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2009.06.23

ホットヨガ(一五四回目)(後編)

ホットヨガ(一五四回目)(前編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 京都駅前店のスタジオには、いろいろなレッスンが用意されていて、思わず目移りしてしまいます。(笑)千円で映画を鑑賞できる日に一日中映画館にこもる、なんてことを実践して来ましたが、一日中、ホットヨガのレッスンを受けるという体験はまだしていません。これだけ豊富なレッスンスケジュールが用意されているならば、きっと一日中過ごすと楽しいでしょうね。レッスンウェアを何着用意して出掛けて行くかは別問題として・・・・・・。(苦笑)

 我が家から京都駅前店までの所要時間は、新快速電車を利用すると、わずか一時間足らずである。とは言え、新快速電車はいつも混み合っているので、私は新快速電車よりもやや空いている快速電車に乗って京都入りした。普段、利用している大阪までの休日回数券を京都まで乗り越す形で使用すれば、運賃を少しだけ節約することができる。

 さて、フリースタイル ビューティ ピラティス(60分)のレッスンには、私を含めて十五名が参加されていた。レッスンの開始時間になり、スタジオに入って来たインストラクターを見た私は驚いた。何故なら、インストラクターの放つオーラが他のインストラクターと違っていたことと、インストラクターが身に着けているレッスンウェアが、多くのインストラクターが着用しているレッスンウェアとは異なってカラフルなものだったからだ。

 インストラクターは、目の前を陣取っていた私が着けているピアスに反応してくださり、
「そのピアスは何ですか?」
と尋ねてくださった。その日、私はインド雑貨店で購入した木製の象のピアスを耳に着けていたので、
「これは象のピアスです」
と答えた。インストラクターは更に、私の着ているTシャツをご覧になり、
「ガネーシャですね」
とおっしゃった。そのとき私は、これからピラティスのレッスンを受けようとしているのに、インドを意識したグッズで固めて来てしまったことをちょっぴり後悔した。インストラクターは、
「私は蓮(はす)のマーク入りのズボンで来てみました」
と言いながら、ズボンの後ろを見せてくださった。見ると、確かにインストラクターの履いているズボンのお尻の辺りには、蓮の刺繍が施されていた。

この日のレッスンのときに着ていたガネーシャのTシャツ

 どんな人であれ、企業に属すると、既にそこに属している人たちの雰囲気に染まって行くものだ。それは、企業に属した人たちが互いに相対的な関係を結んで行くからだと思う。私はあちらこちらの支店でホットヨガのレッスンを受けているが、どこの支店に足を運んでも、インストラクターの放つオーラはとても似通っている。しかし、今回のレッスンを担当してくださるインストラクターは明らかに、これまで出会って来たインストラクターとは異なる雰囲気を持っていたのだ。

 はっきりとは口にされなかったが、どうやら今回のレッスンを担当してくださったインストラクターは、どこかよその会社(スタジオ)から三ヶ月程度の契約でレッスンを請け負ってくださっているようだった。レッスンウェアが異なっていたのも、おそらくそのためだと思われる。

 インストラクターに、
「ピラティスが初めての方?」
と尋ねられたので、私はすっと手を挙げた。私と同じように、初めてピラティスのレッスンを受けられるという方が何人かいらっしゃったので安心した。インストラクター曰く、ピラティスは、ヨガと違って筋肉を使い、そして、とても地味な運動なのだそうだ。ヨガと似ているポーズもたくさんあるようだ。インストラクターは、きついと思ったポーズこそが、今の自分に必要なポーズであることを力説されていた。ピラティスは引き締めに効果があるらしく、インストラクター自身も、このレッスンを始めてから二.五キロほど体重が落ちたという。

 実際にレッスンが始まってみると、猫のポーズやコブラのポーズに似たポーズが出て来た。また、ベーシックコースのレッスンにあるような、身体の側面を下にして、テレビを見るような感じで横になり、片手で頭を支えて足を上げるポーズも登場した。ただ、ピラティスのレッスンでは片手で頭を支えずに、両手で万歳をするようなポーズを取っていた。

 印象に残ったのは、両足を広げて胡坐をかき、両手で両足を掴んでだるまさんのようにマットの上に後ろからゴロンと転がり、転がった瞬間、足裏同士を合わせて拍手をするように接触させたあと、お腹の筋肉を使って起き上がるというポーズである。起き上がるには、転がったときの反動ではなく、お腹の筋肉を使うことになるため、お腹に力の入らない私は何度やっても起き上がることができなかった。

 今回、初めてピラティスのレッスンを受けて感じたのは、呼吸のリズムを掴むのがとても難しいということだった。ヨガのレッスンならば、どのようなポーズを取るときに息を吐き、吸うのか、ほぼ把握しているのだが、ピラティスのレッスンではそれらを把握するのが難しかった。インストラクターが息を吐くタイミングと息を吸うタイミングを導いてくださるのだが、私の感覚とは逆のものが多かったのだ。私の中では、「ここは吸うところだろう」と思っていても、インストラクターは「吐いて」と導いてくださったり、またその逆も多かったのだ。そのため、レッスン中の呼吸が浅くなり過ぎていたかもしれない。

 六十分のレッスンはあっという間に終わった。それほどきついポーズはなかったはずなのに、レッスン後にシャワーを浴びるためにシャワールームに入ると、呼吸できないのではないかと思うほど疲労感を覚えた。シャワールームに入ると、私はまず最初に髪の毛を洗うのだが、これ以上、髪の毛を洗ってなどいられない状態に陥り、私はたまらずシャワーを止めて、シャワールームの床に座り込んだ。しばらく深呼吸を繰り返しながら呼吸を整えていたが、まだ息が荒かった。呼吸がなかなか追いつかない感じで、筋腫のある第二チャクラ(丹田)のあたりに異変を感じた。出血の予兆はまったくなかったのだが、「もしもシャワールームで大量出血してしまったらどうしよう?」と心配になってしまったほどだ。

 私の頭の中には、さきほどのインストラクターの顔が浮かんだ。彼女なら、私の今の苦しい状況を脱するためのヒントをご存知かもしれないとも思った。力を振り絞って助けを呼び、彼女にここまで来てもらおうかとも思ったほどである。今の私に必要なのは、酸素呼吸なのかもしれないとも思った。ホットヨガのレッスンを受けて、酸素呼吸なんてかっこわるいが、それほど呼吸が困難な状態に陥ってしまい、シャワールームの中でしばらく途方に暮れていたのだ。

 それでも、少し休むと、次第に呼吸が楽になって来た。ひとまず身体を洗い、身体を拭いたあと、衣服を身にまとい、ロッカールームのソファーに腰を降ろした。私はそこでもしばらく大きな息を繰り返していた。そうすることで、ようやく落ち着くことができたのである。初めてホットヨガのレッスンを受けたときも、かなりの疲労感があったが、今回、ピラティスのレッスンを受けたあとの疲労感は、そのときの疲労感をはるかに上回るものだった。おそらく、レッスン中に私が呼吸のタイミングを掴み切れなかったことで、このような状況に陥ってしまったのだろう。

 インストラクターが、
「普段、使わない筋肉を使っているはずなので、レッスンのあとに痛いところがあれば、マッサージしてあげてください」
とおっしゃっていたのだが、翌日、確かに私ははっきりとした筋肉痛に見舞われた。特に、第二チャクラのあたりや胸の上の筋肉に痛みを感じた。ピラティスのレッスンは、地味なポーズが多いはずなのに、筋肉へのアプローチが強烈である。しかし、シャワールームで座り込んでしまうほど苦しかったというのに、私にそこまでの衝撃を与えてくれたピラティスのレッスンをまた受けたいと思い始めている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 頭を洗っていた手を止めてシャワールームに座り込んだときは、どうなるかと思いました。これまで使っていなかった場所の筋肉が使われ、身体がびっくりしたのでしょうか。地味なレッスンなのに、私には強烈でした。それなのに、「ピラティスはもういい!」という気持ちにならないということは、もしかすると、今の私にとって最も必要なレッスンだからなのかもしれません。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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