« 仮面を外す | トップページ | ホットヨガ(一七二回目) »

2009.12.30

映画『Disney'sクリスマス・キャロル』

仮面を外すの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今回の忘年会は、開始時間が早かったからでしょうか。二十時には一次会がお開きになっていました。それから一時間半掛けて帰宅したのですが、まだ眠くありませんでした。(笑)早い時間から飲み会が始まったおかげで、身体がずいぶん楽ちんでした。

 ご存知のように、私は普段から、アニメ映画をほとんど鑑賞しない。しかし、映画好きの友人と電話で話しているときに、本作の話題になった。「ロバート・ゼメキス監督の作品だよ」と友人が言うので、「そうか。じゃあ、ただのアニメじゃないんだな」と思い、十一月二十一日に鑑賞に踏み切ったのである。ロバート・ゼメキス監督というと、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズが最も有名だろうか。最近では、実写版の作品だけでなく、映画『ベオウルフ/呪われし勇者』などで、新しい分野における作品も手掛けていらっしゃる。

 『クリスマス・キャロル』というと、子供の頃に親が買ってくれた児童文学全集の中に収められていたので、大変馴染みの深い作品である。とは言え、その本をしっかり読んだかどうかははっきりと覚えていない。ただ、英語の教科書に本作の一部分が取り上げられていたので、ケチなスクルージが本作の主人公であることだけは知っていた。

 予告編が終わり、いよいよ本編が始まったとき、私はまず、その精密な映像に驚いた。な、何だ、これは? これが現代のアニメなのだろうか? 映画『ベオウルフ/呪われし勇者』では、登場人物の動きに今ひとつ現実味がなかったが、映画『ベオウルフ/呪われし勇者』よりもアニメに近い本作のほうがずっとリアルな動きをしている。スクルージのシワの一つ一つまで丁寧に描かれているように思えた。

 それに加え、アメリカ映画であるにもかかわらず、私の耳に心地良いイギリス英語が聞こえて来て、ああ、そう言えば、『クリスマス・キャロル』の舞台はロンドンだったことを思い出した。あとから知ったことだが、本作で登場人物たちの声を出しているおよそ半分の声優さんがイギリスのご出身だった。ちなみに、主人公のスクルージと三人の亡霊たちの声を演じていたのは、映画『イエスマン "YES"は人生のパスワード』のジム・キャリーである。彼はアメリカ人のはずだが、きれいなイギリス英語で発音していた。

 スクルージの前に、かつての共同経営者だったマーレイの亡霊が現れ、これから毎晩、過去の亡霊と現在の亡霊と未来の亡霊がそれぞれ現れ、スクルージの未来を変えると予言する。マーレイの言う通り、三人の亡霊が現れ、スクルージを時間旅行へと誘う。過去のスクルージを見る限り、スクルージは最初から今のようにお金の亡者ではなかった。しかし、彼を大きく変えた出来事を彼自身が受け入れて消化することにより、スクルージは人間的に大変身を遂げる。おそらく彼は、しばらく立ち止まっていただけだったのだ。そう考えると、スクルージの前に三人の亡霊が現れたことは、トラウマを解決するための退行催眠や心理セラピーにも匹敵する。

 仏教の国に住んでいる私たちからすると、クリスマスの日に仕事を休んだり、会う人たちすべてに「メリー・クリスマス」を言う習慣には、あまり馴染みがない。しかし、これがキリスト教を信仰する国における当たり前の光景なのだろうと推測する。私たち日本人は、キリスト教徒でなくても、「メリー・クリスマス」を気軽に口にしたり、また、友達同士で互いにクリスマスカードを贈り合ったりもする。しかし、キリスト教を信仰している人たちが口にする「メリー・クリスマス」はもっと身近で、何よりも「メリー・クリスマス」を発すること自体がうれしそうだった。そんな彼らの口にする「メリー・クリスマス」からは、クリスマスが一年の内で本当に特別な日であろう気持ちが伝わって来た。それほど特別な日に「メリー・クリスマス」を言わないスクルージが、他の人たちから見てどれほど付き合い難い存在だったかを、他の人たちが口にする「メリー・クリスマス」の重みからうかがい知ることができたように思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 驚いたことに、ジム・キャリーは、一人で七人もの声の役を担当されていたようですね。まったく気付きませんでした。(苦笑)アメリカ人でイギリス英語を発音することのできる人というと、レニー・ゼルウィガーを思い出します。そう言えば、ジョニー・デップもアメリカ人ですが、イギリス英語で発音していますね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

哲学・思想[人気blogランキング]に

上記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。

|

« 仮面を外す | トップページ | ホットヨガ(一七二回目) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/47162889

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『Disney'sクリスマス・キャロル』:

» 映画『Disney'sクリスマス・キャロル<デジタル3D/日本語吹替版>』(お薦め度★★★) [erabu]
監督・脚本、ロバート=ゼメキス。原作、チャールズ=ディケンズ『クリスマス・キャロ [続きを読む]

受信: 2009.12.31 19:11

« 仮面を外す | トップページ | ホットヨガ(一七二回目) »