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2009.12.18

この冬、初のペンギンのお散歩

転ばぬ先のすべり止めラバーの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。旭川駅前から宿泊したホテルまで、大きな荷物を持って三十分近く歩いたのですが、雪国では、道路を温めて雪が積もらないようにしているエリアがあるのですね。その道を歩くことで、滑ることもなく無事にホテルに到着することができました。雪国に来ると、温暖な四国で生まれ育った私たちには、馴染みのないものがたくさんあります。

 ホテルで朝食をとったあと、私たちはいつもよりも早めにホテルをチェックアウトした。そして、路線バスに乗って旭川駅前まで行き、大きな荷物を抱えたまま、今度は旭山動物園行きの路線バスに乗り込んだ。

 旭山動物園では、雪が降ると長いコースをペンギンが散歩して、冬の旭山動物園の風物詩となっている。雪の積もっていないコンクリートの上をペンギンが歩くと足を痛めてしまうとかで、ペンギンのお散歩は、雪がある程度、積もってから実施されることになっている。このペンギンのお散歩をひと目見ようと、全国からたくさんの利用客が集まって来ている。

 今回の冬の北海道旅行の出発日が近付いてからというもの、ガンモは毎日のように旭山動物園公式ホームページをチェックしていた。しかし、私たちが冬の北海道旅行に出掛ける直前になっても、ペンギンのお散歩はなかなか始まらず、やきもきしていた。私自身も旭山動物園公式ホームページを確認し、去年の開始実績は十二月二十八日からであったことを確認していた。そのことをガンモに告げると、今年も十二月下旬からの実施なのだろうかと、ひどくがっかりしていた。

 ところが、旭川のホテルでインターネットに接続していたガンモが突然、
「やった!」
と喜びの声を挙げた。
「ひょっとして、ペンギンのお散歩が始まるの?」
と私が尋ねると、
「そう、明日からだって!」
とガンモが言うではないか。折しも、私たちが旭山動物園に足を運ぶその日から、この冬、初めてのペンギンのお散歩が行われるというのだ。

 ペンギンのお散歩は、十一時からと十四時半からの一日二回、行われる。しかし、私たちは十五時には次の宿泊地に向けて移動することになっているために、旭山動物園の東門に大きな荷物を抱えて集合しなければならない。そのため、いつもよりも早い時間にホテルを出て、十一時から行われるペンギンのお散歩を目指したのである。

 私たちが旭山動物園に着いたのは、十時過ぎだった。十時半の開園まで、入口付近でしばらく待った。旭山動物園の入場券は、宿泊した旭川のホテルで販売されていたのであらかじめ購入しておいた。私たちが並ぶと、やはりペンギンのお散歩が今日から始まるというニュースを聞きつけたのか、平日の開園前だというのに長い行列が出来た。

 並んでいる間に、旭山動物園の職員の方が、
「園内には、檻の中に入っていないスリがいますので、お手回り品には充分ご注意ください。特に、ペンギンのお散歩やモグモグタイム(餌の時間)など、混雑する場所ではご注意ください」
と呼び掛けていた。人間のスリのことを、「檻に入っていないスリ」と表現するのは面白いではないか。

 さて、いよいよ開園時間となり、私たちは園内へと滑り込んだ。旭山動物園から直接、次なる宿泊場所に移動することになっていた私たちは、大きな荷物を抱えたまま入園した。その荷物を、さきほど入場した正門を入ってすぐのところにあるコインロッカーに預けておくか、それとも、送迎バスがやって来る東門のコインロッカーに預けておくかでしばらく悩んだ。しかし、先に東門まで移動しておこうということになり、私たちは入場するや否や、大きな荷物を抱えて東門に向けて歩き始めた。雪道を転ばないように細心の注意を払いながら、大きな荷物をやっとのことで東門のコインロッカーに預けた。東門の手前には、長い昇り階段があったので、今になって思えば、園内を勢力的に歩き回ったあとに大きな荷物を運ぶことは困難だったろうと思う。

 荷物を東門のコインロッカーに預けると、ペンギンのお散歩の開始までもうほとんど時間がなかった。私たちは、元来た道を転ばないように、再び細心の注意を払いながら、急いで戻った。転ばぬ先のすべり止めラバーの記事でご紹介したすべり止めラバーを装着したほうがいいのかどうか迷いながらも、装着することなく、普段の靴で小走りに歩いた。というのも、利用客が転ばないように、旭山動物園のスタッフが念入りに雪かきをしてくださっていたのと、滑りそうなところには、あらかじめ細かい砂利が撒かれていたため、撒かれた砂利がストッパーになり、雪道で転ぶこともなく、突き進むことができたのだ。旭山動物園のスタッフに感謝である。

 しかし、荷物を預けていたために出遅れてしまったのか、既にペンギンのお散歩ルートには黒山の人だかりができていた。それでも私たちは、ペンギンたちの行く先へ先へと先回りして、ようやくペンギンがお散歩する様子をカメラに収めることができた。

 この冬、初めての、しかも、一日二回行われているペンギンのお散歩の初回とあって、利用客の他にもたくさんの報道陣たちがテレビカメラを構えていた。報道陣たちも、ペンギンの行く先々へと先回りするので、私も彼らに負けないようにペンギンを追い掛け回した。

 ペンギンのお散歩は、私たち人間の癒やしともなっているようで、ペンギンの歩く姿を目にした利用客たちは、
「かわいい」
と連発していた。確かにかわいい。しかも、お散歩コースが思いのほか長いので、シャッターチャンスを逃してしまった人にも、何度でもチャンスがある。私は、ペンギンのお散歩だけで百枚以上の写真を撮影した。

 ガンモは、
「ペンギンのお散歩に合わせて、人間もお散歩するから、運動不足の解消になる」
などと言った。確かにその通りである。私たちは、ペンギンのお散歩を追いかけ回しながら、かなりの距離を歩いた。

 中にはサービス精神旺盛なペンギンもいて、雪の中を泳いだり、手をばたつかせたり、お散歩コースから外れて我が道を行こうとしたりして、利用客の注目を浴びていた。

 それにしても、ペンギンには、白い雪が本当に良く似合う。寒い地域に生息しているペンギンたちにとって、旭川という場所は本来の生息地の環境に比較的近いのかもしれない。私たちが旭山動物園を訪れた頃、温度計はマイナス七.八度を示していた。これまで、夏の動物園に出向き、暑さのためにぐったりとしたペンギンをたくさん見て来たが、これほど元気に歩き回るペンギンを見たことはなかった。思い起こせば、そもそも、雪の積もった動物園に足を運んだ記憶もなかったように思う。ペンギンのお散歩が、この冬、初めての試みだったのと同様、私たちにとっても、冬の動物園を訪れ、生き生きとした動物たちを見るのは初めてのことだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、この冬、初のペンギンのお散歩をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私たちが訪れるその日から、ペンギンのお散歩が始まったことは、とてもラッキーでした。ペンギンは癒やしの存在ですね。今回、旭山動物園を訪れて、動物園に対する意識の変革が起こりそうな予感がしています。旭山動物園には、平日であるにもかかわらず、たくさんの利用客が訪れていました。関西から訪れた人たちも多く、園内にはたくさんの関西弁が飛び交っていました。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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