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2009.08.31

映画『マドモワゼル -24時間の恋人-』

長話には至らずの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。実際のところ、現在体験しているホットフラッシュの症状が更年期障害によるものなのか、それとも冷えのぼせによるものなのか、はたまた高血圧によるものなのか、良くわかっていません。ただ、軽い頭痛や肩こりを伴うこともあるので、もしかしたら高血圧によるものなのかもしれません。それでも筋腫の成長が止まっているのは、やはり冷え取り健康法のおかげなのだと思います。足を温めると、本当に調子がいいですから。とは言え、筋腫をかばいながら歩くので、人よりも歩くスピードはかなり遅いです。(苦笑)

 少し前に、映画『灯台守の恋』というフランス映画をDVDで鑑賞した。フランスのブルターニュ地方の田舎の雰囲気や、灯台守という特殊な職業が描かれた興味深い作品ではあったのだが、夫の目と鼻の先で起こる秘密の恋というテーマが私には合わず、レビューを書かなかった。本作を鑑賞したのは、それから数ヵ月後のことである。

 冒頭でいきなり主人公の女性クレールが薬局に入り、男性用シェーバー向けのクリームを求める。一方、クレールとほぼ同時刻に薬局に入って来た男性は、生理用ナプキンを求める。二人とも、購入時に店員から複数の商品の中から選択を迫られるものの、それぞれ異性の使うものを求めようとしているために判断がつかず、それぞれが自分の好みを口にして互いに助言し合う。何とも興味深いオープニングではないだろうか。

 そんなオープニングからいきなり本作に引き込まれたのだが、シーンが変わり、何やらクレールが見ている舞台のポスターが、かつて鑑賞した映画『灯台守の恋』を思わせるようなポスターであった。更にクレールは、コンベンション会場において、この度退職することになった会社の同僚に、灯台の模型を贈ろうとしている。実は、私は高所恐怖症を克服するために、ガンモと一緒に日本のあちらこちらの灯台に登ったのだが、これまで灯台の模型など、ほとんど見たことはなかった。しかし、クレールは灯台の模型を大事そうに抱えている。一度、退職が決まった同僚に贈ったはずの灯台の模型が、同僚に忘れ去られてしまったのだ。クレールは同僚に灯台の模型を届けようとするが、交通手段を失い途方に暮れているところへ、コンベンション会場で即興劇を見せてくれた役者たちがクレールを遠くの駅まで車で送ってくれるという。その即興劇団のメンバーの中には、クレールが薬局で出会った男性ピエールがいたのである。そこから、クレールを遠くの駅まで送り届けるための旅が始まる。

 本作の見どころは、クレールが即興劇団に加わり、ある裕福な家庭の令嬢の結婚式で、即興で灯台守の父の恋の話を祝辞に代えて述べるシーンだろう。コンベンション会場で即興劇団の出し物に感動したクレールが、自分自身も即興劇を演じたのである。実はそのときクレールが即興で語った灯台守の父の話が、のちにピエールの手によって舞台化されるというストーリーなのだが、更に面白いことに、私が数ヶ月前に鑑賞した映画『灯台守の恋』は、本作の脚本と監督を手掛けたフィリップ・リオレ監督の作品だったのである。しかも、クレールを演じているのは、映画『灯台守の恋』、映画『親密すぎるうちあけ話』で主演していたサンドリーヌ・ボネールだったのである。冒頭のシーンから、彼女をどこかで見たことのある女優さんだと思っていたら、そういうわけだったのだ。

 ちなみに、タイトルとなっている「マドモワゼル」は、クレールが久し振りに「マドモワゼル」と呼ばれたことから来ているようだ。そう言えば、去年、私もパリの街を歩いているときにうっかりスカーフを落としてしまい、それに気付いてくださった男性から、「マダム」と声を掛けられた。さすがに「マドモワゼル」とは呼ばれなかった。普段、「マダム」と呼ばれることに慣れている女性が、久し振りに「マドモワゼル」と呼ばれることへのうれしさを表現するために、タイトルに採用されたというわけだ。
 
 クレールもピエールも、互いに家族がありながらもじわじわと惹かれ合い、ついには結ばれてしまうという展開は私好みではないにしても、映画としての目の付け所はとても面白い作品だと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m フランス映画は押し付けがなくていいですね。登場人物がいつも受身の人生を歩んでいるという気がします。私も灯台は好きですが、二つの作品の監督と脚本を手掛けたフィリップ・リオレ監督も灯台がお好きなのでしょうか。本作は二〇〇一年の作品ですが、作品の中ではフランスの通貨として、まだフランが使われています。この頃にフランスを旅行していれば、二十年ほど前に使い残したフランを使うことができたんですよね。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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