあるが、お菓子を持っていたラッセル少年が、そんな郵便配達人と同じように映って見えたのではないかということだった。
また、カールじいさんが冒険を始めたのが七十八歳という設定ならば、カールじいさんが命を賭けて戦うことになった相手は、一体何歳なのだろうと、討論するネタはあれこれ尽きなかった。とまあ、こんなふうに、本作は誰かと一緒に鑑賞して、このシーンが意味しているところは何なのかを突き詰めて討論するのも面白い作品だと思う。そんな面白さが、「これは有り得ないだろう」という大人の凝り固まった視点さえも柔軟にしてくれる作品なのだ。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私は、ラッセル少年がエリーの生まれ変わりだったら、などと考えていたのですが、どうやらそうではなさそうですね。印象的なシーンがいくつもあるので、劇場で鑑賞したあと、DVDを鑑賞して振り返ってみるのもいいかもしれません。
さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
上記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
| 固定リンク





