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2010.01.21

映画『理想の彼氏』

ハートのチャクラが開かれるの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 本当にたくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。自分らしさを表現できる相手に巡り合うことができるのは、とても有難いことですよね。私の場合、誰かとスピリチュアルな話を始めると、意識がふわふわと浮いて来て、相手とイメージの世界を共有できるようになります。おそらく、自分の経験の中から相手の話と同様の経験を引き出しながら話を聞いているために、詳細な説明など必要なくなるのでしょうね。そういうときは、ほんの短いコメントが妙に的を得ていたりします。

 ロマンチック・コメディ仕立てのアメリカ映画を観てしまった。鑑賞したのは、去年の十二月四日のことである。レビューを書くにあたり、映画情報サイトにアクセスしてみると、早くも本作のDVDが発売されているではないか。映画館で映画を鑑賞しても、レビューを書かずにもたもたしていると、DVDで鑑賞した人たちに先を越されてしまう。

 夫の浮気が原因で離婚したばかりの四十歳シングルマザー、サンディと、永住権を得るためにフランス人の元妻に利用されていた二十四歳のバツイチ青年アラムがニューヨークで出会う。二人はともに、前の結婚で心に深い傷を負っていた。しかし、二人が関わり合うことによって、次第に心の傷が癒されて行く。

 サンディが越して来たアパートの一階にあるカフェでフリーターとして働いていたアラムは、ひょんなことから、サンディが仕事をしている間に彼女の子供たちの面倒をみることになる。念願の職に就くことができたサンディは、毎日、夜遅くまで働き続けるのだ。サンディが働いている間に子供たちとすっかり仲良くなったアラムに、サンディ自身も次第に打ち解けて行き、やがて二人は年齢差を乗り越え、恋仲になって行く。とは言え、最初は順調な交際を続けていたはずの二人が、やがて大きな壁にぶつかり、ついに別れを決意しようとするシーンもあったりと、ハラハラドキドキさせられる。

 印象的だったのは、長年に渡る夫の不倫を知って深く傷ついたサンディが、これまで心の中に溜め込んでいたネガティブな感情を、アラムがアルバイトを引き受けた女性向けのワークショップで思い切り吐き出すシーンだ。そのワークショップでは、怒りを溜め込んだ女性たちのはけ口になるために、お相撲さん顔負けの防御服で固めたアラムが女性たちからの攻撃を受け、ひたすら耐えることになる。女性たちは、防御服で固めたアラムに思い切り八つ当たりすることで、心の中に溜め込んでいたネガティブな感情を吐き出すことができる仕組みになっているのだ。

 実は、そのワークショップで吐き出したネガティブな感情を、後にサンディが元夫の前で吐き出すシーンがある。そのとき、サンディと同じ部屋にいたアラムは、サンディがネガティブな感情を元夫に対して直接ぶつけられるように支援する。これにより、元夫はこれまで見たこともなかったような元妻のネガティブな感情を目の当たりにするわけだが、私自身が女性だからだろうか。サンディのような苦い経験が私にはないにもかかわらず、サンディにすっかり同調してしまい、サンディが元夫にマシンガンのようにまくしたてるシーンを見てスカッとしたのだ。

 心の中に溜め込んだ感情を吐き出すことは、次なるステップを目指すための良薬となる。その段階を踏まずに次へ進もうとすると、トラウマを抱えることになってしまうのだ。同様に、アラムが元妻との間に抱えていたトラウマを解消するチャンスにも恵まれる。

 二人の関係がうまく行っている間はともかく、本作の本当に面白いところは、ラストに用意されている。そこで観客が知ることになるのは、二人が人生のある時期だけ密に関わる恋人同士ではなかったということだ。互いに変化してもなお、かつてのように互いを求め続けるように人生設計されていたというところに、ただならぬ感動を覚えるのだ。

 二人は、時を経て拡大した相手の環境さえも許容して行く。この寛大な選択は、相手が自分の隣にいない人生をしばらく経験したからこそできることだ。例え本作がアメリカのロマンチック・コメディでも許せてしまうのは、この偉大なラストが活きているからだと思う。

 アラム役の俳優さんは良く知らなかったのだが、サンディ役を演じているのは、映画『幸せのレシピ』のキャサリン・ゼタ=ジョーンズである。彼女は映画『幸せのレシピ』においても、シェフ仲間の男性と息のピッタリ合った漫才のような演技を見せてくれた。彼女の、会話に隙間のないように見える魅力的な演技は、彼女自身が普段から男性に対してフランクな接し方をしているからこそ実現できているように思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m アメリカ映画にありがちな(?)ハッピーエンドの映画ではありましたが、ラストがとても印象的だったからでしょうか。これまでの経緯とは関係なく、ラストだけ無理矢理ハッピーエンドにして盛り上げられたという感はありませんでした。理想の彼氏でなくても、生涯忘れられないほどの恋に発展することもある、というロマンチック・コメディ映画でありました。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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