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2009.09.12

映画『サンシャイン・クリーニング』

ホットヨガ(一六一回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。神戸店の閉店にあたり、それぞれの人たちが様々な思いを抱いていらっしゃることでしょう。その変化がどこに向かっているのであれ、最初のうちは変化を受け入れて行くのは勇気が要りますよね。神戸駅と三宮駅はJRでわずか二駅の距離なので、私がレッスンに通い続けることに関してはほとんど差し支えはありません。むしろ、我が家からは三宮のほうが近いので、レッスンに通う時間がほんの少し短くなって、ありがたいくらいです。(苦笑)ただ、私の場合、I医師の診察やすずらんの湯など、神戸駅から出掛けて行くのに便利な場所に足を運ぶことが多いので、神戸店でのホットヨガのレッスンとセットにしていたそれらの場所がほんの少し遠のいてしまうような気はしますね。

 手元の映画鑑賞ノートによれば、本作を鑑賞したのは七月二十二日となっている。それなのに、全国のいくかの映画館では、本作がまだ上映されている。全国一斉ロードショーの作品ではないために、あちらこちらの映画館でパラパラと上映され続けているのだろう。確か、本作が製作されたアメリカでも、わずか四館での上映から始まったものの、次第に人気が出て来て、ついには全米トップテンに入るほどの作品に成長したとか。私はそうした背景に、映画『JUNO/ジュノ』のような面白さを期待して、鑑賞に踏み切ったのだった。

 この物語は、ある姉妹、いや、ある家族のサクセスストーリーと言ってもいいのだろう。姉妹の姉ローズの役をエイミー・アダムスが演じ、妹ノラの役を映画『ジェイン・オースティンの読書会』のエミリー・ブラントが演じている。高校時代はチアリーダーだったローズも、かつての恋人だった刑事のマックと不倫関係にあり、ハウスクリーニングの仕事をしながら一人息子を育てるシングルマザーである。アルバイトをしながら生計を立てているノラも、感情のコントロールができず、アルバイトがなかなか長続きしない。姉妹いっかkの父もまた、裏ルートで仕入れたものを売りさばくなど、一攫千金を夢見てちょっと怪しい仕事をしているが、こちらの仕事もなかなかうまく運んでいない。

 そんな人生の負け組みとも言える彼女たちが、一度にたくさんのお金をもらえるというだけで、事件現場の清掃作業を請け負う仕事を始める。もちろん、事件の中には殺人事件も含まれている。血に染まった部屋をきれいにクリーニングしたり、死後何日も密室だった事件現場をきれいに片付けるのが彼女たちの仕事だ。

 姉妹と対照的な立場として描かれているのが、勝ち組とも言えるローズの高校時代の華やかな友人たちである。何の苦労も知らず、お金持ちの雰囲気にどっぷり浸かっているローズの友人たちを、ローズはどうしても見返したかったのだろう。事件現場の清掃を請け負う仕事を組織化し、「サンシャイン・クリーニング」と名付けるのだが、ある出来事によって、再び激しい挫折感を味わうことになる。

 人物描写の甘いアメリカ映画であっても、ミニシアター系の映画館で上映されているような作品は、登場人物の感情描写に取りこぼしが少ないのだと実感する。人生の負け組みだった姉妹たちの仕事が軌道に乗り、壁にぶつかりながらも試行錯誤を繰り返し、やがて生き生きと輝き始める様子がうまく描かれていた。また、そんな状況の中にあって、ノラが事件現場で入手した情報をもとに単独行動する伏線もいい。ある女性の、固く閉ざされた心の中に入り込もうとするノラ。果たして、ノラの熱き想いは彼女に通じるのだろうか。

 もしかすると本作は、こんな不況の時代だからこそ、受け入れられる作品なのかもしれない。全体を通して感じるのは、たくさんのお金を稼ぐということは、決して容易ではないということだ。しかし、勇気を持って新しいことにチャレンジすれば、そこには新しい出会いも用意されている。これまで刑事のマックと不倫関係にあったローズにも、決して負け組みではない春の予感が訪れる。日本人の感覚からすれば、出会って間もない男性に、自分の留守中に息子のオスカーをみて欲しいと懇願するなど、少々強引なシーンも見受けられたのだが、その後、ちゃっかりその男性がオスカーの誕生日パーティーに出席しているなど、いかにもアメリカらしい人間関係の築き方が描かれてもいる。

 大きな挫折感を味わった彼女たちが、やがてどのように再生して行くのかも、納得の行く形でうまくまとめられていた。世の中にこのような仕事が存在していることは驚きだったが、多くの人たちに嫌がられる仕事であるというこことからも、彼女たちの仕事が人々の役に立っているのは間違いない。ただ、できれば彼女たちのお世話にならないように生きて行きたいものである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 人々が嫌がる仕事を請け負うことで、たくさんのお金をもらえるというのは、理にかなっていると思います。事件現場を目にすることで受ける精神的なショックを、たくさんのお金を受け取ることで帳消しにしてもらっているのでしょうね。ただ、そうした状況も、場数を踏むごとに慣れてき来ると想われますので、その道の達人になってしまえば、仕事も順風満帆のはずだったんですよね。そこに、激しい挫折感を味わうような出来事を盛り込んでいるのは、さすがと言えます。しかも、エイミー・アダムスとエミリー・ブラントの姉妹が本当の姉妹のようで驚きました。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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