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2009.09.29

映画『アマルフィ 女神の報酬』

元気な子の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今の時期、まだまだ半袖で過ごしていても気持ちがいいのは、ちょうど夏のヨーロッパの気温と同じくらいだということもあるのかもしれません。ロンドンだともう少し寒いくらいですが、日本の初秋の気温は、涼しかった夏のヨーロッパ旅行を思い出させるのです。夏のロンドンで、ビジネスマンが長袖のスーツを着込んでいても、ちっとも暑苦しくなかった感覚、きっとおわかりいただけるかと思います。

 鑑賞した映画のレビューも、ようやく一ヶ月ほど前の鑑賞にまで追い付いた。フジテレビの開局五十周年を記念して製作されたという本作を、私は八月二十八日に鑑賞している。実は、本作に関しては、劇場で何度も予告編を目にしてはいたものの、今一つ鑑賞に踏み切ることができずにいた。というのも、予告編を観ても、すぐには映画の世界に浸り切ることができず、「イタリアで日本人の女の子が誘拐されたという設定なのか。ふうん」くらいの気持ちだったのだ。それでも、とうとう鑑賞に踏み切ったのは、観たいと思っていた作品をほとんど鑑賞してしまったことと、本作を鑑賞した人たちの評価が意外にも高かったことが、私の背中を押してくれることになったのだ。

 実際に鑑賞してみると、思っていた以上に面白く、引き込まれる作品だった。テンションの低い状態から鑑賞を始めると、劇場を出る頃にはテンションが高くなっている。こんなふうに、最近は、無防備な状態で何の期待もなく鑑賞することになった作品を受け入れることをとことん楽しんでいる。

 レビューを書くにあたり、映画サイトを参照して知ったのだが、本作の監督は、かつて私が絶賛した映画『容疑者Xの献身』の西谷弘監督だった。なるほど、あれほどの作品を手掛けた監督だから、本作がこれほど引き込まれる作品であったとしても不思議ではない。ちなみに、原作は真保裕一さんの同名小説なのだそうだ。普段は読まない類の作家だが、こうして映像化されると実に面白い作品だと思う。

 前置きのないままに、一組の男女がローマの高級ホテルに戻って来る。一見、夫婦であるように見受けられるが、会話も抱擁もなく、二人の間に愛情が通っていないことが一目でわかる。のちに、女性の娘がイタリアで誘拐されて、外交官の男と夫婦のフリをしてホテルに滞在しているということがわかる。私にとって、舞台となっているイタリアは、二十年ほど前にツアーで訪れた場所である。私自身も足を運んだテルミナ駅やコロッセオが本編に登場したものの、二十年も経ってしまえばほとんど忘れてしまっている。おそらくスペイン広場にも足を運んでいるはずだが、もはや記憶にない。私も、外交官の黒田のようにイタリア語を自由に話すことができたなら、ローマでの自由行動をもっと楽しむことができたのにと思う。

 本作の見どころは、やはり織田裕二くん演じる頭の切れる外交官黒田の活躍だろう。彼の鋭い洞察力は、当たり前のようでいて、ついつい見逃してしまいがちな不自然なことを決して見逃さない。次々にトリックを見破り、狙いを定める。しかも、少女の行方を探すために一緒に行動するうちに、天海祐希演じる矢上紗江子に淡い恋心を抱き始めたであろう様子もうまく表現されていた。

 物語の舞台がローマのみに留まるのかと思いきや、アマルフィという美しい海岸も映し出される。それだけではない。後半部分の意外な展開に、観客は最後まで引き付けられるのだ。本作は、視点をどこに置くかで楽しみ方も違って来るだろう。子を持つ母親ならば、娘を誘拐された紗江子に感情移入するだろうし、謎解きが好きな人ならば、黒田と一緒に事件解決を目指すだろう。普段は、人間の感情描写の豊かな作品を好んで鑑賞している私だが、たまにはこうした大掛かりな作品を鑑賞するのもいいのではないかと思った次第である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 宝塚出身の天海祐希さんは、いい女優さんになって来ましたね。最近は宝塚歌劇団の公演の鑑賞もすっかりご無沙汰してしまっていますが、以前はガンモと一緒にしばしば宝塚歌劇団の公演を観に行ったものです。タカラジェンヌの発声方法は、演劇出身者独特のものがありますよね。例えば和央ようかさんなどは、宝塚時代の発声方法がそのまま残っている女優さんの一人です。でも、天海祐希さんは、宝塚時代の基礎の上に、現在の女優としての自分を築き上げて行ったのではないと感じます。彼女はこれからも、いい演技を見せてくれるのではないでしょうか。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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