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2009.06.14

映画『アメリカン・ビューティー 』

「ぐりーん」に乗っての記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 博多はおいしいものが多いので、お土産を買うのも迷ってしまいました。以前、博多を訪れたときは、グリコの明太子ポッキーを職場のお土産に買って帰りました。今回は、ガンモの実家のお土産を買って持って行ったばかりだったので、職場のお土産は買って帰らなかったのですが、明太子ポッキーは味もおいしく、一つ一つ包装されているので、職場のお土産としては最適だと思います。

 ちょっと古い映画をDVDで鑑賞した。この映画は確か、行き着けのレンタルDVDショップで、お勧め映画としてピックアップされている作品だった。資料によると、一九九九年の作品らしい。ある家族の崩壊を描いた作品なのだが、意外な展開が実に面白い。何しろ父親のレスターが、高校生の娘ジェーンの友達アンジェラに恋をしてしまうのだから。もちろん、そんなレスターだから、娘のジェーンからはひどく嫌悪されている。しかし、アンジェラのほうはまんざらではない様子で、「あなたのお父さんにもっと筋肉がついたら、寝てもいいわよ」などとジェーンに話している。その会話を盗み聞きしていたレスターが、妄想を膨らませながら筋肉トレーニングに励む姿がおかしくてたまらない。

 話はそれだけには留まらない。彼らの住む家の隣に、元海兵大佐フィッツの一家が越して来る。フィッツの息子リッキーは、ビデオカメラを構えて隣家のジェーンを撮影しているという変わり者。ジェーンはやがてリッキーに興味を持ち始め、二人は恋仲になる。リッキーは高校生であるにもかかわらず、麻薬の売人の仕事をしていて、多額のお金を稼いでいる。ジェーンの父であるレスターも、ひょんなことからリッキーと意気投合し、リッキーから麻薬を買うようになる。ところが、息子が麻薬の売人の仕事をしていることなど知る由もないフィッツは、レスターとリッキーが同性愛の関係にあると勘違いする。

 こうして書いてみると、まるで映画『バーン・アフター・リーディング』のように人間関係がややこしい。ご紹介した以外にも、レスターの妻キャロリンは、同業者の男性と不倫関係にあるのだから。ところが、本作ではこのようにごちゃごちゃした交友関係が、それぞれの色濃い個性を押し出すように、実にテンポ良く展開して行く。

 最後にレスターは銃殺されてしまうのだが、レスターの人生を振り返ってみると、レスターに殺意を抱いている人物が複数いることに気付く。浮気の現場を押さえられたレスターの妻キャロリン、ずっと和解することができなかった娘のジェーン、そして、息子リッキーとの同性愛を疑っている隣人のフィッツ。レスターは、彼らのうちの一人に銃殺されてしまうわけである。レスターにとって、その死の瞬間が「アメリカン・ビューティーだった」という結末なのだが、複雑な人間関係がわかりにくくならないように、実に良く錬られた作品だと言える。

 ちなみに、この作品の監督は、映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』、映画『君のためなら千回でも』(こちらは製作総指揮)のサム・メンデス監督である。過去の作品群を見ると、やはり「なるほど」と思う。見応えのある作品の制作に携わる人は、こうしていくつもの傑作を生み出すものなのだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 公開当時、ずいぶん話題になっていた作品のようですね。アカデミー賞でもいくつか賞を取った作品のだったようです。行き着けのレンタルDVDショップの店員さんのお勧め作品だけあって、芸術的な思考を刺激してくれる、良い作品でありました。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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