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2009.06.04

日本男児の仲間入り

映画『ハンコック』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。エールフランスの墜落事故の続報が気になって、インターネットのニュースサイトを度々閲覧しているのですが、世の中では本当にいろいろなことが同時に起こっているのですね。大きな事件が発生しても、すぐに別の大きなニュースに塗り替えられてしまいます。まるで私のメールボックスのようであります。(苦笑)情報過多の世の中ではありますが、大切なことが過剰な情報に埋もれてしまわないように気をつけなければなりませんね。

 若かりし頃のガンモは、自家用車を所有することができてうれしかったのだろうか。当時のガンモはしばしば洗車をしていたらしい。しかし、神戸大震災時の水不足をきっかけに洗車をしなくなり、そのまま十五年近く過ぎてしまったのだそうだ。かつての愛車だった白い三十万円ベンツは、あまりにも洗車をしないので見た目が汚く、私の実家に帰省する度に父が見かねて洗車を担当してくれていた。とはいえ、毎回、父に洗車してもらうのも気が引けるので、確か一度だけ自動洗車機を使用して洗車したことがあったはずだ。

 去年、中古でカングーを購入し、カングー熱が高まっていたガンモは、カングーの洗車をしたいとずっと思っていたようだ。しかし、十五年もの間、本格的な洗車をしないでいると、なかなかきっかけがつかめないものである。ガンモはまず、市内の洗車場をピックアップすることから始めた。

 やがてガンモは、おぼろげな記憶を頼りに、市内の洗車場を探し当てた。ちょうど買い物に出掛けたときに、その洗車場の前を通ったので、ひとまず二人で洗車場を偵察した。夜だったにもかかわらず、その洗車場は混雑していたようだった。そこには自動洗車機が何台かあるほか、自動洗車機を使用したあとに仕上げをするスペースが設けられていた。

 その数日後の五月第四週の土曜日のことである。ガンモが十五年振りに本格的な洗車をするというので、あたりを付けておいた市内の洗車場に同行した。早速カングーを自動洗車機にセットして、お金を入れた。すると、自動洗車機がするすると動き出し、カングーを洗車し始めた。私は子供の頃、実家の自家用車を自動洗車機に掛けるときに、乗車したまま洗車をしてもらったときのことを思い出した。まだ子供だった私にとって、忙しく動き回る自動洗車機はとびきりの非日常を体験させてくれた。

カングーを自動洗車機にセットする

しばらく待つと、水が出て来てカングーをゴシゴシ洗ってくれた

 こうして洗車が終わったので、カングーを退避スペースに移動させて、まずは乾いたタオルでカングーに付着している水分をふき取った。

退避スペースにカングーを移動させて、乾拭きする。
ついでに車内の清掃も行う

 見ると、そこには同じように自家用車を洗車し終えた人たちがたくさん作業していた。

洗車場にいた人たちの様子

 ガンモと結婚して今年で十三年になるが、これまで本格的な洗車をしたことがなかったので、このような光景を目にするのは初めてのことだった。思えば、世の中の多くの男性たちは、好きな女性と同じくらいかどうかはわからないが、自家用車を大切にする。世の中の多くの男性たちにとって、自家用車の手入れをすることはごく当たり前のことなのだ。しかし、結婚してからというもの、私たちは自家用車の手入れのために多くの時間を費やさなかった。私は、目の前に広がる光景を眺めながら、これまで体験することのなかった異空間に迷い込んだような気さえしていた。世の中の多くの男性たちにとって当たり前だったことが、私たちにとってはずっと当たり前ではなかったのだ。

 乾拭きをしたあと、ガンモは時間を掛けてワックスを塗った。自動洗車機には、ワックス掛けの機能も付いていたようなのだが、ガンモは自分の手でワックスを掛けたかったようだ。 

乾拭きのあとはワックスを塗る

 ガンモはワックスの掛け方を忘れていたらしく、恐る恐るカングーにワックスを塗っていた。

天井の上まで塗り残しのないようにする

 洗車場には、使い古したお酒のケースがいくつか置かれていた。どうやら、自家用車の天井に手が届かないときに台として使用するらしい。ガンモはお酒のケースの上に昇り、カングーの天井まで塗り残しのないように念入りにワックスを掛けた。

 そして、ワックスを一通り塗り終えると、今度は塗ったワックスをきれいに拭き取り始めた。その時点で、洗車場に足を運んでからおよそ二時間が経過していた。愛車手入れのデビューを果たし、これでガンモも立派な日本男児の仲間入りをしたわけである。カングーは、ピッカピッカになった。

ワックスを掛けてピッカピッカになったカングー

 欧米の映画作品を鑑賞していると、若者が路上駐車されている車に危害を加えるシーンが当たり前のように出て来る。日本でそのようなことが起ころうものなら、事件になりかねないのだが、欧米と日本には、自家用車に対する意識に違いがあるのかもしれない。一般に日本人男性は、外国人よりも自家用車を大事にすると言われている。しかし、自家用車と同じように、妻を大事にしているという噂はあまり聞かない。私にはむしろ、欧米人のほうが妻を大切にしているようにも見える。日本人は、自家用車に愛情を注ぎ過ぎて、妻にまで意識が回らないのだろうか。そう考えると、ガンモのカングー熱ねもほどほどにして欲しいものである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 洗車場には、同行した女性の姿も見受けられましたが、夫婦で力を合わせて一緒に洗車に励んでいる人たちもいました。皆さん、洗車に関して実に手馴れたものであります。また、夫が洗車をしている間、お子さんのいらっしゃる若い奥さんはお子さんをあやしたりしていました。大袈裟かもしれませんが、洗車場には、様々なドラマがあるのですね。これまでほとんど足を運ばなかった世界だけに、洗車場で見た光景は、とても新鮮でありました。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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