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2009.04.23

朝日を浴びながら通勤する(4)

朝日を浴びながら通勤する(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。皆さんもまた、不況の影響を受けていらっしゃるでしょうか。企業は、生き残るための策をあれこれ模索しているようです。今後は、それらの策にどこまで順応できるかが問われることでしょう。ちなみに私の実家の母は、毎朝四時頃に起きているようですが、家事が一段落すると昼寝をしているようです。昼寝の時間を確保することができれば、朝早く起きて活動するのも苦ではないのでしょうね。私にとっては、帰宅してから少し眠るのが昼寝に相当しているのでしょうか。まあ、仕事中にコックリコックリと船を漕いでいるのは、大目に見てくださいな。(笑)

 派遣会社の営業担当が私にその後の状況を尋ねに来たのは、私が八時半出勤を始めてから五日目のことだった。営業担当が、
「その後、どうですか?」
と尋ねてくれたので、私は、
「実は、この一週間、八時半に出勤してみましたよ。毎朝五時に起きてますよ」
と答えた。すると、営業担当は、
「ええっ? 五時起きですか?」
などと、まるで初めて聞いたかのように驚いた口調で聞き返して来た。私は、「やっっぱりそうか。私が八時半に出勤するためには五時に起きなければならないことをあれほど力説していたはずなのに、予想通り、私の話をちゃんと聞いてくれてはいなかったんだ」と確信した。私は、営業担当への不信感を抑えながら、
「朝は何とか起きられるのですが、夜のほうがきついですね。もう眠くて眠くて・・・・・・。それと、朝の電車は学生さんが多くてものすごく混みます。今後も八時半出勤できるかどうか、まだ答えは出せません。正式な回答はもう少し待ってください」
と答えた。何とか八時半出勤は続けているものの、私はまだ正式な回答を出せずにいるのだ。それに対し、営業担当は、
「わかりました。企業さんもまだお時間をくださると思うので、またじっくり考えてください」
と言ってくれた。

 朝七時起きから朝六時起きに変わったとき、私はたるんだ皺(しわ)を引き伸ばすかのように、自分のペースを作り上げて来た。生活のリズムが出来上がってしまえば、目覚ましが鳴るよりも前に目が覚めるようになるものである。私はいつの間にか、目覚ましをセットした六時よりも前に目を覚ますようになっていた。ということは、この先、目覚ましをセットした五時よりも前に目が覚めるようになるのかもしれない。

 そんなことを思っていたある日のこと、四時半過ぎに自然に目が覚めた。私が自然に目を覚ますと、すぐ隣で寝ているガンモも目を覚ますことが多い。ガンモはむっくりと起き上がり、トイレに立った。そして、トイレから帰って来るや、部屋の明かりを点けたのだ。私はガンモに、
「何で部屋の明かりを点けるの?」
と尋ねた。するとガンモは、
「もう五時半過ぎだから、まるみは起きなきゃ遅刻するでしょ。遅刻したらえらいこっちゃと思って」
と言った。
「違うよ、ガンモ。まだ四時半過ぎだよ」
と私は言った。ガンモは、
「えっ? まだ四時半過ぎなの?」
と言って、慌てて時計を見ていた。

 そんなおっちょこちょいのガンモは、私が六時に起きていた頃よりも、今のほうが二度寝ができると言っている。六時に起きていた頃も、今も、ガンモが起きる七時よりも前に目覚ましをセットしているので、目覚ましが鳴るとガンモもいったんは目覚める。六時に起きていた頃は、目覚ましが鳴ってからガンモが起きるまでの間に一時間しかないので、二度寝するのが辛かったそうだ。しかし、私が五時に起きるようになってからは、目覚ましが鳴ってからガンモが起きるまでの間に二時間あるので、二度寝しやすくなったそうだ。ガンモは更に、夜寝る時間についても協力してくれるようになった。六時に起きていた頃は、一時過ぎに就寝していたのだが、最近では零時過ぎには私と一緒に布団に入って就寝するようになった。

 少しずつ通勤に慣れて来た私は、混雑を避けるため、七時よりも前に家を出るようになった。JR線に関しては、快速列車よりも普通列車を利用するほうが混雑は少なく、三ノ宮駅に着く十数分の間、席に座れることがわかった。席に座ることができれば、少しでもノートパソコンを開いて「ガンまる日記」の下書きを書くことができる。そして、神戸市営地下鉄に関しては、学生さんたちが互いに申し合わせているのか、ある特定の列車に集中して混雑していることがわかった。そこで、学生さんたちが既に列を作って乗車待ちをしているようなら、その列車を見送って列の先頭に並び、次の列車に乗るようにすれば、間違いなく席を確保できることがわかった。ありがたいことに、神戸市営地下鉄は、数分置きに運行されているのだった。

 こうしていろいろな工夫をしながら、私は何とか八時半出勤を続けている。次に派遣会社の営業担当に契約継続の意志を聞かれたら、何と答えよう。まだ本当に続けられるかどうかはわからないものの、私がここまでして仕事を続けようとするのは、常に自分の限界を知りたいからだと思う。何か困難なことに直面したとき、最初から実践せずに諦めてしまうのではなく、ひとまず実践して、自分の限界を確認する。辛いと思ったとき、それは本当に自分の限界なのかどうかを確認するのだ。そうすることで、自分の限界を広げようとしているのかもしれない。

 おそらく早起きのサイクルが出来上がってしまえば、これまでのように、平日の映画鑑賞や休日のホットヨガのレッスンにも出掛けられるはずである。私はそのときが来るのを今から楽しみにしている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 実践するまでは、自宅から一時間半も離れた職場に八時半に出勤するなんてとても無理だと思い込んでいました。しかし、実践してみれば、そこに自分なりのアレンジが加わり、次第に完成に向かって行くものなのですね。そう言えば、八時半より少し前に職場に着くと、私と同じように朝食を摂っている人たちが複数いることがわかりました。派遣仲間の一人も、自宅で朝ごはんを食べては来るものの、お腹が空いてしまうので、昼食までの間にこっそり何かを食べていると言っていました。(笑)こうしたノウハウをみんなが隠し持っているから戸惑うのであって、ノウハウを公開し合えば、「できない」と思っていることがどんどんできるようになって来る気がします。

※追記:この記事には続編があります。→朝日を浴びながら通勤する(5)

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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