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2009.05.16

映画『ダイアナの選択』

ミイラ男の足(後編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 楽天市場に追加で注文しておいた商品も届き、早くも自宅用として使い始めました。ガンモが「ミイラ男の足」と表現したのは、言いえて妙ですね。(苦笑)それにしても、色が白いと汚れが目立ち易いと思うのですが、白であることに特別な意味があったりするのでしょうか。

 この作品を鑑賞したのも、今からおよそ一ヶ月以上前のことである。鑑賞する前から劇場で何度もこの映画の予告編が流れていたので、興味を持っていた。実際に鑑賞してみると、とても美しい映像に思わずため息が出そうになった。

 アメリカの高校で銃乱射事件が起こり、女子トイレで話をしていた親友同士のダイアナとモーリーンが事件に巻き込まれる。銃を持って女子トイレに押し入って来たのは、ダイアナのクラスメートの男子生徒だった。彼は、ダイアナとモーリーンに、
「二人のうちどちらかを殺す。さあ、どっちを殺す?」
と尋ねる。いわば、究極の選択である。

 堅実なモーリーンに対し、若さを持て余し、ちょっぴり擦れたような生き方を選んでいたダイアナ。不良っぽい少年との付き合いの末に妊娠し、中絶まで経験することになってしまう。そんなダイアナが自分と正反対のモーリーンとピッタリ息が合っていたのは、調和としか言いようがない。突然の銃乱射事件は、そんな調和をも乱す出来事だったわけである。

 男子生徒に究極の選択を迫られるものの、実際にどちらが殺されることになったかという映像は流れず、十五年後のダイアナと高校生のダイアナの映像が交互に映し出される。その構成から、殺されたのはダイアナの親友モーリーンで、十五年後のダイアナは、そのときの事件を心の中にずっと引きずりながら、生き残ったことに対する罪の意識を感じて生きているように見える。しかし、ラストを知ると、今まで目にした映像から組み立てたストーリーが一気に覆される。最後まで観終わった私は、狐につままれたような顔をして映画館を出た。そのとき、一緒に映画館を出た人たちも、私と同じように頭の中がはてなマークでいっぱいだったようだ。

 鑑賞し終わってから映画のレビューサイトを拝見すると、「この映画は、鑑賞し終わってからのほうが楽しめる」というレビューが目に留まった。おそらく、鑑賞直後に受けた衝撃から、この映画の本当の意味を理解しようと試みることが楽しみに繋がるのだろう。そして私はようやく気が付いたのだ。なるほど! そういうことか!

 人は、死を目前にすると、これまで生きて来た人生を走馬灯のように振り返ると言う。しかし、ダイアナの場合は・・・・・・。確かに、この結末は面白い。美しい映像は決して無駄ではなく、ダイアナの「現在」に繋がっていたのだ。

 エンドロールの中で、公式サイトで公開されている、この映画に対する監督の解釈のページにアクセスするためのキーワードが表示されていた。私はそのキーワードを記憶に留め、公式サイトにアクセスしてみた。やはり、私が感じていた通りの解釈で良かったようだ。いやはや、鑑賞直後は狐につままれたような感覚だったが、時間を掛けてこの映画を理解したとき、映画としての面白さがどんどん増して来る。そんな映画に出会えたことは、数ある映画鑑賞のうちの貴重な経験の一つである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とにかく美しい映像でしたね。「衝撃の結末」というキャッチコピーもあったようですが、「衝撃の結末」というよりは、「意外な結末」のほうがしっくり来るかもしれません。それにしても、こういう映画が受け入れられるのは、ミニシアター愛好家たちの間だけかもしれませんね。(苦笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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