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2009.10.08

映画『96時間』

暖かいムートンブーツの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 調子に乗って、ムートンブーツをあと一足注文し、それが届きました。(笑)何と、送料込み千円でした。送料だけでも数百円は掛かると思うのですが、何故、今の時期はこんなにもムートンブーツが安いのでしょうか。去年の在庫を抱えているくらいなら、夏の冷房対策用に販売して欲しいものです。

 手元の映画ノートによれば、本作を鑑賞したのは八月三十日のことである。普段、この手の作品はほとんど観ないのだが、夏休みにガンモと一緒にパリに出掛けたばかりだったので、パリを舞台にした本作を鑑賞したいと思ったのである。

 実は、ちょっぴり辛口のレビューを書かせていただくつもりで映画サイトに書き込まれた評価を拝見したところ、本作に対する評価が思いのほか高く、恐れ入った。何故、ここまで評価が高いのだろう? リュック・ベッソン監督が製作を担当された作品だからなのだろうか?

 パリで囚われの身となってしまった愛娘を助け出すために、九十六時間というタイムリミットと戦いながら、強い強いお父さんがたった独りで悪者たちを倒し、間一髪のところで愛娘を無事に救出することができるわけだが、悪者たちを倒すということは、強い強いお父さんは、いわば殺人を行っているわけである。遠くパリの地で、悪者たちを次々に殺して愛娘と一緒にアメリカに帰国したお父さんを、お父さんの元妻である娘のお母さんが出迎えてハッピーエンドというのは、どうしても納得が行かない。パリであれだけ派手に戦ったのに、強い強いお父さんはパリの警察に追われることもなく無事に帰国できたのだから、もう不思議としか言いようがない。この不思議を、誰も突っ込みたがらないのだろうか?

 強い強いお父さんを演じているのは、リーアム・ニーソンである。強い強いお父さんは、とにかく娘のことが大好き。元秘密工作員で、誰に対しても強いはずなのに、娘に対してだけは、とにかくふにゃふにゃになってしまうほど弱い。トランプに例えるとするならば、お父さんがジョーカーなら、娘は2のよう。十七歳の愛娘キムのパリ旅行をしぶしぶ承諾するものの、とにかく心配でたまらない。キムには毎日必ず連絡を入れるように念を入れておいたはずなのに、パリに到着したはずのキムから連絡がないため、何度も何度もしつこくキムに電話を掛け続ける。ようやくキムと電話が繋がったものの、既にキムの身には異変が起きてしまっていた。何者かに連れ去られそうになるキムに対し、冷静かつ的確に指示を出す強い強いお父さん。まるで人が変わってしまったかのような変身ぶりには、ただただ驚くばかりだ。強い強いお父さんは、元秘密工作員というかつての職業で培ったある特技を活かし、キムたちを連れ去った犯人を徹底的に追い詰めて行く。

 飛行機でフランスのシャルル・ド・ゴール空港に着いたあとのキムの行動を、私自身も追ってみた。私がガンモと一緒にフランスを訪れたときの行動と違っていたのは、シャルル・ド・ゴール空港に着いた私たちがRER線を利用してパリのホテル近くの最寄駅まで移動したのに対し、キムたちはタクシーを利用したことだ。確かに、荷物が多い上にキムたちはお金持ちという設定なので、タクシーを利用するのもごく自然なことなのかもしれない。しかし、本作の中では、そこをつけ狙われるわけだ。となれば、タクシーではなく、地道にRER線を利用していれば、キムたちが事件に巻き込まれることもなかったのではないだろうかなどと思ってしまう。

 おそらく、本作がこれほど高く評価されているのは、愛娘に対するお父さんの尋常ではないほどの愛情の強さが世間に受けているためだろう。愛娘が何者かに連れ去られたとなれば、ほとんどのお父さんたちは警察の力を借りようとするだろう。しかし、この強い強いお父さんは、自分自身の手で愛娘を助け出そうとするのだ。愛娘が何者かに連れ去られるということは、強い強いお父さんの持つ力を最大限に引き出すための出来事だったと言っても過言ではないだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m おそらく、人間の感情描写が豊かなミニシアター系の作品を好んで鑑賞している人にとっては、突っ込みどころ満載の作品なんでしょうね。でも、それが突っ込まれることなく受け入れられているのは、ひとえに、強い強いお父さんの、愛娘に対する愛情の深さなのでしょう。強い強いお父さんの特殊な能力を目の当たりにしたとき、そう言えば、私自身も、留守番電話に残されたコードレス電話の子機の音を聞き分ける能力があったことを思い出しました。(笑)今でもそうかもしれませんが、コードレス電話の子機を使って電話を掛けると、電話を切るときに、ちょっとした音がしたものです。例え留守番電話にメッセージが残されていなくても、留守番電話に残されたその小さな音を聞き分けて、誰から電話が掛かって来たのかを的確に判断していた時期がありました。鍛えれば、私も強い強いお父さんのようになれるでしょうか。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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