« 映画『サイドウェイズ』 | トップページ | ホットヨガ(一七一回目) »

2009.12.14

自転車の緊急メンテナンス

映画『サイドウェイズ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。日本でも、ワインの産地には、ワインを試飲できるワイナリーがありますよね。私も足を運んだことがあります。しかし、そういうところは電車で行くようなところではなく、たいてい自家用車で出掛けて行くところです。つまり、運転手さんは試飲できないんですよね。お気の毒です。(苦笑)

 面白いことに、「今日は『ガンまる日記』に何を書こうかな」と思っていると、たいてい何かが起こる。

 仕事を終えた私は、最寄駅の駐輪場に降り立ち、預けておいた自転車の施錠を解いた。前籠に荷物を収め、いざ自転車に乗ろうと、いつものように自転車のスタンドを足で軽く蹴ると、何か金属のようなものが音を立てて転がった。最初のうち、暗がりで良くわからなかったのだが、目を凝らして良く見てみると、そこに転がっていたのは、さきほど私が足で軽く蹴ったスタンドの金属棒だった。私が使用している自転車のスタンドは、自転車を斜めに立てかけるタイプのものである。どうやら、足で蹴ったときに、スタンドの金属棒が外れてしまったらしい。私は、どこかで落ち着いて作業をすれば元に戻るはずだと思い、転がった金属棒をバッグの中に忍ばせて走り始めた。帰りに自宅近くのスーパーに立ち寄ることにしていたので、最寄駅の暗い駐輪場で作業をするよりも、比較的明るい自宅近くのスーパーの駐輪場でメンテナンスをしようと思ったのだ。

 ところが、自宅近くのスーパーに着いてみると、転がった金属棒は「外れた」のではなく、ぽっきりと「折れてしまっている」ことがわかった。これは困った。スタンドの金属棒が折れてしまったのだとすると、これまでのようには自転車を停められなくなってしまう。

 私は、ひとまずスーパーで買い物をしたかったので、自転車を駐輪場スペースの一角にもたせかけ、先程の折れた金属棒を自転車の下からそっと沿えておいた。そして、買い物を済ませたあと、まだ仕事中のガンモに電話を掛けた。スタンドの金属棒が折れたことを告げたあと、近所に自転車屋さんがあるのを知っていたので、そこに自転車を持って行って、新しいスタンドを取り付けてもらってもいいかと相談したのだ。

 と言うのも、ガンモは自転車の修理を趣味としているため、他の人に自転車の修理を任せることをガンモが好まないことを知っていたからだ。ガンモは、パンク修理も車輪のゴムの取替えも自分で行う。ブレーキが壊れたときも自分で修理したくらいだ。自分でできることは人に任せたりせずに、できるだけ自分の手でこなしたいというのがガンモのポリシーである。ガンモはやはり、
「自転車屋さんに持って行くのは禁止!」
と言った。
「じゃあ、どうしたらいい?」
と尋ねる私に、ガンモはしばらく考えたのち、
「○○っていうホームセンターがウチの近くにあるだろ? あそこに行けば、スタンドが九百八十円であるはずだから」
と言う。すなわち、ホームセンターでスタンドを買ってくれば、ガンモが取り付けてくれるらしい。

 そこで私は、自宅近くのホームセンターまで、えっちらおっちらと自転車をこいで行った。坂道できつかったが、このチャンスを逃せば翌朝の出勤に差し支えると思い、必死にペダルを踏んだ。そして、ようやくホームセンターに辿り着いたものの、あろうことか、店内からは蛍の光が流れていた。時計を見ると、二十時ちょうどだった。私はおろおろしながらも、停まらない自転車を壁にもたせかけ、大急ぎで店内に滑り込んだ。蛍の光が流れてはいたが、店員さんが、
「いらっしゃいませ」
と言ってくださったので、私は、
「自転車売り場はどこですか?」
と尋ねた。店員さんは、
「自転車そのものはなくて、自転車のパーツだけですがよろしいですか?」
と確認してくださった。私が、
「はい、かまいません」
と答えると、店員さんは、自転車のパーツが売られているところを案内してくださった。

 私はその売り場まで足早に移動し、商品棚に並べられているスタンドを手に取った。ガンモは九百八十円くらいでスタンドが買えると言っていたが、その値段に近いのは十八型の自転車のスタンドだった。私が乗っている二十六型のスタンドは千二百九十円だった。私は、二十六型のスタンドを抱え、レジで清算を済ませた。閉店時間が若干過ぎていたにもかかわらず、にこやかに対応してくださった店員さんに感謝したい。

 念願のスタンドを手に入れた私は、すぐさまガンモに電話を掛けた。そして、
「十八型のスタンドなら九百九十九円だったけど、二十六型のは千二百九十円だったから」
と報告した。ガンモは、
「そうか。ホームセンターによって、若干、値段が違うんだな」
と言った。

 ガンモが帰宅したのは二十一時過ぎだった。ガンモはご飯を食べたあと、私の自転車にスタンドを取り付けてくれた。ついでに、壊れていたライトも、わざわざはんだごてを取り出して直してくれた。自転車のメンテナンスが終わると、ガンモは、
「後輪のチェーンを外して取り付けたから、ギアの調子がおかしくならないか、注意して」
と言った。

 ガンモの手によって蘇った私の自転車を見ると、ホームセンターで購入したスタンドが自転車の後部で光り輝いていた。これまでは、斜めに立て掛けるタイプのスタンドで、マンションの駐輪場に停めるときに場所を取る上に安定性も良くないので、不便を感じていた。しかし、この機会に直立型のスタンドに変えることが出来たのだ。私には、それがうれしくもあった。

 このようにして、我が家では、何度も何度も自転車のメンテナンスを行い、ずっと同じ自転車に乗り続けている。ガンモ曰く、
「それこそ、自転車をもう一台買えるくらい、自転車の修理費につぎ込んでいる」
そうだ。それでも私たちは、新しい自転車を買うよりも、また、他の誰かにメンテナンスをしてもらうよりも、ガンモの手により、これまで乗り慣れた自転車が蘇るほうがいいのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモは機械類には自分で手を入れたいようで、デスクトップパソコンも自作してしまいますし、愛車のメンテナンスも洋書の専門書を取り寄せて自分でこなしてしまいます。確かに自転車屋さんにお願いすれば、わざわざ坂道を登って閉店間際のホームセンターに駆け込むこともなかったですし、仕事で疲れて帰宅したガンモの手を煩わせずに済んだのかもしれません。しかし、それは同時にガンモの楽しみを奪うことになってしまうんですね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

哲学・思想[人気blogランキング]に

上記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。

|

« 映画『サイドウェイズ』 | トップページ | ホットヨガ(一七一回目) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/47026340

この記事へのトラックバック一覧です: 自転車の緊急メンテナンス:

» 国内格安航空券JAL・ANA 比較・予約購入サイト - 【グッド・エアーズ】 [国内格安航空券JAL・ANA 比較・予約購入サイト - 【グッド・エアーズ】]
☆格安の国内航空券を一発検索! 航空券はチケットレス、空港でお受取り! JAL・ANAご希望便の最安値が一発で検索出来ます。簡単検索・簡単予約! パソコンからオンラインでらくらくお申し込み! [続きを読む]

受信: 2009.12.15 09:56

« 映画『サイドウェイズ』 | トップページ | ホットヨガ(一七一回目) »