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2009.11.09

映画『カムイ外伝』

ブリージングストレッチセミナー in 神戸(7)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ブリージングストレッチセミナーでは、次から次へといろいろな話が飛び出して来て、本当に楽しいひとときを過ごすことができました。東京ではいつも、あのような楽しい教室が開催されているのかと思うと、うらやましい気がしますね。

 またしても原作のコミックを知らないまま、コミックが実写版で映画化された作品を鑑賞した。本作が公開されて間もない九月二十四日のことである。劇場で何度も予告編を目にしていたので、自然な流れでの鑑賞となったわけだが、実は、最終的に鑑賞に踏み切ったのは、本作が崔洋一監督の作品だったからだ。かつて網走刑務所と博物館網走監獄の記事にも書いたように、崔洋一監督は、私が東京に住んでいた頃にアルバイトをしていた写真店のお客さんだった。とは言え、もう二十年以上も前のことであり、当時、ほんの少しお話をさせていただいただ程度である。それでも、何となく自分と少しでも接点のあった監督さんの作品が公開されるとなると、鑑賞しておきたいというのが人間の心理というものだろう。

 本作を一言で表現するとするならば、忍びの掟を破った抜忍の物語と言っていいだろう。私は忍びの世界を良く理解していないので、忍びの掟を破ったからと言って、どこまでもどこまでも執拗につけ回される風習については良く理解できなかった。忍びを現代的にとらえて「職業」とするならば、一つの「職業」から足を洗おうとする者を、かつての「職業」仲間がどこまでもどこまでも執拗に追いかけて来るといった物語なのだ。掟をルールと読み替えると、そもそもルールとはどのような目的で存在しているのだろうと、疑問に思ってしまう。例えば、私たちが交通ルールを守るのは、他の人たちをも含んだ私たち自身の安全のためである。仮に交通ルールを破ったとしても、誰かに命を狙われるほど、執拗に追いかけ回されることもない。私の知る限り、現代には忍びの掟のようなルールは存在していないため、本作で示されているような忍びの掟を理解するのは難しいと思われる。

 それでも、こうしてレビューを書くにあたり、登場人物や展開されたストーリーなどを改めて振り返ってみると、なかなか面白いものを感じる。主な登場人物は、松山ケンイチくん演じる主人公の抜忍カムイと、小雪演じるカムイと同じく抜忍のスガル、小林薫さん演じるスガルの夫半兵衛、そして、カムイに恋心を抱くスガルの娘サヤカである。もともと、カムイとスガルが天敵のような関係にあったというところが、この物語にちょっとした緊張感を与えている。半兵衛もサヤカも、自分の妻あるいは母がかつては忍びだったということを知らないのではないかと思うと、カムイがスガルたちと生活を共にすることで、家族には隠しておきたいであろうスガルの秘密が明るみになってしまうのではないかとヒヤヒヤもする。しかも、半兵衛は、馬の蹄(ひづめ)を使って何やら漁のための秘密兵器をこしらえている。

 こうして振り返ってみると、実に良く練られた物語だと思う。前半は、そうした心地良い緊張感に引っぱられながら、楽しく鑑賞していたのだ。しかし、後半になって、どこからともなく帆船がやって来て、島の人たちのためにサメ退治を始めたところあたりから、作品の雰囲気がガラリと変わってしまった。何? 何? と思っているうちに驚きの展開になり、あれよあれよという間に悲惨な結末を迎えた。その急な展開により、私としては取り残されたような気持ちになってしまったのである。

 これまで、松山ケンイチくんの出演するいろいろな作品を鑑賞して来たが、作品を観る度に彼は違う人になり切っている。本作では怒りを溜め込んだ抜忍を演じていたが、サヤカにただならぬ好意を寄せられながらも、彼の中に本当にサヤカに対する想いが根づいていたのかどうかは読み取れなかった。相手が自分に好意を持ってくれているから自分も相手を好きになったように思うのであれば、それは必ずしも能動的な感情ではないと私は思うのだ。

 半兵衛を演じていた小林薫さんは、さすがベテラン俳優だけあって、演技がうまい。カムイに対して憎らしげな態度を取りながらも、最終的にはカムイを助け、まるで家族のように接する人物像は、演技に幅のある俳優さんでなければなかなか演じ切れるものではない。彼の作る秘密兵器で漁をしてみたくなった人も多いのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私には、小雪さんが、イギリス人女優のエミリー・ブラントに見えてしまいました。(苦笑)小雪さん演じるスガルと似ているように思えたのです。ところで、本作を鑑賞された方たちの評価を拝見すると、本作を高く評価する人とそうでない人にすっぱり分かれているようですね。私自身は、予告編で抱いたイメージとはずいぶん違っていたなあ、という感想を抱きました。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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