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2009.05.03

すずらんの湯(11)

すずらんの湯(10)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今の時期、露天風呂の周辺にはいろいろな虫がいるようですが、小さいお子さんたちが虫を怖がっていたのが印象的でした。私たちが小さい頃は、小さな虫ならば、平気で掴んでいたように思います。今は、自然との触れ合いが少なくなって来ているため、「未知なるものは怖い」という方程式が成り立っているのかもしれません。それとも、単に私が田舎育ちだからでしょうか。(苦笑)

 健(スコヤカ)受付カウンターは、岩盤浴と酵素浴の受付カウンターである。驚かれるかもしれないが、私は生まれてこのかた、岩盤浴を利用した経験が一度もない。しかも、すずらんの湯では、岩盤浴の熱を利用したホットヨガのレッスンも開催されている。私はこのレッスンに参加したくてたまらないのだが、いかんせん、レッスンの時間帯が二十時や二十一時から一時間程度なので、残念なことに、自家用車で来ている人でなければとても参加することができないレッスンなのである。いつかガンモを巻き込んで参加してみたいとは思っているものの、五時起き生活が始まってからというもの、岩盤浴が開催されている時間帯になると既に眠いという難点もあり、今のところ、参加できる見通しは立っていない。

 私は、総合受付で引き換えてもらった酵素浴のチケットを健(スコヤカ)受付カウンターに差し出した。千九百円と印刷されているが、私が購入しているのは一回千五百円のお得な回数券である。

酵素浴のチケット(暗かったので、ちょっぴりピンボケです。ごめんなさい)

 受付カウンターの女性に、
「では、準備を整えて参りますので、お水を飲んでお待ちください」
と言われたので、いつものように水を飲もうとすると、これまで使い捨ての小さな紙コップだったのが、メラミン製(おそらくそんな材質だった)の大きなコップに変わっていた。しかも、一度使用したコップを再利用するために、番号の振られた使用済みのコップ置き場まで用意されていた。すなわち、自分の好きな番号を決めて、その番号のボックスに使用済みのコップを置いておくことで、酵素浴を利用する前と後で同じコップを再利用することができるというわけだ。

 それに加え、今回、改めて気付いたのだが、どうやら酵素浴の部屋に水を持ち込めるようになっているらしい。酵素浴はとても喉が渇くので、水を持ち込めるのはありがたい。「ご自由にお使いください」と書かれた小さなお盆があったので、私は大きなコップの中になみなみと水を注ぎ、お盆の上に載せて待機した。そして、私の名前が呼ばれると、水の入ったそのコップを持って、酵素浴の部屋へと移動した。

 今回、案内されたのは、これまで利用した部屋とは向きの異なる部屋だった。酵素浴の部屋は、通路を挟んで両側にあるのだ。私は素早く部屋の様子を写真に収めると、大急ぎで館内着を脱いですっぽんぽんになり、何食わぬ顔で米糠の入った木の箱の中に横たわった。

米糠の入った木の箱

 今回の米糠の温度は、それほど熱くはなかった。私は、人に見せるには恥ずかしい部分を米糠で覆い、係の方が入って来てくださるのを待った。しばらくすると、係の方が戻って来てくださり、私の身体の上に念入りに酵素の入った米糠を掛けてくださった。久し振りに味わう酵素浴の感覚。ああ、とても気持ちがいい。

 「では、十分後にまた参ります」
と係の方に言われ、私は部屋で一人になった。ゴールデンウィークで酵素浴の利用客も多いのか、いつもは一時間に二人だけなのに、今回は私の他にあと二人、酵素浴の利用客がいるようだった。なるほど、それで今回は部屋の向きがいつもとは違っているのかもしれない。

 米糠の温度がそれほど高くないせいだろうか。温度が熱いときは、しばしば最初の十分間は耐久レースのように感じることもあるのだが、今回はとても快適に過ごすことができた。十分経って、係の方が戻って来てくださったとき、
「あと五分お願いします」
と自然に口から出て来た。酵素浴は一回十五分の約束で行われているのだが、熱さに耐えられない人もいるため、ひとまず十分経過で様子を見て、残りの五分をどうするかを決めているのだ。

 残念なことに、今回も、初回のときのような、第二チャクラが開く、あの落ちて行くような感覚を味わうことはできなかった。やはり、ビギナーズラックだったのかもしれない。

 十五分経ち、係の方が部屋に来られて、
「では、お時間になりましたので、シャワーで洗い流してください」
と言ってくださったので、私はのろのろと立ち上がり、身体にこびりついた米糠を手で払った。そして、今回は水を持ち込んでいることを思い出し、シャワーを浴びるよりも喉の渇きを潤すことのほうが先決だと思い、お盆の上に置いておいたコップに手を伸ばした。すると、手に付いていた米糠の一部がわずかにコップの中にこぼれ落ちた。私は、「しまった!」と思ったが、とにかく喉が渇いていたので、そんなことはおかまいなしに、コップの水を飲み干した。やはり、水を飲むと生き返るようだ。

 私はシャワーを浴びて再び館内着を身に纏い、酵素浴の部屋を出た。すると、係の方が休息所に案内してくださり、コップに水と、冷たいおしぼりを用意してくださった。休息所でもう一杯お水をいただいて、冷たいおしぼりで顔を抑えて少し休んでいると、他の酵素浴の利用客が部屋から出て来た。どうやらカップルのようである。酵素浴は女性専用とは書かれていないので、おそらく男性も利用できるのだろうとは思っていたが、カップルで利用されるとはうらやましい。私は、ガンモと一緒に酵素浴を利用することをイメージしたが、ガンモは気が短い上に暑がりなので、おそらく「うん」とは言わないだろう。男性会員も受け入れている梅田店でのホットヨガでさえ、「うん」とは言ってくれないのだから。ただ、本当に仲の良いカップルが酵素浴に訪れたとき、「二人で同じ木の箱の中に入りたい」と申し出たらどうなるのだろう。二人ともすっぽんぽんの状態で木の箱の中に入るわけだが、木の箱が多少狭くても、係の人の手間はそれほど変わらないはずなので、カップル割引なるものが登場するかもしれない。

 少し休んだあと、私は休憩室をあとにして脱衣場に戻り、着替えを済ませて無料送迎バス乗り場へと向かった。行きの利用客は私だけだったが、帰りは数人の人たちが同じ無料送迎バスに乗り込んだ。こうして、充実したゴールデンウィークの初日が静かに幕を閉じたのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 考えてみれば、カップルで日帰り温泉を利用したとしても、お風呂は男湯と女湯で分かれていますし、酵素浴も別々の部屋ですので、ほとんど別行動なんですよね。待ち合わせ時間を決めて、休息所がロビーで待ち合わせるしかありません。ちなみに、同性のお友達同士で利用されている方はいらっしゃいますが、私は恥ずかしくて誰も誘えません。(笑)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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