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2010.01.20

ハートのチャクラが開かれる

昼下がりの九龍公園の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 本当にたくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。これまで気が付きませんでしたが、香港の人気は思いのほか高いのですね。「ガンまる日記」の中では、スライドショーの形で公開させていただいている旅行アルバムの管理画面には、アルバムごとの月別アクセス数が表示されるのですが、香港で撮影した旅行アルバムのアクセス数が何とも凄いことになっています。ちなみに、今回お届けするのは、香港の話ではありません。(苦笑)

 直径十二センチの彼女のことを覚えてくださっているだろうか。長い間、「ガンまる日記」を読んでくださっている方にはお馴染みの存在かもしれないが、ご存知ない方のために簡単に説明しておくことにしよう。直径十二センチの彼女とは、かつて私と同じ職場で働いていた派遣仲間である。彼女には大きな筋腫があった。実際には違ったようだが、最初のうち、その筋腫の大きさが直径十二センチと聞いていたので、「ガンまる日記」の中では、彼女のことを直径十二センチの彼女と勝手に表現していたのである。彼女は葛藤の末、筋腫核手術を受けて筋腫をきれいに取り去ってもらい、現在は私と同じ職場で働いていた頃とはまったく違う仕事をしている。しかし、残念なことに、筋腫核手術を受けてから時を経て、再び筋腫の芽が出始めているようである。

 彼女は私が仕事を通じて出会った人たちの中で唯一、スピリチュアルな話のできる貴重な存在である。同じ職場にいた頃は、お互いに怪しい本や知識を紹介し合い、
「こんな話はなかなかできないよね」
などと言いながら、この希有な出会いに感謝していた。彼女と話をすると、仕事モードのときには使わないように意識的に閉じているところが開かれるためか、彼女と会話したことがその日の夢に出て来ることもあった。

 そんな彼女とは、ここ二年ほどの間、他の派遣仲間を交えて一緒に食事をすることは何度かあったものの、一対一で会う機会にはなかなか恵まれなかった。それが、先日、およそ二年振りに実現したのだ。

 どういうわけか、彼女との待ち合わせ時間が近くなると、私の心臓の鼓動が高鳴り、ドキドキしていた。まるで、久し振りに会う恋人と待ち合わせをしているかのようだ。無事に再会を果たし、
「待ち合わせの少し前から、何だかドキドキしてたよ」
と言うと、彼女もまた、
「私もです。会う時間が近づいて来ると、ドキドキしてましたよ」
と言った。彼女は私よりもかなり年下なので、私に対しては敬語を使ってくれている。

 さて、そんな彼女と二人で居酒屋に入り、いろいろな話をした。彼女は私と同じ職場で働いている頃、仕事のことでいろいろな悩みを抱えていた。もともと彼女は、会社という存在に対してアレルギーのようなものを感じていた。私自身も会社という存在はあまり好きにはなれなかったが、それなりに自分を騙して社会生活を送っているように思う。しかし、彼女は、私よりもピュアであるがゆえに、今でも会社勤めがひどく苦手らしい。

 話がいろいろなところにまで及んだあと、動物に関する話題になった。動物に関して人と話をするとき、私は自分と同じような考えの人に出会ったことがない。しかし、彼女と私は動物に関する考え方がとても似ていると思う。彼女もやはり、動物園に動物を閉じ込めるのがあまり好きではないらしい。私は、動物園に対する考え方が、旭山動物園の行動展示を見て変わったという話をした。旭山動物園では、動物たちが生き生きと生活していたことを話すと、彼女は安心したように、旭山動物園なら行ってみたいと言った。

 そう言えば、以前、ガンモと二人で愛知県にあるモンキーパークを訪れたことがある。何よりも悲しかったのは、そこで放し飼いにされている猿たちが脱走しないように、電気の流れる線が張り巡らされていたことだ。それを見たとき、人間のエゴを思い切り見せつけられた気がした。彼女の前で、そんな話もした。

 あまり詳しくは書けないが、彼女とはその後もいろいろな話で盛り上がった。彼女がとてもお世話になったスピリチュアルな方が末期ガンを患っているが、根本治療ではないという理由から化学治療を拒み続けて来た話も聞いた。私も、西洋医学が提示する療法が根本治療ではないことに気が付いていて、筋腫に関しても西洋医学の提示する療法をずっと拒み続けて来た。しかし、それはあくまで自らの生命に危険のない範囲においてのことである。彼女がとてもお世話になったというスピリチュアルな方は、自らの命に危険が及ぶ状態になってもなお、ご自身が納得の行かない治療は受け付けなかったそうだ。しかし、今はようやく手術を受けられたそうだが、相変わらず化学療法は受けていないらしい。私はその話を聞いて、そこまでの状況に至っても自分の信念を貫き通せるかどうか、自問自答した。そして、彼女がお世話になったというスピリチュアルな方の厳粛な選択から、スピリチュアルな存在であればあるほど、世の中の仕組みに迎合できないことも多いのではないかと感じたのだった。

 その後も、彼女とはスピリチュアルな話ばかり交わした。彼女は話をしながら、
「この辺りがとても気持ちがいいですよ」
と、自分のハートのチャクラの辺りに手をやった。ハートのチャクラは、自分らしさを表現するチャクラのようである。私は普段、仕事モードのときはハートのチャクラを閉じてしまっているように思う。しかし、私も彼女と話をしているときは、自分らしさが出て来て、ハートのチャクラが開かれているようだった。

 その証拠に、その日の夜もまた、彼女との会話の余韻を引きずり、夢の中に彼女が出て来た。夜寝るときもハートのチャクラを開いたまま寝てしまったのかもしれない。まるで、開かれたハートのチャクラから、彼女と話したいろいろな会話があちこち飛び交っているかのようだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 彼女と話をしていると、何となく、普段からハートのチャクラを開きたいのに、閉じて仕事をしている自分に気付かされます。しかし、社会生活の中でハートのチャクラを開くには、自分一人では難しいように思います。今回、彼女と私がそうであったように、相対性により開かれるのでしょうね。だからこそ、彼女は私と同じ職場で働き続けることが心地良くなかったのかもしれません。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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