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2009.12.01

ホットヨガ(一六九回目)

映画『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 太宰治を良く知る人が本作を鑑賞すると、大谷は太宰そのものに見えるそうです。大谷からは、明るい人が見たら、「一体、何がそんなに気に入らないの?」と詰め寄りたくなるほど暗くネガティブな雰囲気が漂っています。そんな大谷を浅野忠信さんが好演されていました。

 最近は、ホットヨガのレッスンを受ける機会がめっきり減ってしまっていたので、十一月の最終土曜日は気合を入れて、梅田店で六十分の脂肪燃焼コースのレッスンを受けた。脂肪燃焼コースを選んだのは、ここのところ、何となくビギナーコースやベーシックコース以外のレッスンを受けたい気持ちが芽生えていたからだ。とは言え、今の私にとって最も必要なレッスンは、間違いなく骨盤コースのレッスンなのだが、骨盤コースのレッスンを受けるためには、わざわざ京都店まで出掛けて行かなければならず、更なる気合が必要だった。さすがに二週連続で京都店に足を運ぶのは体力的にも厳しかったので、比較的近場の梅田店を選んだ次第である。

 これまでの私ならば、午前中のうちにホットヨガのレッスンを受けておいて、午後からは他の用事をこなすようにしていたのだが、平日の慢性的な寝不足を補う必要があったので、午前中は可能な限り自宅で睡眠を貪り、午後からのレッスン参加となった。

 ところで、梅田店のスタジオは、ビルの三階にある。かつて、同じビルの二階に入っていたテナントがその場所を引き払ってから、もう何ヶ月も経つというのに、まだ次の借り手が見付からずにガランとしていた。不況の波は、いつになったら優しい風を吹き込んでくれるのだろうか。

 さて、今回のレッスンには、私を入れて十二名が参加していた。そのうち、男性会員は一人だけだった。これまでお目に掛かった男性会員の中では最年長の五十代くらいの男性だった。私にとって、脂肪燃焼コースのレッスンを受けるのはずいぶん久し振りのことだったのだが、以前、レッスンを受けていた頃よりも、取るポーズのセットがずいぶん変化していることに気が付いた。ただ、ビギナーコースやベーシックコースのレッスンにも取り入れられている三角のポーズや英雄のポーズが出て来ると、何となく退屈に感じてしまうのだった。おそらく私の場合、骨盤環境が整っていないために、それらのポーズを取っているうちに下半身がグラグラして来るからだと思う。それを認めたくなくて、退屈な気分になってしまうようだ。

 どういうわけか、今回のレッスンでも、私はあまり汗を掻かなかった。更年期障害が始まりかけているからだろうか。それとも、しばらくレッスンに通わないうちに、汗を掻くための穴が閉じられてしまったのだろうか。保冷ボトルに入れた冷たい水をごくごく飲んでも、以前のようにタラタラと汗を掻くことはなかった。

 レッスンを終えて更衣室に戻り、シャワーを浴びた。ホットヨガのレッスンのとき、私はしばしば忘れ物をする。今回の忘れ物は、レッスンのときに着ていたレッスンウェアや下着類を納めるビニールの袋だった。私は毎回、旅行用の衣類圧縮袋にこれらのものを詰め込んでいたのだが、前回のレッスンのあと、ホットヨガ用バッグに戻すのを忘れてしまったのだ。とは言え、こんなことは良くあることである。衣類圧縮袋を忘れてしまったことに気付くと、私は慌てず騒がず、普段持ち歩いているエコバッグを取り出して、衣類圧縮袋の代わりに使用できるした。ビニールの衣類圧縮袋だと、たっぷり汗を掻いていてもその水分が外に漏れることはないのだが、代用品のエコバッグは防水加工されているわけではないので、汗を掻いた衣類をその中に詰め込むと、水分がほんのりとにじんでしまうのだった。しかし、今回はレッスンであまり汗を掻かなかったことが幸いして、不快になるようなことはなかった。帰宅すると、洗濯担当のガンモに、エコバッグごと洗ってもらうことになる。

 シャワーを浴びたあと、ソファの上で冷え取り健康法の靴下を重ね履きしていると、洗面台で、レッスンで使用して余った水をゴボゴボと捨てている人に出くわした。その方は、ペットボトルに残った水をおおかた捨てていた。ほんの少し残っているだけならまだしも、ペットボトルに五分の四程度残っている水をゴボゴボと捨てていたのである。こうした光景は決して珍しくはなく、私も何度か記事の中で綴って来たのだが、今回ばかりはそれを見ていてチクリと胸が痛んだ。何故だろう。うまく言えないのだが、水を捨てていた人は、きちんとした服装で、身なりの整った人だった。そういう人が、自分を美しく保つために、自分に不要なものを容赦なく処分する現場を見てしまったような気がしたのだ。美しさの裏側にある残酷さのようなものを垣間見た気持ちになってしまったわけである。

この日のレッスンで着ていた手描きガネーシャのTシャツ

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m レッスンのあとに、ペットボトルに残った水を捨てている人の姿は何度も見て来ましたが、今回は特にショックを受けてしまいました。私は、その方よりももっとラフな服装をしています。そのことは、例え自分に不要なものであっても、決して自分から切り離そうとはせずに、含有しながら生きていることの証なのだろうか、とも思いました。身体にとって余分な脂肪をも含めてです。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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