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2009.08.01

小便小僧と小便少女、そしてムール貝

ブリュッセル到着の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 国際線に乗ると、個人ディスプレイで映画を鑑賞するのが楽しみなんです。中には日本での公開に先駆けて鑑賞できる作品や劇場公開中に見逃してしまった作品もあり、睡眠不足を解消しなければならない状況だというのに、睡魔と激しく闘いながら鑑賞することになるわけです。ビデオやDVDと同様に、早送りや巻き戻しも可能なので、途中で居眠りしてしまったとしても、見逃したシーンを巻き戻して鑑賞することができるのはいいですね。

 ブリュッセルに着いてから「ガンまる日記」を更新したあと、私は現地時間の二十三時に就寝した。目覚ましもかけずに自然に目覚めると、四時前だった。部屋にクーラーが入っていて寒いと思っていたら、単に部屋の窓が開いていただけだった。寝ている間に布団を脱いでしまう癖のあるガンモは、寒いと言いながら布団にくるまっていた。何しろ、夏でも最高気温が二十四度くらいまでしか上がらないのだから、無理もない。

 目覚めたあと、ガンモと一緒にお風呂に入り、ゆったりとバスタブに浸かった。夏になってからは、ほとんどシャワーを浴びるだけの生活を続けていたため、こうしてゆったりとバスタブに浸かると温かくて気持ちがいい。特に、クーラーの良く効いた機内で長時間を過ごし、身体が冷気にさらされていたので、こうして身体を温めると、身体が喜んでいるのがわかる。

 お風呂に入ってしばらくパソコンをいじったあと、七時過ぎにホテルのカフェで朝食バイキングを食べた。既に「ガンまる日記」を書き上げていたせいか、朝食のあとはいつもよりも早めにホテルを出ることができた。

 ホテル近くの地下鉄の駅で、地下鉄とトラムの三日間乗り放題チケットを購入し、地下鉄に乗った。そして、途中でトラムに乗り換えて、まずはブリュッセル名物の小便小僧を観光した。私の記憶では確か、JR浜松町駅に小便小僧の像があったように思う。世界的に有名なブリュッセルの小便小僧は、服を着て、ズボンも履いていた。とあるサイトからの情報によると、小便小僧のために世界中から衣装が送られて来るとか。そのため、衣装持ちの小便小僧は頻繁に衣装替えをしているらしい。しかし、現在の小便小僧は、ズボンの上からというよりも、上着の上からおしっこをしているところが何とも面白いではないか。そして、今回のブリュッセル訪問でわかったことは、小便小僧が左利きかもしれないということだった。

 小便小僧の近くには、たくさんのお土産屋さんが並んでいて、小便小僧グッズが売られていた。私は、ワイン好きの派遣仲間に、小便小僧のワインオープナーを買った。小便小僧の性器の部分がワインオープナーになっているという、壊れ易いかもしれないが、大変ユーモアのあるお土産品である。私は、店内でこれを見付けたときは、おかしくてクスクス笑ってしまったほどだ。

 小便小僧を堪能したあとは、小便少女を観光すべく、ガイドブックを見ながら目的地を目指した。途中、世界遺産に指定されているグラン・プラスを通り抜け、世界的に有名なタンタンのお店でメモ帳のお土産を買う。その人の顔を思い浮かべながらお土産を買うのが、私流のお土産の買い方である。

 更に、お店の外にテーブルがたくさん並べられているイロ・サクレ地区に出て、小便少女を観光した。小便小僧は笑いが出るのだが、小便少女を見ると、決して卑猥というわけではないものの、思わず口をつぐんでしまう。それは、男性の立ち小便が世の中でトイレの個室では行われていないのに対し、女性の放尿は、普段からトイレの個室で行われ、その姿が厚いベールに包まれているからだろう。そのせいか、小便小僧はオープンな場所に堂々と存在しているのだが、小便少女は路地を曲がったところに、格子付きの扉の中に大事に仕舞いこまれていた。

 小便少女を観光したあと、私たちはすぐ近くのレストランで、ブリュッセル名物のムール貝の白ワイン蒸しを食べた。同じようなお店がたくさんあるので、どのお店にするか、迷っていたところ、あるお店の積極的な店員さんに声を掛けられた。店員さんは、私たちがフランス語を理解できないので英語で説明してくださったのだが、食前のビールをサービスしてくださるという。そして、私たちに客寄せの看板になるように、最も目立つ外のテーブルの椅子を引き、私たちにそこに座るように誘導した。積極的な店員さんに根負けした私たちは、そのお店でムール貝を食べることにした。

 ムール貝のセットは、メニューの中から二品選べる上に、デザートも付いて一人十二.五十ユーロ(一ユーロはおよそ百三十七円)だった。私たちは野菜サラダと、ムール貝とフリッツのセットを注文した。

 最初に出て来たサービスのビールは、一気に飲んでしまった。ガンモが、
「ブリュッセルのビールはうまいらしいよ」
と言っていたが、苦味の効いたドライなビールで、確かにおいしかった。お酒に弱いガンモは、ほんの数口飲んだだけですっかりご機嫌になっていた。ガンモがグラス一杯のビールを飲むと大変なことになるので、私は空いた自分のグラスとガンモのグラスを交換して、ガンモのグラスに残っていたビールを飲み干した。

 野菜サラダを食べたあと、ムール貝が出て来るまでにひどく時間が掛かった。ちょうどお昼どきだったこともあって、私たちの存在は、客寄せになっていたようだ。そのせいか、私たちの食事の時間をできるだけ引き伸ばしたいと思われたのかもしれない。ようやく運ばれて来たムール貝を平らげても、食べ終わったムール貝の殻をなかなか片付けてはくれず、結局一時間半以上もお店の外の一番目立つテーブルで過ごすことになってしまった。

 とは言え、ムール貝はとてもおいしかった。ムール貝は、玉ねぎと一緒に煮込まれていた。ムール貝を開き、中の貝を取り出して、玉ねぎも一緒に突付いたて食べた。おそらく、ムール貝だけでは物足りないというお客さんもいらっしゃるのだろう。ほとんどのお店で、ムール貝はフリッツとセットになっていた。

 ボリュームもたっぷりで満足したのだが、さすがに汁の中に浸かったムール貝を食べ始める後半の頃になると、少々辛いと感じ始めていた。飲み物を何も注文しなかったので、喉が渇いて仕方がなかった。

 長いこと待ち続けて、ようやくテーブルの上に残ったムール貝の殻が片付けられ、自家製プリンのデザートが出て来た。私たちはデザートを平らげると、お勘定を済ませた。二人合わせて二十五ユーロのところ、三十ユーロ支払った。ベルギーの飲食店代には、税もサービス料も含まれているそうだが、お料理がおいしかったり、サービスが行き届いていると感じたときには、チップのために多めに支払うのだそうだ。もしかしたらお釣りをくれるかもしれないと期待して、それとなく待ってみたのだが、私たちの支払ったお勘定を受け取った店員さんが日本語で、再会を意味するさよならの言葉を告げて来たので、お釣りは出て来ないのだと思い、店を出た。

 何はともあれ、小便小僧と小便少女、それからムール貝という、ブリュッセルの名物を立て続けに体験することができて、とても充実した一日だった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、小便小僧と小便少女、そしてムール貝をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 更新が遅くなり、申し訳ありません。いやはや、早速旅の疲れが出てしまいました。寝不足のまま旅行を始めてしまった上に、精力的に歩き回ったので無理もありませんね。パリでもそうでしたが、ブリュッセルも石畳が多く、弾力性のない靴を履いて歩き回ると足がかなり疲れます。ヨーロッパのご旅行には、是非とも弾力性のある靴をご用意ください。(苦笑)ホテルに帰ったあと、泥のように眠り、何とか体力回復です。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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