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2009.05.09

草食系対肉食系

ホットヨガ(一四八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 実は、ゴールデンウィーク中であるのをいいことに、ホットヨガ(一四八回目)のレッスンを受けた翌日もホットヨガのレッスンを受けたのですが、ホットヨガの記事が連続することになってしまいますので、今回は少し時間を進めて、ゴールデンウィーク明けの記事を先に書かせていただこうと思います。

 八連休のゴールデンウィークが終わり、再び仕事が始まった。五時起き生活のサイクルを守るため、連休中もできるだけ早起きを心掛けていたので、ゴールデンウィークが開けてからの出勤はそれほど苦ではなかった。

 金曜日の夜、久し振りに派遣仲間たちとソフトウェア技術者の晩餐会を開いた。メンバーは、好敵手の彼女と、私と同い年の派遣仲間、そして私の三人である。最近の私はすっかりコミュニケーション力が落ちてしまっているので、会って話をするのは、自分を入れて三人までが限度だ。ちなみに、今回の晩餐会に参加した二人とも、かつては私の今の職場で働いていた派遣社員である。

 普段、お酒をほとんど飲んでいない私も、お料理がおいしかったせいか、ゴクゴク呑んでしまった。お酒のメニューに私の大好きな梅酒の種類が豊富だったことも、私の呑みたい気持ちを掻き立ててくれたようだ。

 話をしているうちに、私と同い年の派遣仲間が、すずらんの湯のすぐ近くに住んでいることが判明した。彼女は、それほど頻繁ではないものの、平日の夜を中心にすずらんの湯に足を運んでいるそうだ。もちろん、酵素浴も利用したことがあるという。しばらく彼女とすずらんの湯の話で盛り上がっていたのだが、私が、
「何と言っても、あそこの桶風呂が好きなのよ」
と言うと、彼女は信じられないといった口調で、
「えええ? 桶風呂なんて露天風呂のはずれのほうにあって寂しいやん。それに、桶風呂に入ってる人なんてみたことないわ」
と言うのだ。今度は私のほうが驚き、
「えええ? 私が行くときは、いつも桶風呂を利用している人がいるので、近くの湯船に待機して、桶風呂が空くのを待っているのに」
と言った。彼女は、私がそれほど桶風呂が好きだというこいうことが信じられない様子だった。

 一方、好敵手の彼女は、休みの日はご主人さんと一緒に過ごしたいので、男湯と女湯が別々になっているような日帰り温泉はほとんど利用したことがないと言う。私は、
「うちは夫の仕事が休日に入ることが多いから、ホットヨガのレッスンを入れたり、そのあと、日帰り温泉に行ったりしてるよ」
と言った。私がこれほど情熱を燃やしているものであっても、彼女たちが冷静にそれを見ているというのが何となくおかしかった。すずらんの湯の近所に住んでいる派遣仲間の話からすると、平日の利用客は桶風呂を利用していないらしい。ということは、平日に足を運べば、桶風呂に入り放題なのだろうか。とは言え、仕事帰りにすずらんの湯に入るのは大変なので、おそらく実践には至らないだろう。

 さらに驚いたことに、すずらんの湯の近所に住んでいる彼女は、すずらんの湯の無料送迎バスの存在を知らなかった。近所に住んでいれば、無料送迎バスを利用する機会もないので当然のことかもしれないが、彼女にしてみれば、私が無料送迎バスの存在を明かすまでは、運転免許を持っていない私がどのようにしてすずらんの湯に通っているのか不思議でならなかったらしい。

 私は彼女に、無料送迎バスの最終バスに乗ることができなかったので、すずらんの湯の湯から三十分以上歩いてようやく見付けたバス停から鈴蘭台行きのバスに乗り込んだ話をした。すると、周辺の地理に詳しい彼女は驚いて、
「下に下るよりも、上に上って北鈴蘭台の駅まで歩いたほうが良かったのに」
と言った。しかし私は、
「無料送迎バスで北鈴蘭台の駅からすずらんの湯まで送ってもらうときに確認したけど、歩くと三十分くらい掛かるでしょう」
と反論した。ところが彼女は、
「あの大きな通りではなくて、横道を入ったところに、北鈴蘭台駅までの近道がある」
と言う。いやはや、そんなことは知らなかった。

 すずらんの湯の話でしばらく盛り上がったあと、今度は恋愛の話になった。最近、男性を修飾する新しい表現で、草食系や肉食系といった表現が流行っているが、草食系男子とは、特定の恋人は作らず、恋愛に対しても受身で、女性とは友達止まりのお付き合いを好む男性たちのことを指すらしい。

 草食系という言葉を女性に対しても使えるのだとしたら、今回の晩餐会に参加した私以外の二人はどちらも草食系だった。自分からは積極的に動かず、恋愛に対しては常に受身の姿勢を取って来たらしい。そのせいか、私のように仕事中に愛が溢れて来て、たまらず涙を流したりする経験は、これまで一度もないそうだ。昔から、私の中にはいつも激しい愛情が波打っていて、例えば好きなアーチストがいれば、何とかして接点を持ちたいと思い、積極的に行動して自分の願望を達成して来たと言った。男性を好きになれば、「ちょっと好き」などという状態はどんなときも有り得ず、絶えず好きで好きで、相手のことを想いながら、涙することもしょっちゅうだったと話して聞かせた。

 すると、草食系の二人は目を丸くして驚いていた。確か、どうしたらそんなに恋愛に対してエネルギッシュになれるのかと尋ねられたからだと思うが、
「自分の中で閉じていたものを開いてくれ人がいると思うよ」
と私が答えると、好敵手の彼女が、
「でもさあ、今は旦那さんとピッタリ合ってるかもしれないけど、旦那さん以外にも合う人が現れたらどうするの? まるみさん(実際に呼ばれたのは私の苗字)のことだから、今度はそっちに対して全開になっちゃうんじゃないの?」
と言われた。私は、
「いやあ、そんなことは絶対にないよ」
と答えたものの、何だか説得力がないまま、お店の予約時間が来てお開きになってしまった。

 帰宅してからこの話をガンモに聞かせると、
「確かにまるみは肉食系だからね」
とボソッとつぶやいた。草食系の得意とするところが「守る」ことだとすると、肉食系の得意とするところは「攻める」ことかもしれない。しかし、肉食系だって、攻めるだけで決して守れないわけじゃない。攻めることで自分と調和した対象はちゃんと守ろうとするのだ。それは、草食系の人たちにも言えることではないだろうか。普段は草食系に徹していても、いざというときは肉食系に変わることもあるはずだ。

 今回の晩餐会では、いくつもの新しい発見があった。タイプの異なる人たちが複数集まるからこそ、新しい発見があるのだ。私はこれまで、共感ベースの交流が心地良いと感じていたが、最近では、異なる視点からの対話を楽しめる余裕が出て来た。ものごとを多角的にとらえることで完成に近づくのだとすれば、一人で頑張って一つのものごとを多角的にとらえることは非常に困難なので、いくつもの魂がその作業を分担していると考えれば納得が行くのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最近、草食系男子が多いという話を聞いて、私は、「昔よりも出会いが多いからじゃないかな」と分析しました。銀塩カメラを使っていた時代は、写真を一枚一枚、丁寧に撮影していましたが、デジタルカメラが主流になってからは、一枚一枚の写真を構えて撮影しなくなりました。それと同じようなことが、男女の出会いにも起きているように思えるのです。一つ一つの出会いを軽視する行動が、自分自身にも返って来ているのではないでしょうか。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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